ANAマイルが貯まるおすすめのクレジットカード12選

2023年12月22日

旅行や出張で航空機を利用する方は、クレジットカードでマイルを貯めることでお得に利用できる場合があります。

しかし、どのクレジットカードを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。そこで、今回はANAが発行するクレジットカード（ANAカード）の中から、マイルを効率的に貯められるカードについて紹介します。ANAカードには19種類のカードがあり、その中から自分に合ったものを選ぶことが重要です。

この記事では、自分に合ったクレジットカードを選ぶために、おすすめの12種類のANAカードを紹介します。

ANAマイルが貯まるおすすめのクレジットカード

ANAマイルが貯まるクレジットカードとしておすすめなものは、次の12種類です。ぜひ、自分の考え方やライフスタイルに合わせてカードを選んでください。

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カード	ANA JCB 一般カード	ANA JCB ワイドゴールドカード	ANA JCBカード ZERO	ANAアメックス・カード	ANAアメックス・ゴールド・カード	ANA To Me CARD PASMO JCB（ソラチカカード）	To Me CARD ゴールド（ソラチカゴールドカード）	ANAダイナースカード	ANAダイナースプレミアムカード	ANA VISA 一般カード	ANA VISA Suicaカード	ANA VISAプラチナプレミアムカード
券面
還元率	0.3%	0.3%	0.3%	0.5~2.5%	1~2％	0.5~8.9%	0.3%	1%	0.45%	0.5~3%	0.5%	1.5％
年会費(税込)	2,200円初年度無料	15,400円	2,200円初年度無料	7,700円	34,100円	2,200円初年度無料	2,200円初年度無料	29,700円	170,500円	2,200円初年度無料	2,200円初年度無料	88,000円
国際ブランド	JCB	JCB	JCB	AMEX	AMEX	JCB	JCB	Diners	Diners	Visa	Visa	Visa
申込条件	18歳以上学生不可	20歳以上安定した継続的な収入のある方	18歳以上学生不可	20歳以上	20歳以上	18歳以上本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方	18歳以上学生可	27歳以上役職者または自営の方、自家保有の方	27歳以上	18歳以上	18歳以上学生不可	30歳以上
発行時間	最短3営業日	最短3営業日	最短3営業日	約3週間	約3週間	最短5営業日	約1週間	約2～3週間	ー	約2～3週間	最短3営業日	最短3営業日
ETC	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
家族カード	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
詳細	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る

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カード	ANA JCB 一般カード	ANA JCB ワイドゴールドカード	ANA JCBカード ZERO	ANAアメックス・カード	ANAアメックス・ゴールド・カード	ANA To Me CARD PASMO JCB（ソラチカカード）	To Me CARD ゴールド（ソラチカゴールドカード）	ANAダイナースカード	ANAダイナースプレミアムカード	ANA VISA 一般カード	ANA VISA Suicaカード	ANA VISAプラチナプレミアムカード
券面
還元率	0.3%	0.3%	0.3%	0.5~2.5%	1~2％	0.5~8.9%	0.3%	1%	0.45%	0.5~3%	0.5%	1.5％
年会費 (税込)	2,200円初年度無料	15,400円	2,200円初年度無料	7,700円	34,100円	2,200円初年度無料	2,200円初年度無料	29,700円	170,500円	2,200円初年度無料	2,200円初年度無料	88,000円
国際ブランド	JCB	JCB	JCB	AMEX	AMEX	JCB	JCB	Diners	Diners	Visa	Visa	Visa
申込条件	18歳以上学生不可	20歳以上安定した継続的な収入のある方	18歳以上学生不可	20歳以上	20歳以上	18歳以上本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方	18歳以上学生可	27歳以上役職者または自営の方、自家保有の方	27歳以上	18歳以上	18歳以上学生不可	30歳以上
発行時間	最短3営業日	最短3営業日	最短3営業日	約3週間	約3週間	最短5営業日	約1週間	約2～3週間	ー	約2～3週間	最短3営業日	最短3営業日
ETC	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
家族カード	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○
詳細	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る	詳しく見る

ANA JCB 一般カード

ANA JCB 一般カードの場合、年会費は初年度無料で2年目以降は2,200円（税込）がかかりますが、入会時と継続時にそれぞれ1,000マイルがもらえます。また、ANA便を利用したときには、通常のフライトマイルに対して10％のボーナスマイルをもらえることも可能です。

