フランスのクレジットカード保有率は約40%(2021年・世界銀行調べ)。日本の約70%には及びませんが、VISAやMastercardはフランスでもふつうに使えます。
フランス旅行にイチオシのカードが、エポスカード。海外旅行保険がつくハードルが低く、補償内容が充実している上、空港ラウンジが無料になる裏技があるなど、メリット盛りだくさんなので!
海外旅行のために生まれたんじゃないかと思えるほどです……。
エポスカードのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリットを図解すると、次のとおりになります。

さらに、今なら2000ポイントもらえるキャンペーンも実施中。
詳しくは、エポスカード公式サイトをご確認ください。
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また、予備として楽天カードもおすすめ。
楽天モバイルと併用した場合のメリット・デメリットは次のとおりです。
ただし、楽天カードは海外でのメリットは少なめ。
フランス旅行を念頭にどちらかを選ぶなら、やはりエポスカードのほうがおすすめです。
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以下、エポスカードと楽天カードの比較結果、フランスでクレジットカードを使う準備、フランスのキャッシュレス決済事情をシェアします。
エポスカードと楽天カードの比較

フランス旅行を念頭に、エポスカードと楽天カードを比較しました。
結果は次の表のとおりです。
エポスカード | 楽天カード | |
---|---|---|
ブランド | VISA | VISA・Mastercard・JCB・American Express |
年会費 | 無料 | 無料 |
海外旅行保険の条件 | 旅費(電車賃など)の決済など | 海外パックツアーの決済 |
補償内容(傷害死亡・後遺傷害の最高額) | 3000万円 | 2000万円 |
海外決済手数料 | 3.85% | 3.63% |
申し込み〜受け取り | 最短で申し込み当日 | 1週間〜10日程度 |
空港ラウンジの利用 | 条件を満たせば完全無料 | 有料 |
ポイント還元率(通常) | 0.5% | 1% |
やはりエポスカードのほうが海外旅行でのメリットが多く、おすすめです。
逆に楽天カードのほうが勝っているのは、ブランドの数、海外決済手数料、ポイント還元率の3点。
ただ、エポスカードのブランドはVISAなので、フランスでも全く問題ありません。
一方、海外決済手数料とポイント還元率は楽天カードのほうが有利。おすすめなのは2枚持ちして、保険適用に必要な決済にエポスカードを、買い物に楽天カードを使うことです。
海外決済手数料については、10万円決済しても差額は220円です。
以下、両カードの海外旅行保険、受け取りまでの時間、空港ラウンジの利用について比較します。
海外旅行保険を比較

ここでは、エポスカードと楽天カードの海外旅行保険を、保険が適用される条件と補償内容に分けて比較します。
保険が適用される条件
保険が適用される条件は、次のとおりです。
エポスカード | 楽天カード |
---|---|
以下のいずれかを満たす場合 日本出国前に旅行会社が発売する海外旅行ツアー(募集型企画旅行)の旅行代金を対象カードで支払った場合 日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車券を予約し、対象カードで支払った場合 日本出国前に公共交通機関(公共交通乗用具)の乗車代金を対象カードで支払った場合 日本出国後に公共交通機関の乗車代金を対象カードで支払った場合 | 日本出国前に海外ツアーの代金を楽天カードで決済した場合 |
補償内容
補償内容を比較すると、次のとおりになりました。
保険の種類 | エポスカード | 楽天カード |
---|---|---|
傷害死亡・後遺傷害(最高額) | 3,000万円 | 2,000万円 |
傷害治療費用(1事故の限度額) | 200万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 200万円 |
賠償責任(1事故の限度額) | 3,000万円(免責なし) | 3,000万円(自己負担額なし) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) | 200万円(年間限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) | なし |
受け取りまでの時間を比較

申し込みから受け取りまでの時間は次のとおり。
エポスカード | 楽天カード |
---|---|
申し込み当日(最短) | 1週間〜当日 |
エポスカードならネットで申し込んでからマルイの店舗に出向くことで、最短で当日に受け取ることができます!
急がない場合は、もちろん郵送でも受け取れます。
一方、楽天カードは郵送されるのを待つしかなく、1週間〜10日を見込む必要があります。
エポスカードなら出発間際でも間に合う可能性があるので、ぜひお試しください。
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空港ラウンジの利用について比較

