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    JALマイルをお得に貯めるなら断然JALのクレジットカード!

    JALマイルを貯めたい場合、ショッピングマイルやフライトマイルなど、様々な形でマイルが貯まるJALクレジットカードが不可欠です。JALクレジットカードは充実したサービスを提供し、多数の提携ブランドと連携しています。

    この記事では、JALクレジットカードの種類とメリット・デメリットについて説明し、マイルを効率的に貯める方法と選び方についても紹介しています。ぜひ参考にしてください。

    目次

    JALのクレジットカードとは

    JALのクレジットカードとは

    JALが発行するカードは「JALカード」と「JALマイレージバンクカード(JMBカード)」の2種類で、そのうち、JALのクレジットカードは「JALカード」のことを指しています。

    JALカードにはいくつか種類があり、目的に応じて最適なカードを選べるのが特徴です。また、JALカードはマイルが貯めやすく、貯めたマイルは特典航空券をはじめとしたさまざまな特典と交換できます。

    JALのクレジットカードとJALマイレージバンクカードの違い

    JALのマイルを貯めるには、JALのマイレージプログラムへ参加する必要があり、専用のマイレージカードを作成しなければなりません。

    JAL発行のマイレージカードには、マイレージ専用の「JALマイレージバンクカード(JMBカード)」と、JMBカードにクレジット機能が付いた「JALカード」があります。

    マイレージプログラムに参加するだけであれば、年会費・入会金が無料のJMBカードで問題ありません。しかし、クレジット機能の付いたJALカードを作れば、さらに効率的にマイルを貯められます。

    JALのクレジットカードの種類

    JALのクレジットカードは、大きく分けると4種類が展開されています。その4種類をベースとして、さらに学生専用、20代専用など、対象者を限定した特別なカードがラインナップされているのが特徴です。

    ここでは、それぞれのカードの特徴を紹介します。

    JAL 普通カード

    デザイン
    年会費(税込)2,200円
    ※初年度無料
    国際ブランドVisa・JCB
    Mastercard
    還元率0.5~1.0%価値1ポイント1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行保険自動付帯国内旅行保険自動付帯
    スマホ決済Apple Payタッチ決済対応
    申込条件18歳以上発行日数約4週間
    デザイン
    年会費
    (税込)
    2,200円
    ※初年度無料
    国際
    ブランド
    Visa・JCB
    Mastercard
    還元率0.5~1.0%価値1ポイント
    1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行
    保険
    自動付帯国内旅行
    保険
    自動付帯
    スマホ決済Apple Payタッチ決済対応
    申込条件18歳以上発行日数約4週間

    特にこだわりがない、JALカードをまずは試したいという方向けの、スタンダードなカードです。

    年会費が2,200円(税込)と安く設定されており、基本的な機能とサービスが付いています。ただし、飛行機の利用頻度が高い場合や、より効率的にマイルを貯めたい場合は、上位カードのほうが多くのケースでお得です。

    CLUB-Aカード

    デザイン
    年会費(税込)11,000円国際ブランドVisa・JCB
    Mastercard
    還元率0.5~1.0%価値1ポイント1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行保険自動付帯国内旅行保険自動付帯
    スマホ決済Apple Payタッチ決済対応
    申込条件18歳以上発行日数約4週間
    デザイン
    年会費
    (税込)
    11,000円国際
    ブランド
    Visa・JCB
    Mastercard
    還元率0.5~1.0%価値1ポイント
    1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行
    保険
    自動付帯国内旅行
    保険
    自動付帯
    スマホ決済Apple Payタッチ決済対応
    申込条件18歳以上発行日数約4週間

