ドイツ旅行におすすめのクレジットカードは？エポスカードなら後悔なし

クレジットカード保有率が50%を超えるドイツ（2021年・世界銀行調べ）。日本の約70%（同）には及ばないものの、VISAやMastercardはふつうに使えます。

ドイツ旅行におすすめのクレジットカードは、エポスカードと楽天カード。

2枚持ちが最強ですが、どちらか1枚を選ぶならエポスカードが断然おすすめです。

エポスカードは、海外旅行にうれしいメリットが盛りだくさんなので。

メリット・デメリットをまとめると、次のとおりです。

特に、海外旅行保険適用のハードルが低いのが魅力的。

たとえばご自宅から空港までの交通費をカードで支払うだけでも、保険が適用されます！

さらに、今なら2000ポイントもらえるキャンペーンも実施中なので、ぜひ公式サイトでご確認ください。

一方、楽天カードは楽天モバイルと併用した場合、以下のメリット・デメリットがあります。

ポイント還元率がエポスカードの2倍になるなどのメリットがある一方、海外旅行保険は海外パックツアー代を決済しないと適用されません。

2枚持ちできるなら、保険のための支払いにはエポスカード、買い物には楽天カードを使うことで「いいとこ取り」ができます。

どちらか1枚だけ持つなら、総合的に見てエポスカードのほうがおすすめです。

以下でエポスカードと楽天カードを比較し、ドイツでカードを快適に使うコツや、ドイツのキャッシュレス決済事情をシェアします。

エポスカードと楽天カードの比較

エポスカードと楽天カードのどちらかを選ぶ前提で比較してみました。結果は表のとおりです。

	エポスカード	楽天カード
ブランド	VISA	VISA・Mastercard・JCB・American Express
年会費	無料	無料
海外旅行保険の条件	旅費（電車賃など）の決済など	海外パックツアーの決済
補償内容（傷害死亡・後遺傷害の最高額）	3000万円	2000万円
海外決済手数料	3.85%	3.63%
申し込み〜受け取り	最短で申し込み当日	1週間〜10日程度
空港ラウンジの利用	条件を満たせば完全無料	有料
ポイント還元率（通常）	0.5%	1%

結論をざっくり言えば、エポスカードのほうがドイツ旅行に圧倒的に有利です。

海外旅行保険は適用のハードルが低く、補償内容も充実。出発間際でも間に合う可能性がある上、空港ラウンジを無料で使える裏技まであるので……！

一方、楽天カードはブランドの数が多いものの、エポスカードもVISAカードなのでドイツでも問題なく使えます。

海外決済手数料も楽天カードのほうが低いのですが、10万円決済しても差額は220円。

ポイント還元率は楽天カードがエポスカードの2倍なので考えどころですが、逆に言えばここ以外はエポスカードの方が上。

やはり、総合的に見てエポスカードの方がメリットが大きいのは間違いありません。。

ここからは、エポスカードと楽天カードを以下の3項目に絞って比較していきます。

海外旅行保険から見ていきましょう。

海外旅行保険を比較

エポスカードと楽天カードの海外旅行保険を、保険が適用される条件と補償内容の2つの観点で比較します。

海外旅行保険が適用される条件

海外旅行保険が適用される条件を比べると、次のとおりになりました。

エポスカード	楽天カード
以下のいずれかを満たす場合 日本出国前に旅行会社が発売する海外旅行ツアー（募集型企画旅行）の旅行代金を対象カードで支払った場合 日本出国前に公共交通機関（公共交通乗用具）の乗車券を予約し、対象カードで支払った場合 日本出国前に公共交通機関（公共交通乗用具）の乗車代金を対象カードで支払った場合 日本出国後に公共交通機関の乗車代金を対象カードで支払った場合	日本出国前に海外ツアーの代金を楽天カードで決済した場合

エポスカードは条件が多いのですが、注目いただきたいのは3つ目と4つ目。たとえば、日本出国前に空港までの電車代とかをカードで決済するだけでも保険がつくんです！

一方、楽天カードの場合は、海外パックツアーの代金を支払わないと保険は適用されません。

金額的にも電車代よりはるかに高くなり、フライトやホテルも自由に選べないので、個人的には避けたいところです。

正直、エポスカードは良心的すぎます……！

補償内容

海外旅行保険の補償内容も、エポスカードの圧勝です。

比較した結果をまとめました。

保険の種類	エポスカード	楽天カード
傷害死亡・後遺傷害（最高額）	3,000万円	2,000万円
傷害治療費用（1事故の限度額）	200万円	200万円
疾病治療費用	270万円	200万円
賠償責任（1事故の限度額）	3,000万円（免責なし）	3,000万円（自己負担額なし）
救援者費用	100万円（1旅行・保険期間中の限度額）	200万円（年間限度額）
携行品損害（免責3,000円）	20万円（1旅行・保険期間中の限度額）	なし

