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注文書ファクタリングとは?仕組みやおすすめの業者紹介

ファクタリングは、売掛債権をファクタリング業者に買い取ってもらい、資金調達を行なう方法の一つで、一般的には請求書が売掛債権として用いられます。

しかし、ここ数年で、注文書を売掛債権として、買い取る業者も出てきています。

注文書ファクタリングは、案件の注文を受けた時点で発行される注文書をファクタリング業者に売却し、資金調達を行なう方法です。注文書ファクタリングは、請求書ファクタリングよりも早い段階で資金を調達できる点がメリットです。

この記事では、注文書ファクタリングの概要と、注文書ファクタリングが可能な以下のおすすめ業者について解説します。

また、注文書ファクタリングを利用する際の流れや、審査通過のポイントについても解説します。

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目次

注文書ファクタリングとは?

注文書ファクタリングとは?

注文書ファクタリングとは、ファクタリング業者に対して、注文書を売却して資金を調達する方法です。

従来の請求書ファクタリングは、商品やサービスを納品したあとに発行される請求書で行なわれるため、商品やサービスの納品が完了していないと利用できませんでした。

一方、注文書ファクタリングは、注文を受けた時点に発行される注文書で資金調達が可能です。そのため、請求書ファクタリングよりも素早く資金調達をできるメリットがあります。

種類資金調達ができるタイミング
請求書ファクタリング商品やサービスを納品したあと
注文書ファクタリング注文を受けたあと

注文書ファクタリングの仕組み

注文書ファクタリングが利用できる仕組みや流れは、以下のとおりです。

①注文書の発行:ファクタリング利用者が顧客から注文を受け、顧客から注文書を発行してもらう

②注文書をファクタリング業者へ売却:注文書をファクタリング業者に売却する。注文書の金額からファクタリング手数料が差し引かれた金額が入金される

③納品と請求書の発行:ファクタリング利用者は商品やサービスを顧客に納品し、その後請求書を発行する

④売掛金の回収と返済:顧客が請求書の金額をファクタリング利用者に支払ったあと、ファクタリング利用者は、その売掛金をファクタリング業者に返済をする

注文書ファクタリングが利用されるシーン

注文書ファクタリングは、このようなシーンで利用されます。

  • 案件を受注したいのに、着手金を準備できない
  • 無事案件を受注したが、着手金を用意する目途が立たない
  • 大きな案件が控えているため、運転資金を用意しておきたい
  • 受注した案件を進行させるため、スタッフを雇う資金が必要
  • 請求書が発行されるまでの時間が長くなり、資金がショートしそう
  • 取引先の経営状況の悪化が懸念される

詳しくは後述の「注文書ファクタリングの利用は建設業の方におすすめ」の部分で解説しますが、注文書ファクタリングの利用具合を業種別で見ると、建設業が圧倒的に多くなっています。

建設業の次に利用しているのは、製造業です。案件が半年や年単位で進行し、売掛金の回収までに時間がかかる業種で、注文書ファクタリングが利用されています。

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注文書ファクタリングと請求書ファクタリングの違いを項目ごとに比較

ここでは、注文書ファクタリングと請求書ファクタリングの違いについて以下の項目ごとに比較します。

比較項目注文書ファクタリング請求書ファクタリング
買い取りの対象注文書請求書
手数料(相場)5〜20%2〜18%
資金調達のタイミング注文を受けたあと商品やサービスを納品したあと

なお、後述の「注文書ファクタリングは請求書ファクタリングよりも審査が厳しい!審査通過のポイントも解説」では、審査難易度の違いについても解説しているため、あわせてご覧ください。

買い取りの対象

注文書ファクタリングと請求書ファクタリングでは、以下のように買い取りの対象が異なります。

種類買い取りの対象
注文書ファクタリング注文書
請求書ファクタリング請求書

注文書ファクタリングは、案件が発生し、注文を受けた時点で発行される注文書や発注書をファクタリング業者に売却することで、資金調達をすることができます。

取引業者のなかには、注文書を発行しない業者や、案件がある程度進んでから注文書を発行する業者、納品完了後に注文書を発行する業者なども存在します。

注文書や発注書以外で仕事の受注が確認できる資料があれば、注文書ファクタリングを利用できる場合があります。

手数料

注文書ファクタリングと請求書ファクタリングでは、以下のように手数料の相場が異なります。

種類手数料の相場
注文書ファクタリング5〜20%
請求書ファクタリング2社間:8〜18%
3社間:2〜9%

注文書ファクタリングの手数料は、請求書ファクタリングよりも相場が高めになっています。

なぜなら、注文書ファクタリングは請求書ファクタリングよりも売掛金を回収する期間が長く、売掛先が倒産して、売掛金を回収できなくなる可能性が高いからです。

なお、請求書ファクタリングの手数料については以下の記事で詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。