    年1回以上飛行機に搭乗する方向けのカードで、年会費は11,000円(税込)です。

    普通カードと比較すると、入会搭乗ボーナス5倍、毎年の初回搭乗ボーナス2倍のマイルが付与されるほか、搭乗ごとのボーナスもアップします。

    効率的にマイルが貯められるうえに、付帯保険も充実しているのが特徴です。

    CLUB-Aゴールドカード

    デザイン
    年会費(税込)20,900円国際ブランドAMEX
    還元率1.0~2.0%価値1ポイント1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行保険自動付帯国内旅行保険自動付帯
    スマホ決済タッチ決済対応
    申込条件18歳以上発行日数約4週間
    デザイン
    年会費
    (税込)
    20,900円国際
    ブランド
    AMEX
    還元率1.0~2.0%価値1ポイント
    1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行
    保険
    自動付帯国内旅行
    保険
    自動付帯
    スマホ決済タッチ決済対応
    申込条件18歳以上発行日数約4週間

    CLUB-Aカードに、提携カード会社のゴールドサービスを備えたカードです。

    飛行機を頻繁に利用する方向けで、年会費は17,600円(税込)に設定されています。年会費が高めである分、付帯保険が非常に充実しており、旅行傷害保険は5,000万~1億円、海外旅行時の救援者費用は最高400万円です。

    また、ショッピングマイルが「普通カード」「CLUB-Aカード」の2倍貯まるので、お買い物でもJALカードを使えば、マイルを効率的に貯められます。

    JAL プラチナ

    デザイン
    年会費(税込)3万4,100円国際ブランドJCB・AMEX
    還元率1.0~2.0%価値1ポイント1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行保険自動付帯国内旅行保険自動付帯
    スマホ決済Apple Payタッチ決済対応
    申込条件20歳以上発行日数約4週間
    デザイン
    年会費
    (税込)
    3万4,100円国際
    ブランド
    JCB・AMEX
    還元率1.0~2.0%価値1ポイント
    1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行
    保険
    自動付帯国内旅行
    保険
    自動付帯
    スマホ決済Apple Payタッチ決済対応
    申込条件20歳以上発行日数約4週間

    海外を中心に飛行機を利用する方向けで、JALカード最高位のステイタスカードです。年会費34,100円(税込)で、世界の多くの空港ラウンジや、コンシェルジュサービスを無料で利用できます。

    ショッピングマイルが通常の2倍貯まるのはもちろん、付帯保険の充実度もゴールドカード以上です。旅行傷害保険は最高1億円、海外旅行時の救援者費用は最高1,000万円に設定されています。

    JALカード navi

    発行会社株式会社JALカード
    年会費在学中は年会費無料
    卒業後は普通カードに自動で切り替わる
    ポイント還元率1.0%
    ポイントの単位、価値100円で1マイル
    ポイントの種類マイル(JAL)
    国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
    追加カードETCカード
    付帯保険海外旅行保険、国内航空傷害保険
    電子マネー・スマホ決済
    利用限度額の上限10~30万円
    申し込み条件18歳以上~30歳以下
    学生専用
    大学院、大学、短大、専門学校、高専4・5年生の方
    発行日数4週間程度

    学生専用カードで、高校生を除く18歳以上30歳未満(大学院、大学、短大、専門学校、高専4・5年生)であれば年会費無料です。

    学生専用のため利用限度額は少なめですが、マイルの有効期限が在学中無期限、傷害・疾病治療費用の保険付帯、特典航空券が最大6割引で交換可能など、学生にとってうれしいサービスが盛りだくさんとなっています。

    JAL CLUB EST

    デザイン
    年会費(税込)2,200円
    ※初年度無料
    ※AMEXは6,600円
    国際ブランドVisa・JCB・AMEX
    Mastercard
    還元率1.0~2.0%価値1ポイント1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行保険自動付帯国内旅行保険自動付帯
    スマホ決済タッチ決済非対応
    申込条件18歳以上発行日数約4週間
    デザイン
    年会費
    (税込)
    2,200円
    ※初年度無料
    ※AMEXは6,600円
    国際
    ブランド
    Visa・JCB・AMEX
    Mastercard
    還元率1.0~2.0%価値1ポイント
    1マイル相当
    ETCカードあり家族カードあり
    海外旅行
    保険
    自動付帯国内旅行
    保険
    自動付帯
    スマホ決済タッチ決済非対応
    申込条件18歳以上発行日数約4週間

    20歳以上30歳未満のみが利用できる、20代専用のJALカードです。

    国内線のサクララウンジを年間5回まで利用できたり、通常36ヵ月のマイル有効期限が60ヵ月まで延長になったりと、20代のビジネスパーソンにとってうれしい特典が満載となっています。

    JALクレジットカードのメリットとデメリット

    JALカードは、クレジット機能によってショッピングなどでもマイルを貯められるだけでなく、旅行保険をはじめ会員向けの特典も豊富にそろっており、さまざまなメリットがあります。

    ここでは、JALカードを利用することで得られる多くのメリットに加え、デメリットとなる点についても見ていきましょう。

    JALクレジットカードのメリットは?