また、登録型リボのスマリボに登録して1年で1回でも利用すると、1,375円がキャッシュバックされます。このサービスを利用すれば、年会費を実質825円（税込）に抑えられるでしょう。ただし、リボ払いを利用すると手数料が発生するため、手数料負担が大きくならないように注意が必要です。

カード利用額に対するマイル還元率は0.5％が基本ですが、年間5,500円（税込）のマイル移行手数料を負担すると、マイル還元率を2倍の1.0％に上げることができます。

カードの年間利用額や1マイルの価値をいくらに見積もるかによって変わりますが、仮に年間100万円を利用して1マイル1.5円と見積もれば、登録するほうがお得です。

この場合、登録をしなければ1年間で獲得できるマイルは5,000マイルですが、登録すると1万マイルが得られます。5,000マイルの差は1マイル1.5円なら7,500円に相当し、負担した手数料5,500円（税込）よりも高く還元されることになります。

ANA JCB ワイドゴールドカード

ANA JCB ワイドゴールドカードは、年間に数回以上ANA便を利用する人におすすめできるカードです。年会費は1万5,400円（税込）ですが、スマリボを利用すると5,000円のキャッシュバックを受けられるため実質10,400円（税込）になります。

ANA JCB ワイドゴールドカードは、もともとマイル還元率が1.0％です。そのため、一般カードのように移行手数料を別途負担することなく、お得にマイルを貯められます。

国内空港ラウンジを無料で利用できるほか、最高1億円の海外旅行傷害保険や最高5,000万円の国内旅行傷害保険など、充実したサービス・付帯保険を受けることが可能です。

入会時や継続時にはボーナスマイルとして2,000マイル、搭乗時にはフライトボーナスマイルとして25％がもらえます。ANA便の利用状況にもよりますが、フライトボーナスマイル10％の一般カードよりもはるかに多くのマイルを獲得できるでしょう。

ANA JCBカード ZERO

ANA JCBカード ZEROは、主要ANAカードのなかで唯一、無料で保有できるANAカードです。ただし、申し込めるのは18歳以上29歳以下と若年者に限定されています。

年会費無料で保有できるものの、入会時や継続時にもらえるボーナスマイルはなく、旅行傷害保険も付帯していません。

とはいえ、マイル還元率は0.5％のため、普段の買い物や公共料金の支払いなどに利用すれば着実にマイルを貯められるでしょう。フライトボーナスマイルも10％あるため、ANA便に乗る機会があり、年会費無料でマイルを貯めたいという人に特におすすめといえます。

ANAアメリカン・エキスプレス・カード（ANAアメックス）

ANAアメリカン・エキスプレス・カード（以下、ANAアメックス）は、原則として20歳以上でないと申し込めず、年会費が7,700円（税込）とやや高めです。

ただし、ANAアメックスの年会費が高いのは、一般カードでありながらゴールドカードほどの特典やサービスが充実しているという理由があります。

例えば、他の一般カードでは旅行傷害保険の最高補償額を1,000万円としているところ、ANAアメックスでは海外旅行傷害保険で最高3,000万円、国内旅行傷害保険で最高2,000万円という設定です。

また、アメリカン・エキスプレスは入会特典が充実している点も大きな魅力です。現在、各社が独自に実施している一般カードのキャンペーンを見ると、2,000マイルや 1万5,000マイルのプレゼントといった特典があります（2022年9月末確認時点）。

一方、アメリカン・エキスプレスでは、最大3万マイル相当が獲得できるキャンペーンを実施しています。カード利用額に応じて、大きなボーナスポイントやボーナスマイルが得られるのは大きな魅力といえるでしょう。

ANAアメックスカードに申し込む

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード（ANAアメックス・ゴールド）

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード（以下、ANAアメックス・ゴールド）は、年会費3万4,100円と安くはありませんが、入会特典で最大10万マイルが獲得できるゴールドカードです。

カード利用で貯めたポイントは有効期限がなく、移行ポイント数の制限もないため、必要なときにマイルを移行できます。一般カードでは必要な年間6,600円（税込）のマイル移行手数料もかからず、お得にマイルを貯められるでしょう。