資金調達のタイミング

注文書ファクタリングと請求書ファクタリングでは、以下のように資金調達のタイミングが異なります。

種類資金調達のタイミング
注文書ファクタリング注文を受けたあと
請求書ファクタリング商品やサービスを納品したあと

注文書ファクタリングは、注文を受けたあとすぐに資金調達ができるため、最大で180日程度入金サイトを短縮できます。

一方、請求書ファクタリングは、商品やサービスの納品後に資金調達が行なわれるため、短縮できる入金サイトは30日〜60日程度にとどまってしまいます。

このように、注文書ファクタリングは、請求書ファクタリングに比べて大幅に早く資金調達が可能です。

注文書ファクタリングは請求書ファクタリングよりも審査が厳しい!審査通過のポイントも解説

注文書ファクタリングは請求書ファクタリングよりも審査が厳しい!審査通過のポイントも解説

注文書ファクタリングは、請求書ファクタリングよりも審査が厳しく設定されています。

理由は、請求書ファクタリングよりも売掛金を回収する期間が長く、未回収のリスクが高いためです。

注文書ファクタリングの審査を通過するためには、以下の審査通過のポイントを押さえておくことが重要です。

以下で詳しく解説します。

信用力が高い売掛先の注文書を利用する

注文書ファクタリングの審査に通過するポイントの一つは、信用力が高い売掛先の請求書を利用すること。

注文書ファクタリングの審査では、売掛先が確実に売掛金を支払ってくれるかを確認するため、特に売掛先の信用力を重視しています。

倒産のリスクや未回収のリスクが少なく、信用力が高い売掛先の請求書を利用することで、審査通過がしやすくなるでしょう。

なお、信用力が高い売掛先は、以下のような特徴があります。

  • 上場企業
  • 未上場の大手企業
  • 公的機関
  • ファクタリング利用者と取引履歴が長い企業

注文書ファクタリングを利用する際は、これらの売掛先の請求書を利用しましょう。

入金予定日が6ヵ月以内の注文書を利用する

注文書ファクタリングの審査に通過するもう一つのポイントは、入金予定日が6ヵ月以内の注文書を利用するということです。

注文書ファクタリングは、一般的に入金予定日が6ヵ月以内の注文書の買い取りに対応しています。そのため、入金予定日が6ヵ月を超える注文書は審査に通りづらい傾向があります。

また、ファクタリング業者からすれば、入金予定日は長くなればなるほど、売掛金の未回収リスクが上がります。よって、入金予定日は最低でも6ヵ月以内の注文書を使いましょう。

注文書の入金予定日審査
6ヵ月以内通る可能性がある
6ヵ月を超えている通るのが難しい

注文書ファクタリングのメリット

注文書ファクタリングのメリット

注文書ファクタリングのメリットは、以下のとおりです。

なお、注文書ファクタリングを利用する際は、メリットだけでなく、後述の「注文書ファクタリングのデメリット」も一読したうえで、申し込みをしましょう。

また、「注文書ファクタリングができるおすすめのファクタリング業者6選」も後述しています。そちらの解説もあわせて参考にしてください。

仕事が始まる前に早い段階で資金調達できる

注文書ファクタリングのメリットの一つは、仕事が始まる前に早い段階で資金調達できる点です。

前述のとおり、注文書ファクタリングは、注文を受けた時点の注文書や発注書のほか、注文がわかる書類やメールなどで、資金調達をすることができます。

そのため、仕事が始まる前に早い段階で資金調達をすることができ、受注した案件を進めるための資金として利用することが可能です。利用することで資金繰りに悩まされることなく、スムーズに案件を進めやすくなるでしょう。