    メリットとしては「充実した付帯サービス」と「マイルの貯めやすさ」が挙げられます。 JALカードすべてに共通している付帯サービスは、旅行傷害保険です。海外旅行傷害保険は、海外での万が一の事故、病気、ケガ、携行品の盗難・破損に対応しており、国内旅行傷害保険は、公共交通乗用具の搭乗中や宿泊をともなうツアー参加時などで、ケガをした場合に補償される保険です。

    旅行傷害保険は、どちらもJALカードを保有していれば適用されるため、万が一のときの安心を担保してくれます。

    また、国内の空港店舗や成田国際空港内の免税店でJALカードを提示することで、割引サービスが受けられるのもお得なポイントです。割引サービスはJALカードの提示だけで受けられるため、現金で支払った場合も適用されます。

    最大のメリットは、マイルが貯まりやすい点です。マイレージ専用の「JMBカード」とは違い、基本のフライトマイルに加えて、搭乗時のボーナスマイルも貯まります。

    また、通常のお買い物や公共料金の支払いでもマイルが貯まるうえに、JALカードの特約店で利用すれば、さらに獲得マイルが増加するのもメリットです。入会時や更新時にもボーナスマイルがもらえるなど、マイルが貯まる仕組みが随所にあります。

    JALクレジットカードのデメリットは?

    メリットの多いJALカードですが、デメリットも把握しておきましょう。

    JALカードは、スタンダードな「普通カード」でも年会費が有料でコストがかかります。年会費無料の「JALカード navi」は、学生専用で申し込み条件に制限があるため、誰でも作れるわけではありません。

    他社のクレジットカードでは年会費無料のものも多く存在するため、コストをかけたくない場合は、年会費がデメリットとなります。

    また、JALカードのなかでなるべくコストを抑えて「普通カード」を所有した場合、マイレージ専用の「JMBカード」よりマイルは貯まりやすいですが、入門カードなだけに、還元率やサービスで上位カードには劣ってしまい、思ったよりマイルが貯まらない可能性もあるでしょう。

    JALのクレジットカードでJALマイルをお得に貯める方法

    JALのクレジットカードでJALマイルをお得に貯める方法

    JALカードでマイルを効率良く貯めるには、どのような方法があるのでしょうか?ここでは、マイルを貯める基本的な方法と、よりお得にマイルを貯める方法を見ていきましょう。

    JALグループの飛行機に乗ってJALマイルを貯める

    JALマイルを貯めるベーシックな方法は、JALのマイレージプログラムに参加して飛行機に搭乗することです。

    JALグループや提携の航空会社の飛行機を利用することで、フライト距離や運賃に応じてフライトマイルが貯まります。

    獲得できるマイルは「搭乗区間の基本マイル×運賃ごとに設定された積算率」で算出されるため、フライト距離が長く、運賃が高いほど、より多くのマイルがもらえる仕組みです。

    パッケージツアーなどを利用した飛行機への搭乗が多い場合は、「JALカード ツアープレミアム」への登録で、区間マイルの50~75%しか貯まらないパッケージツアーや、先得などの対象割引運賃でも、区間マイルの100%マイルを貯められます。

    登録料が年間2,200円必要ですが、それ以上のマイル獲得が想定できる場合、登録しておくとより効率的にマイルを貯められるでしょう。

    JALのクレジットカードを使ってJALマイルを貯める

    飛行機に乗ってフライトマイルを貯めるだけでなく、クレジット機能を使ったショッピングでもマイルを貯められます。

    飛行機に乗る機会が少ない方でも、普段の生活で使うメインのクレジットカードをJALカードにすれば、多くのマイルを獲得可能です。さらに、特約店などを積極的に使うことで、より多くのマイル獲得を目指せます。