ほぼすべての項目で、エポスカードが楽天カードを上回っているか、引き分けという結果になっています。

携行品損害に至っては、楽天カードではカバーされません……。

救援者費用だけは楽天カードのほうが金額が多く見えますが、年間限度額が200万円という点にご注意ください。

エポスカードの100万円は旅行1回あたりの限度額なので、年間2回旅行すれば引き分けになります。

まとめると、エポスカードは海外旅行保険がつくハードルが低い上、補償内容も充実。これだけでもエポスカードを選ぶ理由としては十分です。

受け取りまでの日数を比較

申し込んでから実際にカードを受け取れるまでの日数を比較すると、次のとおりになりました。

エポスカード	楽天カード
申し込み当日（最短）	1週間〜当日

なんと、エポスカードは最短で申し込み当日に受け取れるんです……！

ネットで申し込んでから、最寄りのマルイの店舗で受け取ればOK。

出発間際でも間に合う可能性があるので、あきらめずに申し込んでみてください。

一方、楽天カードは郵送されるのを待つしかなく、1週間〜10日ほどかかることになっています。

空港ラウンジの利用について比較

空港ラウンジの利用については、基本的にエポスカードも楽天カードも有料です。

ただ、エポスカードには空港ラウンジが無料になる裏技があるんです！

それは、通常のカードから年会費無料のゴールドカードに切り替えること（条件はあとで解説します）。

このゴールドカードがあれば、以下の空港のラウンジが無料で使えます。

国際線だけでなく、国内線のラウンジも無料の対象なので、国内旅行や出張でもラウンジが使えます。

切り替えの条件は、一定金額を一定期間カードで決済すること。

筆者の場合、7万円程度を6か月連続で支払ったところ、ゴールドカードに切り替えられました。

切り替え手数料も年会費も無料で、空港ラウンジが使えるなんて……嘘みたいな話です。

次に飛行機に乗る際は、絶対に使ってやろうと意気込んでおります！

一方、楽天カードは年会費無料のカードで空港ラウンジを無料で使う方法はありません。

エポスカードもすぐにラウンジが無料になるわけではありませんが、次の旅行（国内含む）のために今から準備しておくのもおすすめです。

ドイツでクレジットカードを快適に使うコツ

ドイツでクレジットカードを快適に使うコツは、次のとおりです。

順に見ていきましょう。

予備のカードを持って行く

ドイツでクレジットカードを快適に使うコツの1つ目は、予備のカードを持って行くことです。

カードをなくした（または取られた）場合や、不正利用があって利用停止になった場合も、予備があれば安心。

また、エポスカードと楽天カードの2枚持ちであれば、海外旅行保険のためにエポスカードで電車代を払い、（ポイント還元率が高い）楽天カードで買い物することで「いいとこ取り」ができます。

カード会社の緊急連絡先をスマホに登録しておく

ドイツでクレジットカードを快適に使うコツの2つ目は、カード会社の緊急連絡先をスマホに登録しておくことです。

万が一にでもカードを紛失した場合や盗難に遭った場合に、すぐに連絡できるようにしておきましょう。

連絡先は、次のとおりです。

暗証番号を確認しておく

ドイツでクレジットカードを快適に使うコツの3つ目は、暗証番号を確認しておくことです。

ドイツの買い物で暗証番号が必要になる可能性があるためです。

ふだん日本で暗証番号を使っていないカードや、久しぶりに使うカードを持って行く場合は、特に注意しましょう。

ドイツのキャッシュレス決済事情

ドイツは「現金主義」というイメージがあるかもしれませんが、実際にはどうなのでしょうか。

ドイツ連邦銀行の調査によると、同国の現金での支払い比率は2021年の58%から2023年には51%にまで下落。ほぼ半分程度になったということです。また、2023年には44%が「キャッシュレス派」であると回答。「現金派」は28%にとどまっています。

ちなみにキャッシュレス決済で一番使われているのはクレジットカードではなく、デビットカードでした。

クレジットカード保有率は、世界銀行公式サイトによると56.5%（2021年）と日本の69.7%（同）とはかなり差があります。が、ドイツでもVISAやMastercardは普通に使えます。

海外旅行に強いエポスカードもVISAカードなので、ドイツでも大活躍してくれます！

まとめ

この記事では、ドイツ旅行におすすめのエポスカードと楽天カードを比較し、快適に使うコツやドイツでのキャッシュレス決済事情をシェアしました。

エポスカードと楽天カードの2枚あれば最強ですが、どちらか選ぶならエポスカードがおすすめ。

次のとおり、海外旅行にうれしいメリットが盛りだくさんだからです。

今なら2000ポイントもらえるキャンペーンも実施中なので、ぜひエポスカード公式サイトをチェックしてみてください。

ドイツ旅行に必要な持ち物をまとめた記事もあります。持ち物リストのダウンロードもできますので、ぜひご活用ください。