種類資金繰りのタイミング
請求書ファクタリング商品やサービスを納品したあと
注文書ファクタリング注文を受けたあと

支払いサイトを最大6ヵ月間短縮できる

注文書ファクタリングを利用するメリットの一つとして、支払いサイトを最大6ヵ月間短縮できる点も挙げられます。

請求書ファクタリングで取り扱っている請求書の支払いサイトは、30日〜60日であり、60日を超える支払いサイトの請求書は審査に通りづらい傾向があります。

一方注文書ファクタリングであれば、最大6ヵ月の支払いサイトの注文書でも利用できます。

種類短縮可能な支払いサイト
請求書ファクタリング最大約60日
注文書ファクタリング最大約180日

なお、ファクタリング業者も注文書ファクタリングは支払いサイトが長くなることを理解しているため、審査に通りづらいということもありません。

売掛先への通知や承諾が必要ないため利用がバレない

注文書ファクタリングを利用する最後のメリットは、売掛先への通知や承諾が必要ない点です。

請求書ファクタリングなら2社間ファクタリングと3社間ファクタリングが存在し、3社間ファクタリングの場合は取引先に通知がいき、ファクタリングを利用しているのがバレてしまいます。

しかし、注文書ファクタリングは2社間で取引が行なわれ、利用者とファクタリング業者の間でのみ契約します。そのため、売掛先への通知はなく、売掛先の承諾も必要ありません。つまり、ファクタリングを利用していることが、取引先にバレる心配がないのです。

種類取引先への通知
請求書ファクタリング売掛先へ通知がいく
(3社間の場合)
注文書ファクタリング売掛先へ通知されない
(2社間のため)

ノンリコース(償還請求権がない)契約である

注文書ファクタリングを利用するメリットの一つとして、ノンリコース(償還請求権がない)契約である点も挙げられます。

償還請求権とは、債務の責任範囲を決めず、金銭債権などを全額請求できる権利のことです。「リコース」ともいいます。

償還請求権があると、売掛先が倒産するなどの理由でファクタリング業者が売掛金を回収できなかった場合、ファクタリング利用者が売掛金を弁済しなければなりません。

種類売掛先が倒産したときの責任
償還請求権あり(ウィズリコース)売掛先の代わりに売掛金を支払う必要がある
償還請求権なし(ノンリコース)売掛先の代わりに売掛金を支払う必要はない

注文書ファクタリングは、償還請求権がないノンリコース契約のため、弁済を気にせず安心して利用できます。

注文書ファクタリングのデメリット

注文書ファクタリングのデメリット

便利な注文書ファクタリングですが、以下のようなデメリットもあります。

なお、注文書ファクタリングができる業者は後述の「注文書ファクタリングができるおすすめのファクタリング業者6選」で紹介しているため、ぜひご覧ください。

また、注文書ファクタリングに申し込む際は、前述の「注文書ファクタリングは請求書ファクタリングよりも審査が厳しい!審査通過のポイントも解説」も押さえておくことで、審査通過の可能性が高まります。

注文書ファクタリングを扱っている業者が少ない

注文書ファクタリングのデメリットの一つめは、注文書ファクタリングを扱っている業者が少ないということ。

請求書ファクタリングを扱っている業者は近年増えていますが、注文書ファクタリングはここ数年で誕生した新しいサービスのため、取り扱い業者は多くありません。

また、利用者が法人に限定されていたり、売掛先も法人のみの扱いとなっていたりするなど、取引ができる人や方法が限定されています。

なお、この記事では、後述の「注文書ファクタリングができるおすすめのファクタリング業者6選!個人事業主のおすすめも紹介」で注文書ファクタリングができる以下の業者を詳しく紹介しています。

請求書ファクタリングよりも手数料が高めになっている

注文書ファクタリングのデメリットの2つめは、請求書ファクタリングよりも手数料が高めになっていることです。

種類手数料の相場
注文書ファクタリング5〜20%
請求書ファクタリング2社間:8〜18%
3社間:2〜9%

前述したとおり注文書ファクタリングは、請求書ファクタリングよりも売掛金を回収する期間が長くなるため、売掛金の未回収のリスクが高めです。

また、注文書ファクタリングは、売掛先を含む3社間ではなく、基本的に2社間ファクタリングのため、その分売掛金の未回収のリスクが高くなってしまいます。

以上の理由から、注文書ファクタリングは、請求書ファクタリングよりも手数料が高めに設定されています。

一般的なファクタリングに比べて審査が厳しめ

注文書ファクタリングのデメリットの3つめは、一般的なファクタリングに比べて審査が厳しめになっている点です。

売掛金の回収リスクが高くなるほど、ファクタリングの審査は厳しくなります。注文書が発行された段階で申し込める注文書ファクタリングの場合、請求書ファクタリングよりも売掛金回収のリスクが高くなります。