    JALクレジットカードのショッピングでJALマイルを貯める

    ショッピングマイルは、通常200円につき1マイルを獲得できるため、使う金額が多いほどマイルも多く貯まる仕組みです。

    複数のクレジットカードを使い分けている場合は、JALカードに一本化することで、支払いの合計額を変えずに、多くのマイルを貯められるでしょう。 公共料金の支払いなどもマイルの対象となるため、口座引き落としや現金払いではなく、クレジット払いに変更しておけば、毎月効率良くマイルを貯められるのでお得です。

    ショッピングでJALマイルを貯めるならJALカードショッピングマイル・プレミアムに加入しよう

    ショッピングでマイルを効率良く貯めるなら「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に入会しましょう。

    「JALカードショッピングマイル・プレミアム」は、年会費に3,300円(税込)をプラスすることで、お得な特典が受けられる人気プログラムです。

    通常は200円で1マイルが獲得できますが、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に入会すると、100円で1マイルが獲得でき、通常の2倍のマイルが貯まります。JALのクレジットカード利用が多く、マイルをより多く獲得したい方にとっては最適なプログラムです。

    なお、上位カードである「CLUB-Aゴールドカード」や「プラチナ」のJALカードでは、プラス料金なしで「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に自動入会となります。その他のサービスや付帯保険なども考慮して、ゴールド以上のカードへの切り替えを検討してみるのもよいでしょう。

    特約店でJALのクレジットカードを使うとマイルが2倍貯まる!

    全国に多数あるJALの特約店でJALカードを利用することも、ショッピングでお得にマイルを貯める方法の一つです。

    通常200円で1マイルが獲得できるショッピングマイルですが、特約店なら200円で2マイルと、通常の2倍のマイルが獲得できます。

    そのうえ「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に入会している場合は、通常の4倍ものマイルを獲得可能です。

    JALグループ以外の代表的な特約店としては、大丸百貨店、ファミリーマート、イオン、ENEOS、マツモトキヨシ、ウエルシア、ロイヤルホスト、ノジマなどがあります。

    同じお買い物なら、特約店を上手に活用することで、より多くのマイル獲得を目指しましょう。

    Amazonユーザー必見!Amazonのお買い物でもJALマイルをお得に貯める!

    配送の速さや品ぞろえの豊富さで、普段からAmazonを利用している人も多いのではないでしょうか。実はAmazonでも、JALのショッピングマイルをお得に貯める方法があります。 JALカードの会員は、JALマイレージバンクに入会済みです。その会員が利用できる「JALマイレージモール」というオンラインショッピングモールを経由してAmazonにアクセスすると、Amazonでのお買い物でJALマイルを貯められます。

    手順としては、まずJALマイレージモールにアクセスして、ショッピングサイトのなかからAmazonを検索します。Amazonのショップ詳細ページで「JMBお得意様番号(JALカードに記載)」とパスワードを入力し、AmazonのWebサイトに移動すれば、あとはAmazonで通常どおりお買い物をするだけです。

    Amazonでの支払いをJALカードで行えば、JALマイレージモール経由のマイルと、JALカード払いのマイルを二重に獲得できます。

    ふるさと納税でもマイルが貯まる!寄付の決済がJALクレジットカードならダブルでお得

    お得な納税方法として、ふるさと納税を活用している人も多いでしょう。ふるさと納税は、自治体に寄付を行い、その自治体から返礼品を受け取るシステムです。

    JALのクレジットカードなら、「JALふるさと納税」のサイトでふるさと納税の手続きを行うことで、100円につき1マイルが貯まります。

    「JALふるさと納税」は、JALマイレージモールと同様に、マイルを二重取りできるサービスです。

    流れとしては、まず「JALふるさと納税」の会員登録を行い、JMB会員としてログインします。JALふるさと納税の会員登録をしても、JMB会員としてのログインをしないとマイルは付与されないため、注意が必要です。

    寄付したい自治体や返礼品が決まったら、寄付金の支払いをJALカードで決済すれば、ショッピングマイルも獲得できます。

    JALのクレジットカードはどれを選べば良い?