ANA To Me CARD PASMO JCB（ソラチカ一般カード）

ソラチカ一般カードは、ANA JCB 一般カードにPASMO機能が追加されたクレジットカードです。東京メトロに乗車すると平日は5ポイント、土日祝日は15ポイントのメトロポイントを貯められます。

また、キャンペーンなどで貯めたOki Dokiポイントは通常1ポイント3マイルのレートですが、メトロポイントに交換してからANAマイルに交換すると1ポイント4.5マイルのレートで交換可能です。

ソラチカ一般カードは、メトロポイントも貯められてマイルの交換レートも良くなるため、東京メトロをよく利用する方は効率的にマイルを貯められるでしょう。

ANA To Me CARD PASMO JCBに申し込む

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD（ソラチカゴールドカード）

ソラチカゴールドカードはスペック的に、ANA JCB ワイドゴールドカードにPASMO機能を追加したようなクレジットカードです。

ソラチカ一般カードと同じく、基本はANA JCB ワイドゴールドカードとあまり変わりませんが、メトロポイントを貯められるうえに、Oki Dokiポイントのマイル交換レートが良くなっています。そのため、PASMO機能をあまり利用しない人でも、メリットを受けられるでしょう。

ANAダイナースカード

ANAダイナースカードは、三井住友トラストクラブが発行するANAゴールドカードです。ANAダイナースカードを利用して貯まったポイントは有効期限がないため、海外旅行などに向けて着実にマイルを貯められるでしょう。

また、空港ラウンジの無料利用について、国内は回数制限がなく、海外は年に10回までなら無料です。対象レストランの所定コースを2人以上で予約すれば、1人分が無料になるなど特典が充実しています。

なお、2022年11月30日までの申し込みで新規入会特典として2,000マイル、集計期間中に100万円以上利用で7万3,000マイル相当のポイントがプレゼントされる、魅力的なキャンペーンも実施中です。

ANAダイナーススーパーフライヤーズプレミアムカード

ANAダイナーススーパーフライヤーズプレミアムカードは、申し込み条件が27歳以上となっていますが、招待制（インビテーション制）のカードです。

ANAダイナーススーパーフライヤーズプレミアムカードは主要ANAカードのなかで最も年会費が高い反面、マイル還元率は1.5％と高水準に設定されています。入会・継続時には1万マイル、フライトボーナスマイルは50％と、非常にマイルを貯めやすいカードといえるでしょう。

ダイナースクラブカードはもともとステータスが高いカードとされていますが、そのなかでも限られた人しか保有できない特別なカードです。

ANA VISA 一般カード

ANA VISA 一般カードは、三井住友カードが発行するANA一般カードです。2年目からは年会費が2,200円かかりますが、登録型リボ（マイ・ペイすリボ）を利用すると割引を受けられ、実質1,127円で保有できます。

なお、ANA JCB 一般カードのマイル移行手数料は5,500円ですが、ANA VISA 一般カードでは6,600円と、国際ブランドの違いにより金額の差がある点に注意しましょう。

ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカードは機能面で見ると、ANA VISA 一般カードにSuica機能を追加したような形のクレジットカードです。

年会費も初年度無料で、2年目から2,200円がかかる点は同様ですが、マイ・ペイすリボを利用したときの年会費の割引幅が大きく異なる点に注意しましょう。ANA VISA 一般カードは割引後1,127円ですが、ANA VISA Suicaカードは割引後826円となります。

また、ANA VISA 一般カードと異なり、ANA VISA Suicaカードは家族カードを発行できない点もあらかじめ把握しておきましょう。

ANA VISAプラチナプレミアムカード

ANA VISAプラチナ・プレミアムカードは、三井住友カードが発行するANAカードプレミアムです。

年会費は8万8,000円と安くはありませんが、入会・継続時に1万マイルを獲得できるのは大きなメリットでしょう。マイル還元率は1.5％、フライトボーナスマイルは50％と、マイルを貯めやすくなっています。

ANAの国内空港ラウンジはもちろん、「プライオリティ・パス」に申し込めば、世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能です。

また、対象のレストランに2人以上でコース予約をすれば1人分が無料になる「プラチナグルメクーポン」や、プラチナ会員限定のイベントが行われる「プラチナオファー」など、その他の特典も充実しています。

陸マイラーが重視すべきクレジットカード選びのポイント

空ではなく、陸でおもにマイルを貯める「陸マイラー」が重視すべき、クレジットカード選びのポイントを紹介します。ぜひ、クレジットカード選びのポイントを押さえて、自分に合ったANAカードを見つけてみてください。

