海外旅行は、英語や現地の言葉が話せると何倍も楽しくなります。
とはいえ、忙しい毎日の中で英語学習にかける時間は限られているもの。
できれば、お金もあまりかけたくないのが本音でしょう。
そこでおすすめなのがAI英会話アプリです。
お手頃な料金で、いつでも・どこでも・何度でも英語を練習できますからね(後で詳しく解説します)。

筆者(TOEIC満点)もいろいろ使った中で、特に次の3つのアプリはおすすめできると思っています。
※このうち、ELSA SpeakとSpeakは今も使っています。
どのアプリも、海外旅行のシーンで英会話の練習が可能!
この記事では、AI英会話アプリについてかんたんに解説してから、3つのAI英会話アプリを比較しつつ紹介します。
AI英会話アプリとは?
AI英会話アプリは、その名の通り、AIと英会話の練習ができるアプリです。
スマホに話しかけるだけで、いつでもどこでも会話に付き合ってくれます。

ELSA Speakの場合、何と言っていいかわからないときは、ヒントを出してくれる機能も。

さらにしっかりしたフィードバックも魅力。


話す力を効率よくアップできます!
3つのAI英会話アプリを比較
3つの英会話アプリを比較し、表にまとめました。
ELSA Speak | Speak | スピークバディ | |
---|---|---|---|
料金(月間プラン) | 3,380円 | 5,800円 | 3,300円 |
料金(年間プラン) | 27,800円 | 29,800円 | 23,800円 |
発音判定の精度 | 高い | 低い | 低い |
AI英会話の自由度 | 高い | 高い | 低い |
操作方法 | わかりづらいことも | 普通 | わかりやすい |
その他の特徴 | 英会話以外の機能も充実 | ビデオレッスンがわかりやすい | 単語や表現のレッスンがある |
※3社ともプレミアムプランの料金です、
総合的に見ると、ELSA Speakがいちばんのおすすめです。
発音判定の精度もAI英会話の自由度も高いので、英語を鍛えることを考えればELSA Speak一択。
正直、アプリのデザイン(UI)が変わったばかりで、操作方法がわかりづらいことはあるのですが……これは慣れの問題ですし、機能が充実しているので目をつぶれるレベルです。
さらに、料金もスピークバディよりも高めですが、年間プランは半額セールをちょくちょく行っているので、そのタイミングで申し込めばダントツでお得。
そんなわけで、ELSA Speakがいちばんのおすすめです。
ELSA Speakは、金曜から日曜にかけてセールをしていることが多いようです。
こちらで料金を確認して、セール中でなければ下のボタンでGoogleカレンダーのリマインダーを設定することもできます。
ボタンを押したら、あとは日時を設定するだけ。ひとまず、次の金〜日の余裕がある日時に設定しておきましょう。
次は、各アプリのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
ELSA Speakのメリット・デメリット
ELSA Speakは、Googleが出資したことで話題になりました。
2024年には、ChatGPTやGeminiとともに、世界の生成AIモバイルアプリTop50に選出されるほどの実力を備えています。
ELSA Speakのメリット・デメリットは、次のとおりです。
メリットから見ていきましょう。
ELSA Speakのメリット
ELSA Speakのメリットは、次の3点です。
順に解説します。
発音判定の精度が高い
ELSA Speakのメリットの1つ目は、発音判定の精度が高い点です。
もともと発音矯正アプリとしてスタートしたので、その精度は折り紙つき。
発音をきちんと学ぶと、いざ海外で話したときに伝わらなくて焦る……というケースも激減します。
……とわたしが言っても説得力がないので、次のポストをお読みください。
このポストは、PRのためではなく、純粋にELSA Speakのすごさを伝えていらっしゃいます。
さらに、ELSA Speakは、発音を判定するだけでなく、どうすれば改善できるかもしっかり教えてくれるんです。
たとえば、「travel」をあえて「トラベル」と発音してみたときの動画がこちらです。
ちゃんとツッコミが入るだけでなく、それぞれの音についてフィードバックしてくれるのがわかります。
そして、フィードバックを頭に入れて発音するとスコアアップできました!
わたしはELSA Speakを1年半以上使っていますが、発音のスコアが上がると今でもうれしくなります。
例は単語の発音判定ですが、もちろん文レベルでも同じように判定してくれます。
英会話の自由度も高い
ELSA Speakのメリットの2つ目は、AI英会話の自由度も高い点です。
本題と外れたことを話してもちゃんと拾ってくれて、それなりの回答を返して、また本題に戻ってくれます。
他社で言うと、特にスピークバディは自由度が低め。AIが自己紹介をし、名前を聞いてきたので、「I’m Sato. Nice to meet you.」と答えたら、また名前を聞いてきたんです……。名前だけ答えると、やっと次に進めました。
ELSA Speakなら自由度が高く、自然な会話が楽しめます。
英会話以外の機能も充実している
ELSA Speakのメリットの3つ目は、英会話以外の機能も充実している点です。
特にSpeech Analyzerという機能がすごくて、自由に話した英語を徹底分析(そして改善方法もフィードバック)してくれるんですよ!