    JALのクレジットカードは大きく4種類あり、さらに学生専用カード、20代専用カードなどと細分化されているため、どのカードを選べばお得なのか、迷うことも多いかもしれません。 JALのクレジットカードを作るときは、自分にとって一番マイルを貯めやすいカードを選ぶことが重要です。ここでは選択の参考になるように、ケースに応じた最適なカードを紹介します。

    飛行機への搭乗が多くマイルを貯めたい人はこのJALクレジットカード

    飛行機への搭乗が多くマイルを貯めたい人はこのJALクレジットカード

    1年に1回でも飛行機での旅行・出張などがあれば、「CLUB-Aカード」以上のカードがおすすめです。

    「普通カード」の場合、入会搭乗ボーナスが1,000マイルなのに対して、「CLUB-Aカード」以上のカードでは5,000マイルが獲得できます。また、入会搭乗ボーナス獲得年の翌年以降にもらえる毎年初回搭乗ボーナスは、「普通カード」1,000マイルに対して、「CLUB-Aカード」以上では2,000マイル獲得できるのです。

    毎年1回でも飛行機に乗る人の場合、入会搭乗ボーナスと毎年初回搭乗ボーナスを5年間分で計算すると、「普通カード」の5,000マイルに対して、「CLUB-Aカード」以上の場合は13,000マイルとなり、大きな差となります(搭乗ごとのボーナスは除く)。

    「CLUB-Aカード」以上のカードは、フライトでのマイルの貯まり方は同じなので、ショッピングでの適用サービスや付帯保険などの内容で、必要なものを選ぶとよいでしょう。

    ショッピングがメインでマイルを貯めたいなら

    ショッピングがメインでマイルを貯めたいなら
    引用:JAPAN AIRLINES

    ショッピング利用がメインでJALマイルを貯める場合は、いかにマイルの還元率を上げるかが重要になります。この場合の必須のサービスが、マイル還元率が2倍になる「JALカードショッピングマイル・プレミアム」です。

    「JALカードショッピングマイル・プレミアム」は、年間3,300円の年会費がかかる有料のサービスですが、非常に有用なプログラムのため、マイル交換者の約8割が入会しています。また、「CLUB-Aゴールドカード」「プラチナ」の場合は、年会費の追加料金なしで自動入会になるのが特徴です。

    例えば、「CLUB-Aカード」と「CLUB-Aゴールドカード」で比較してみましょう。

    「CLUB-Aカード」の年会費が11,000円なのに対し、「CLUB-Aゴールドカード」の年会費は17,600円で、6,600円の差です。

    「CLUB-Aカード」で「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に入会する場合は、プラス3,300円がかかりますが、「CLUB-Aゴールドカード」の場合は自動入会のため、差し引くとトータルで3,300円の差になります。

    3,300円分をショッピングマイルでカバーできるのであれば、「CLUB-Aゴールドカード」を選択するのがおすすめです。 「CLUB-Aゴ-ルドカード」は年会費が高い分、空港ラウンジが利用できたり、付帯保険の上限金額が高く設定されていたりするメリットもあります。年会費のコストだけで判断せず、上位カードのマイルの貯めやすさや、サービス内容も含めて検討することが重要です。

    クレジットカードの年会費を安く抑えたいなら

    クレジットカードの年会費を安く抑えたいなら

    年会費を少しでも安く抑えたいなら、年会費が2,200円と最も安い「普通カード」がおすすめです。また、学生の場合は年会費無料の「JALカード navi」が選べます。

    しかし、年会費を抑えつつマイルを貯めるという目的を考えると、「普通カード」は上位カードと比較してマイルを貯めづらい可能性がある点に注意が必要です。

    例えば、月に約10万円のショッピング利用、年1回の飛行機利用と仮定して計算してみましょう。

    「普通カード」で「JALカードショッピングマイル・プレミアム」未入会の場合、年間120万円のショッピング利用で6,000マイル、年1回の飛行機利用で1,000マイル獲得できるため、合計7,000マイルです(搭乗ごとのボーナスは除く)。