種類審査の難易度
注文書ファクタリング未回収リスクが高いため、やや厳しめ
請求書ファクタリング売掛先に問題がなければ通りやすい

なお、注文書ファクタリングの審査では、以下の点が重視されます。

  • 発注元企業の信用度
  • 発注元企業との取引歴
  • 受注金額
  • 利用者の信用度

注文書ファクタリングでは、発注元企業(売掛先)の信用度が重視されることになります。そのため、売掛先によっては審査が通らない可能性があるでしょう。

注文書ファクタリングの利用は建設業の方におすすめ

注文書ファクタリングの利用は、特に建設業の方におすすめです。

建設業は、注文書が発行されてから作業が完了し請求書が発行できるまでに時間がかかる場合が多くあります。そのため、入金されるまでには時間がかかります。

注文書ファクタリングを利用すれば、注文を受けた時点で資金調達ができるため、受注した案件のために以下のような資金として利用することも可能です。

  • 材料費
  • 労務費
  • 機材のリース費用

また、注文書ファクタリングを利用して、すぐに資金調達をすれば、資金不足で受注できなかった案件を受注できるようになり、結果として取引先を拡大させることにつながるかもしれません。

このように、注文書ファクタリングを利用すれば、入金されるまでが長い建設業特有の資金難も払拭しやすくなるでしょう。

注文書ファクタリングができるおすすめのファクタリング業者6選!個人事業主のおすすめも紹介

ここでは、注文書ファクタリングができるおすすめのファクタリング業者を紹介します。

注文書ファクタリングができる業者を選ぶ際は、以下の点にも着目して選んでみましょう。

  • 最短入金時間
  • 手数料
  • 買取可能額
  • オンライン完結での利用可否
  • 必要書類の種類・数

なお、個人事業主でも注文書ファクタリングができるおすすめの業者はビートレーディングです。ビートレーディングは買取可能額が無制限であり、過去には3万円という少額の買取実績があるため、個人事業主の方でも利用しやすいでしょう。

【重視ポイントを絞り込み(複数選択可)】

スクロールできます
サービス 詳細 サービス対象 契約方式 審査速度 入金速度 手数料(2社間) 手数料(3社間) 必要書類 最低買取額 最高買取額 オンライン 注文書 対応地域 審査通過率 営業時間 申し込み
ビートレーディング
法人
個人事業主
2社間・3社間 最短30分 最短2時間 4~12%程度 2~9%程度 債権書類
通帳コピー
無制限 無制限 可能 対応 全国対応 非公開 9:30~18:00
(土日祝除く)
公式サイトへ
日本中小企業金融サポート機構
法人
個人事業主
2社間・3社間 最短30分 最短3時間 1.5%~ 債権書類
通帳コピー
無制限 無制限 可能 対応 全国 95%以上 9:30~18:00
(土日祝除く)
公式サイトへ
トップ・マネジメント
法人
個人事業主
2社間・3社間 最短30分 最短即日 3.5〜12.5% 0.5〜3.5% 請求書
口座入出金明細
顔写真付き身分証
決算書
30万円 3億円 可能 対応 全国 非公開 9:00〜19:00
(土日祝除く)
GMO BtoB
法人 2社間・3社間 最短2営業日 最短2営業日 1〜10% 1〜10% 売主の決算書2期分
試算表
買主の審査依頼書
取引基本契約書等
100万円 1億円 可能 対応 全国 9:00~18:00
(土日祝除く)

ビートレーディングは最短2時間で資金調達ができる

ビートレーディング
対象法人・個人事業主入金速度最短2時間
必要書類請求書・通帳手数料2.0%〜
対象法人・個人事業主入金速度最短2時間
必要書類請求書・通帳手数料2.0%〜
  • 契約方法は2者間と3者間から選べる
  • 審査は最短30分、最短2時間で入金
  • 利用可能枠の下限・上限がないので少額でも高額でもOK
  • 赤字や税金の滞納があっても利用可能
  • 累計取引件数7.1万件・取扱高1,550億円以上の実績
  • 注文書ファクタリングにも対応
公式サイトで詳細を見る