洋学のカラオケの練習から音読やシャドーイング、プレゼンの準備まで、使いみちは無限に広がります。
個人的には、ELSA Speakの隠れた神機能だと思っています!
ELSA Speakのデメリット
ELSA Speakのデメリットは、次の1点のみ。
- 操作方法がわかりづらいこともある
詳しく解説します。
操作方法がわかりづらいこともある
ELSA Speakは、最近アプリのデザイン(UI)が変わりました。
この変更により、操作方法が分かりづらいと感じることがあります。
たとえば、ホーム画面のメニュー。

「今日は何に取り組みたいですか?」の下に「コース」「AIコーチと話す」「ロールプレイ」の3つがあるのですが、メニューはこれで全部じゃないんです……。
もうひとつのメニューは、画面右上のコンパスのアイコンをタップすると出てくる謎仕様。
とはいえ、慣れれば問題ありませんし、どんどん改善に取り組んでいるようです。
メリットを考えると、個人的には目をつぶれるレベルです。
ELSA Speakの申し込みは、次のボタンからどうぞ。
Speakのメリット・デメリット
Speakはシリコンバレー発のAI英会話アプリ。
メリット・デメリットは、次のとおりです。
順に見ていきましょう。
Speakのメリット
Speakのメリットは、次の1点です。
- ビデオレッスンがわかりやすい
詳しく解説しますね。
ビデオレッスンがわかりやすい
Speakにあって、ELSA Speakにもスピークバディにもない機能、それがビデオレッスンです。

講師の方がレッスンを進め、途中で話すように促してくれるんです。

正解すると、次のような画面に。

本当にレッスンを受けているような感覚で、楽しく英会話が学べます!
Speakのデメリット
Speakのデメリットは、次の1点です。
- 発音判定の精度が低い
詳しく見てみましょう。
発音判定の精度が低い
Speakの発音判定は精度が低いと感じます。
たとえば、次の画像では、「homemade soup」と言ったことになっていますが、実は「homemade food」と発音したんですよ……。

あと、文を読む練習では、発音できたところから色が変わるのですが、まだ「weekend」と言っていない段階で色が変わったり……。

あと、フィードバックも的確とは言えません。
次の例では、「h」ではなく「m」に問題があるのに、「h」の発音の仕方を教えてくれています。

発音判定については、ELSA Speakの圧勝です。
ただ、ビデオレッスンに価値があると感じているので、わたしは今でもELSA SpeakとSpeakを併用しています。
スピークバディのメリット・デメリット
スピークバディは、3社の中で唯一の日本発のアプリ。メリット・デメリットは、次のとおりです。
メリットから解説していきます。
スピークバディのメリット
スピークバディのメリットは、次の1点です。
- 操作方法がわかりやすい
詳しく解説しますね。
操作方法がわかりやすい
スピークバディは、操作方法がわかりやすいのがメリット。

どこをタップすれば何ができるか、一目瞭然です。

日本発のアプリだけあって、細かいところまで作り込まれている感があります!
スピークバディのデメリット
一方、スピークバディのデメリットは、次の2点です。
詳しく見ていきましょう。
スピークバディは使わなくなってしばらく経つので、今は改善されている可能性もあります。
発音判定の精度が低い
スピークバディのデメリットの1つ目は、発音判定の精度が低い点です。
たとえば「starting」や「restaurant」を「スターティング」「レストラント」とカタカナに直して読んだら、「Perfect」と判定されたんです……。
一方、ELSA Speakではしっかりツッコミが入りました。

やはり発音判定の精度は、ELSA Speakがダントツです。
英会話の自由度も低い
スピークバディのデメリットの2つ目は、英会話の自由度も低いこと。
たとえば、こんなことがありました。
AIが先に自己紹介をし、名前を聞いてきたので「I’m Sato. Nice to meet you.」と言うと……。
また名前を聞いてきたんです。
何回試してもそのたびに名前を聞かれ、「I’m Sato. 」と答えたらやっとOKが出ました。
「Nice to meet you.」が余計ということですよね……。
また、外国語の学習方法を聞かれたので「ELSA Speakというアプリを使っています。このアプリを知っていますか?」と答えたところ、「日本語を勉強するのは難しい」との返事。会話が成立しませんでした……。
もう少し、柔軟に対応してくれてもいい気がします。
スピークバディは使わなくなってしばらく経つので、今は改善されている可能性もあります。
まとめ
この記事では、AI英会話アプリについてかんたんに解説し、3つのAI英会話アプリを比較しつつ紹介しました。
比較した結果は、次のとおりでしたね。
ELSA Speak | Speak | スピークバディ | |
---|---|---|---|
料金(月間プラン) | 3,380円 | 5,800円 | 3,300円 |
料金(年間プラン) | 27,800円 | 29,800円 | 23,800円 |
発音判定の精度 | 高い | 低い | 低い |
AI英会話の自由度 | 高い | 高い | 低い |
操作方法 | わかりづらいことも | 普通 | わかりやすい |
その他の特徴 | 英会話以外の機能も充実 | ビデオレッスンがわかりやすい | 単語や表現のレッスンがある |
いちばんのおすすめは、発音判定の精度もAI英会話の自由度も高いELSA Speak。
英会話以外の機能が充実しているのも大きな魅力です。
ELSA Speakは、金曜から日曜にかけてセールをしていることが多いようです。
こちらで料金を確認して、セール中でなければ下のボタンでGoogleカレンダーのリマインダーを設定することもできます。
ボタンを押したら、あとは日時を設定するだけ。ひとまず、次の金〜日の余裕がある日時に設定しておきましょう。
AI英会話で英語力を鍛えて、自分の言葉でコミュニケーションを取り、海外旅行をより楽しみましょう!