    一方「CLUB-Aカード」で「JALカードショッピングマイル・プレミアム」未入会の場合、年間120万円のショッピング利用で同じく6,000マイル、年1回の飛行機利用で5,000マイル獲得できるため、合計11,000マイル獲得できます(搭乗ごとのボーナスは除く)。

    これを5年間継続した場合、「普通カード」では、ショッピングで30,000マイル、搭乗は5,000マイル獲得で合計35,000マイル、「CLUB-Aカード」では、ショッピング30,000マイル、搭乗は13,000マイル獲得で合計43,000マイルになり、その差は8,000マイルです。

    年会費の差が「11,000円―2,200円」で8,800円となり、5年間では44,000円になります。

    電子マネーに換算する場合は1マイル=1円のため、マイルの差額8,000マイルは8,000円分です。年会費の差額が44,000円なので、「普通カード」のほうが36,000円ほどお得になることがわかります。

    しかし、実際にはマイルを換金率の低い電子マネーではなく、航空券に変える場合が多いでしょう。東京―沖縄間の航空券だと、往復で15,000マイル必要です。正規料金は片道約5万円なので、往復で10万円かかるとすると、1マイル=約6.6円に換算できます。

    「普通カード」と「CLUB-Aカード」のマイルの差額が8,000マイルなので、航空券として円に換算すると52,800円分です。年会費の差額が44,000円のため、今度は「CLUB-Aカード」のほうが8,800円ほどお得になることがわかります。

    航空券は定価でなく割引購入のケースが多いですが、特典航空券に交換した場合は、年会費を含めても「普通カード」より「CLUB-Aカード」がお得になるケースも出てくるのです。

    このように、「普通カード」が実質的には一番安価ではない可能性もあるため、慎重に検討したほうがよいでしょう。

    学生なら年会費無料のJALクレジットカードがお得

    学生なら年会費無料のJALクレジットカードがお得

    学生の場合は、年会費が無料の「JALカード navi」をおすすめします。申し込みは18歳以上30歳未満の在学中の学生に限られますが、特典が非常に豊富です。

    在学期間中はマイルの有効期限が無制限になり、マイルの失効がなくなるため、じっくりマイルを貯められます。また、減額マイルキャンペーンとして、国内線の特典航空券が1区間たったの3,000マイルで交換できるのも特徴です。

    年会費が無料にも関わらず、普通カードと同等以上の保険も付帯されており、学生なら持っておいて損はないお得なカードとなっています。

    JALクレジットカードで充実の付帯サービスを望むなら

    JALクレジットカードで充実の付帯サービスを望むなら

    付帯保険は、上位のカードになるほど補償が手厚くなるため「CLUB-Aカード」以上がおすすめです。最高位のカードである「プラチナ」では、旅行傷害保険が最高1億円、海外旅行時の救援者費用が最高1,000万円、賠償責任も最高1億円に設定されています。

    「CLUB-Aカード」以上のカードは、補償額が大きくなるのに加え、海外航空便遅延お見舞金制度や、ゴルファー保険、ショッピング保険などが付帯されるため、さらなる安心が得られるでしょう。

    まとめ

    JALのクレジットカードは大きく4種類に分けられ、フライトやショッピングでJALマイルをお得に貯められます。

    「普通カード」は入門的な位置付けのカードのため、マイルを本格的に貯めたいのであれば「CLUB-Aカード」以上のカードを選ぶとよいでしょう。

    また、お買い物メインでマイルを貯める場合は、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」の入会が必須といえます。「CLUB-Aゴールドカード」「プラチナ」は「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に追加料金なしで自動入会となるため、空港ラウンジや付帯保険の充実も考えているなら「CLUB-Aゴールドカード」以上がおすすめです。

    JALのクレジットカードは、使い方や種類によって効率的にマイルが貯められます。自身のライフスタイルに合ったカードを検討してみてください。

    目次