ビートレーディングは、請求書ファクタリングだけでなく、注文書ファクタリングにも対応している業者です。

申し込みから入金までは最短2時間で完了し、オンライン完結で利用できるため、スムーズに取引をすることができます。

また、申し込みに必要な書類も以下の2点のみと必要最低限の書類で済むため、書類を用意する手間もほとんどありません。

  • 注文書など債権に関する資料
  • 2ヵ月分の通帳のコピー

また、2社間ファクタリングで取引ができるため、売掛先に注文書ファクタリングの利用がバレません。

買取額も無制限とされており、これまでに3万円〜7億円の買取実績があるため、法人・個人事業主ともに利用しやすい業者です。

ビートレーディングに申し込む (公式サイトへ移動)
ビートレーディングのサービス詳細
会社名株式会社ビートレーディング
サービス対象法人・個人事業主
契約方式2社間・3社間
手数料(2社間)2社間ファクタリングは、売掛先(取引先)に知られること無くファクタリングを利用できる契約方式です。4.0%~12.0%程度
手数料(3社間)3社間ファクタリングは、ファクタリング会社と売掛先(取引先)が直接やり取りをする契約方法です。2社間よりも手数料が安くなります。2.0%~9.0%程度
審査スピード最短30分
入金スピード最短2時間
必要書類債権書類(請求書、注文書等)
通帳のコピー(2か月分)
最低買取額無制限
最高買取額無制限(最高7億円の実績)
オンライン完結可能
注文書ファクタリング対応
対応地域全国対応
審査通過率非公開
営業時間9:30~18:00(土日祝除く)
申し込み 公式サイトへ

日本中小企業金融サポート機構はスマートフォンで取引ができる

日本中小企業金融サポート機構
対象法人・個人事業主入金速度最短3時間
必要書類請求書・通帳手数料1.5%〜
対象法人・個人事業主入金速度最短3時間
必要書類請求書・通帳手数料1.5%〜
  • 一般社団法人なので1.5%~という低い手数料で利用できる
  • 審査は最短30分で回答
  • 必要書類は通帳のコピーと請求書のみ
  • 個人事業主の利用もOK
  • 2社間ファクタリングと3社間ファクタリングを選べる
  • 関東財務局長・関東経済産業局長が認定の経営革新等援機関
公式サイトで詳細を見る

日本中小企業金融サポート機構も、請求書ファクタリングだけでなく、注文書ファクタリングを取り扱っている業者です。

スマートフォンを利用して、オンライン完結で利用でき、最短3時間で資金調達が可能です。

また、審査に必要書類も以下の2点のみ。書類を用意する手間も少ない業者です。

  • 注文書など売掛金に関する資料
  • 表紙付きの通帳3ヵ月分

さらに、2社間ファクタリングで取引ができるため、売掛先に注文書ファクタリングの利用がバレる心配がありません。

買取額に下限や上限はなく、過去には3万円〜2億円の買取実績があります。日本中小企業金融サポート機構も法人だけでなく、個人事業主の方でも利用しやすいでしょう。

日本中小企業金融サポート機構に申し込む (公式サイトへ移動)
日本中小企業金融サポート機構のサービス詳細
会社名一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構
サービス対象法人・個人事業主
契約方式2社間・3社間
手数料1.5%~
審査スピード最短30分
入金スピード最短3時間
必要書類債権書類(請求書、契約書等)
通帳のコピー(3か月分)
最低買取額無制限
最高買取額無制限
オンライン完結可能
注文書ファクタリング対応
対応地域全国
審査通過率
営業時間9:30~18:00(土日祝除く)
申し込み 公式サイトへ

日税ファクタリングサービスは顧問税理士の紹介で利用できる

日税ファクタリングサービス
対象法人・個人事業主入金速度1~2週間
必要書類注文書・通帳のコピー手数料0.3%~
対象法人・個人事業主入金速度1~2週間
必要書類注文書・通帳のコピー手数料0.3%~
  • 「税理士とその関与先のために」を経営理念とする日税グループのサービス
  • 請求書、注文書、補助金、助成金、診療報酬、介護報酬のファクタリングに対応
  • 手数料は業界最低水準を実現(0.3%~)
  • 個人事業主でも利用できる(年齢によって制限される場合あり)
  • 財務情報や債権の実在性を独自の基準で審査する