マイルでの還元率

陸マイラーが特に重視したいポイントは、マイルの還元率です。ANAカードを選んでいる人の多くが、ANAマイルを効率的に貯めたいと考えていることでしょう。

ただし、マイル還元率だけを見るのではなく、関連するその他の要素も考慮する必要があります。例えば、クレジットカード会社が実施するキャンペーンでのポイントの貯まりやすさ、そのポイントをマイルへ交換するときの交換率などです。

マイル移行の手数料

ANAの一般カードを利用して貯まったポイントは、一定の手数料を負担すると移行レートを2倍にできますが、移行手数料はクレジットカード会社や国際ブランドによって異なります。 JCBカードなら5,500円（税込）ですが、三井住友カードやアメリカン・エキスプレスは6,600円（税込）であることが一般的です。

マイル還元率が同じでも、クレジットカード会社などで負担額が異なることを把握しておきましょう。

優待サービス

ANAカードのなかでも、具体的なカードの種類によって優待サービスは異なります。例えば、年間50万円以上利用すると、ポイント付与率がアップするサービスの有無などです。 ANAカードを選ぶ際には、入会特典や会員限定イベントの充実度なども含め、総合的に比較しましょう。

年会費で決めてしまうのはもったいない

年会費の負担が小さいクレジットカードをつい選んでしまう人は多いかもしれませんが、年会費だけを見て判断するのはもったいないことです。年会費が高い分、便利なサービスを豊富に用意していたり、マイルを多く獲得できる仕組みを提供していたりすることがあります。

年会費だけでなく、マイル還元率やマイル移行手数料、優待サービスなども比較して検討する必要があるでしょう。実際にカードを利用すると、1年間でどのくらいのマイルを貯められるのか、年会費やマイル移行手数料も考慮しつつ試算してみてください。

まとめ

ANAマイルを貯めたいなら、ANAカードを作るのがおすすめです。とはいえ、ANAカードの種類は多く、それぞれ特典やサービスが異なるため、どう選べば良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。

本記事では、数あるANAカードのなかからおすすめのANAカードを厳選して紹介しています。ANAカード選びに悩んでいる方は、ぜひ今回紹介した内容を参考に、自分のライフスタイルに合った一枚を選んでみてください。

デザイン
年会費（税込）	2,200円 ※初年度無料	国際ブランド	JCB
還元率	0.5～3.0％	価値	1ポイント5円相当
ETCカード	あり	家族カード	あり
海外旅行保険	利用付帯	国内旅行保険	利用付帯
スマホ決済	Apple Pay・Google Pay	タッチ決済	対応
申込条件	18歳以上	発行日数	最短5営業日

デザイン
年会費（税込）	2,200円 ※初年度無料	国際ブランド	JCB
還元率	0.5～3.0％	価値	1ポイント 5円相当
ETCカード	あり	家族カード	あり
海外旅行保険	利用付帯	国内旅行保険	利用付帯
スマホ決済	Apple Pay Google Pay	タッチ決済	対応
申込条件	18歳以上	発行日数	最短5営業日

デザイン
年会費（税込）	15,400円	国際ブランド	JCB
還元率	0.5～3.0％	価値	1ポイント5円相当
ETCカード	あり	家族カード	あり
海外旅行保険	自動付帯	国内旅行保険	自動付帯
スマホ決済	Apple Pay・Google Pay	タッチ決済	対応
申込条件	18歳以上	発行日数	最短5営業日

デザイン
年会費（税込）	15,400円	国際ブランド	JCB
還元率	0.5～3.0％	価値	1ポイント 5円相当
ETCカード	あり	家族カード	あり
海外旅行保険	自動付帯	国内旅行保険	自動付帯
スマホ決済	Apple Pay Google Pay	タッチ決済	対応
申込条件	18歳以上	発行日数	最短5営業日

デザイン
年会費	29歳まで無料	国際ブランド	JCB
還元率	0.5～1.5％	価値	1ポイント5円相当
ETCカード	あり	家族カード	あり
海外旅行保険	無し	国内旅行保険	無し
スマホ決済	Apple Pay・Google Pay	タッチ決済	対応
申込条件	18歳以上29歳以下	発行日数	約3週間