空港ラウンジの利用は、エポスカードも楽天カードも基本的に有料です。
ただし、エポスカードは年会費無料のゴールドカードに切り替えることで、次の空港のラウンジが無料で使えるようになるんです!(切り替え方法は後で解説します)
- 羽田空港
- 成田国際空港
- 新千歳空港
- 函館空港
- 中部国際空港
- 大阪国際(伊丹)空港
- 関西国際空港
- 神戸空港
- 広島空港
- 松山空港
- 福岡空港
- 長崎空港
- 阿蘇くまもと空港
- 大分空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港
国内線のラウンジも使えるので、国内旅行や出張の際にも活躍してくれます。
で、気になるゴールドカードへの切り替え方法は、通常のエポスカードで一定金額を一定期間決済すること。
筆者の場合は、7万円程度を6か月連続で支払ったらゴールドカードに切り替えられました。
切り替え手数料や年会費などの手数料は一切なし。
完全無料で空港ラウンジが使える状態になったときはテンションが上がりました!
一方、楽天カードは年会費無料のカードの場合、空港ラウンジを無料で使う方法はありません。
エポスカードもすぐに無料になるわけではありませんが、絶対お得なので、時間をかけるだけの価値はあります。
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フランスでクレジットカードを使う準備

フランスでクレジットカードを使う準備は、次のとおりです。
順に見ていきましょう。
2枚以上作っておく
フランスでクレジットカードを使う準備の1つ目は、カードを2枚以上作っておくことです。
万が一、カードを紛失したり、不正利用で利用停止になったりした場合も、予備のカードが有れば安心。
また、使い分けて「いいとこ取り」をすることもできます。たとえば、次のとおり。
- エポスカード:海外旅行保険の条件を満たすために交通費(ご自宅〜空港など)を決済
- 楽天カード:1%のポイント還元を受けるために買い物に利用(エポスカードは0.5%)
エポスカードも楽天カードも年会費無料なので、2枚持ちしても財布は痛みません。
ぜひご検討ください。
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緊急連絡先をスマホに登録しておく
フランスでクレジットカードを使う準備の2つ目は、緊急連絡先をスマホに登録しておくこと。
カードをなくしたり、取られたりしたときにすぐ連絡できるようにするためです。
連絡先は以下の通り。
- エポスカード:00-800-53403333
- 楽天カード:(+81)92-474-9256
※エポスカードは通話料無料。楽天カードへの通話料は、楽天モバイルとRakuten Linkというアプリを使えば無料になります(日本の携帯や市外局番で始まる番号は通話無料です)
この電話番号を使わずに済むのがベストですが、万が一に備えておきましょう。
暗証番号を確認しておく
フランスでクレジットカードを使う準備の3つ目は、暗証番号を確認しておくことです。
特にふだん暗証番号なしで使っているカードや、そもそも普段使っていないカードについては特に注意が必要です。
フランスで暗証番号を求められても困らないように、準備しておきましょう。
フランスのキャッスレス決済事情

世界銀行公式サイトによると、フランスのクレジットカード保有率は39.8%(2021年)。日本の69.7%(同)ほどではありませんが、VISAやMastercardはふつうに使えます。
また、フランス銀行公式サイトに、次のグラフが掲載されていました。

2016年時点で現金の使用率は70%近くだったのが、2024年には43%にまで下落。
逆に、カード(クレジットカードとデビットカード)での決済は30%弱から50%近くにまで上昇しています。
今後もこの傾向が続くのか、注目したいところです。
まとめ

この記事では、フランス旅行におすすめのクレジットカードを比較し、カードを使う準備や、キャッシュレス決済事情についてシェアしました。
1枚だけ選ぶなら、おすすめはエポスカード。
メリット・デメリットは次のとおりでした。
メリットを図解すると、次のとおりになります。

海外旅行にうれしいメリットが盛りだくさんのエポスカードを、ぜひフランス旅行のお供にしてみてください。
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また、フランス旅行に必要な持ち物をまとめた記事もあります。持ち物リストのダウンロードもできるので、ぜひご活用ください。