日税ファクタリングは、以下のファクタリングに対応しています。

  • 請求書
  • 注文書
  • 補助金
  • 助成金
  • 診療報酬・介護報酬

顧問税理士からの紹介によって利用できるのが特徴です。税理士が関与することで、業界最低水準の買い取り手数料でのファクタリングサービス提供が可能になっています。

申し込みの際に必要な書類は以下の2点、さらに追加資料の提出を求められることがあります。

  • 注文書
  • 通帳のコピー

日税ファクタリングサービスなら、赤字や債務超過、税金や社会保険料の未払いだけで断られることはありません。金融機関から断られていても利用が可能です。

ただし、ほかのファクタリングサービスと比較して、入金までに1~2週間の時間がかかるため、入金スピードよりも手数料を重視している方におすすめです。

日税ファクタリングサービスのサービス詳細
会社名Tranzax株式会社(日税グループが委託)
サービス対象法人・個人事業主
契約方式2社間
手数料(2社間)2社間ファクタリングは、売掛先(取引先)に知られること無くファクタリングを利用できる契約方式です。0.3%~3.5%(1ヵ月~3ヵ月) 
0.5%~5.0%(4ヵ月~6ヵ月)
(7ヵ月以上は応相談)
手数料(3社間)3社間ファクタリングは、ファクタリング会社と売掛先(取引先)が直接やり取りをする契約方法です。2社間よりも手数料が安くなります。
審査スピード非公開
入金スピード1~2週間(新規利用の場合)
継続利用は最短即日
必要書類注文書
通帳
最低買取額100万円
最高買取額1億円
オンライン完結可能
注文書ファクタリング対応
対応地域全国
審査通過率非公開
営業時間9:00~17:00(土日祝除く)

トップ・マネジメントは最大1億円まで取引ができる

トップ・マネジメント
トップ・マネジメント
対象法人・個人事業主
フリーランス
入金速度最短即日
必要書類請求書・通帳
身分証・決算書
手数料0.5%〜12.5%
対象法人・個人事業主
フリーランス
入金速度最短即日
必要書類請求書・通帳
身分証・決算書
手数料0.5%〜12.5%
  • 過去の取引件数が55,000件超と多くて安心
  • 長期の売掛金にも対応していて使いやすい
  • サポート力が高く、財政体制の改善がしやすい
  • 法人・個人事業主・フリーランスと幅広く対応してくれる

トップ・マネジメントは、注文書ファクタリングにも対応しており、以下の書類があれば利用することができます。

  • 見積書
  • 受注書
  • 発注書

全国どこからでもオンラインで手続きができ、最短即日で資金調達が可能です。

また、2社間ファクタリングで利用することができるため、取引先に注文書ファクタリングの利用がバレる心配もありません。

買取額は最大1億円まで対応しているため、大きな資金が必要な法人の方でも安心です。

なお、トップ・マネジメントの注文書ファクタリングは、法人のみ利用でき、以下のように利用する条件も定められているため、申し込み前にきちんと確認しておきましょう。

  • 設立半年以上
  • 月商500万円以上
トップ・マネジメントのサービス詳細
会社名株式会社トップ・マネジメント
サービス対象法人・個人事業主・フリーランス
契約方式2社間、3社間
手数料(2社間)2社間ファクタリングは、売掛先(取引先)に知られること無くファクタリングを利用できる契約方式です。3.5%〜12.5%
手数料(3社間)3社間ファクタリングは、ファクタリング会社と売掛先(取引先)が直接やり取りをする契約方法です。2社間よりも手数料が安くなります。0.5%〜3.5%
審査スピード最短30分
入金スピード最短即日
必要書類請求書
口座入出金明細(3ヶ月程度)
顔写真付き身分証
決算書
最低買取額30万円
最高買取額3億円
オンライン完結可能
注文書ファクタリング対応
対応地域全国
審査通過率非公開
営業時間9:00〜19:00(土・日・祝除く)

GMO BtoB早払いは対面でのサポートが受けられる

GMO BtoB
GMO BtoB
対象法人入金速度最短2営業日
必要書類売主:決算書・試算表
買主:審査依頼書・取引契約書
手数料1%〜10%
対象法人入金速度最短2営業日
必要書類売主:決算書・試算表
買主:審査依頼書・取引契約書
手数料1%〜10%
  • 最高額1億円で、大きな取引でも利用しやすい
  • 注文書も請求書も買取してくれる
  • 手数料が1%からと業界最低水準
  • オンラインでも対面でも対応可能
  • 決定した限度額まで何度でも買取可能
公式サイトで詳細を見る

GMO BtoB早払いは、請求書ファクタリングだけでなく、注文書ファクタリングにも対応している業者です。

最短2営業日で資金調達をすることができ、オンラインだけでなく、対面でのサポートもしてくれるため、初めて注文書ファクタリングを利用する方でも安心して取引ができるでしょう。

また、買取額は100万円〜1億円と幅広く柔軟に対応してくれます。ただし、個人事業主の利用はできません。

なお、利用審査や買い取りをするために必要な書類が以下のように数多くあります。申し込み前にきちんと用意しておきましょう。

  • 売主の決算書2期分
  • 試算表
  • 買主の審査依頼書
  • 取引基本契約書
  • 見積書
  • 発注書
  • 請求書
  • 納品確認書(検収書)
GMO BtoBのサービス詳細
会社名GMOクリエイターズネットワーク株式会社
サービス対象法人
契約方式2社間、3社間
手数料(2社間)2社間ファクタリングは、売掛先(取引先)に知られること無くファクタリングを利用できる契約方式です。1%〜10%
手数料(3社間)3社間ファクタリングは、ファクタリング会社と売掛先(取引先)が直接やり取りをする契約方法です。2社間よりも手数料が安くなります。1%〜10%
審査スピード最短2営業日
入金スピード最短2営業日
必要書類売主の決算書2期分・試算表
買主の審査依頼書・取引基本契約書等
最低買取額100万円
最高買取額1億円
オンライン完結可能
注文書ファクタリング対応
対応地域全国
審査通過率
営業時間9:00~18:00(土・日・祝除く)

けんせつくんは建設業特有の事情なども審査の際に加味してくれる

けんせつくん
対象法人・個人事業主入金速度最短2時間
必要書類注文書・通帳手数料5%~
対象法人・個人事業主入金速度最短2時間
必要書類注文書・通帳手数料5%~
  • 建設業界専門のファクタリングサービス
  • 売掛金を最短2時間で現金化できる
  • 完全オンライン手続きで全国どこからでも利用できる
  • ほかのファクタリング業者で断られても相談に乗ってくれる

けんせつくんは、建設業界専門のファクタリング業者であり、請求書ファクタリングだけでなく、注文書ファクタリングにも対応しています。スマートフォンを利用して、完全オンラインで利用することができ、最短2時間で資金調達をすることができます。

また、取引の際は、建設業界経験者のスタッフの方が担当してくれるため、初めてファクタリングを利用する方でも安心です。

さらに、建設業特有の事情なども加味して審査を行なってくれるため、以下のような方でも利用できる可能性があります。

  • 開業したばかりの方
  • 税金を滞納している方
  • 赤字決算である方
  • 他社のファクタリング業者に断られた方
  • 銀行からの借入がある方
けんせつくんのサービス詳細
会社名株式会社ウィット
サービス対象法人・個人事業主
契約方式2社間
手数料(2社間)2社間ファクタリングは、売掛先(取引先)に知られること無くファクタリングを利用できる契約方式です。5%~
手数料(3社間)3社間ファクタリングは、ファクタリング会社と売掛先(取引先)が直接やり取りをする契約方法です。2社間よりも手数料が安くなります。
審査スピード非公開
入金スピード最短2時間
必要書類注文書
通帳
最低買取額非公開
最高買取額非公開
オンライン完結可能
注文書ファクタリング対応
対応地域全国
審査通過率非公開
営業時間9:00~18:00(土日祝除く)

注文書ファクタリングの利用の流れ

一般的に、注文書ファクタリングの利用は、以下の流れで行ないます。

  1. 取引先から注文書を受け取る
  2. 依頼する業者を決める
  3. 契約に必要な書類をそろえる
  4. 業者に申し込む
  5. 審査を受ける
  6. 契約を締結する
  7. 査定金額が振り込まれる

なお、実際の利用の流れは、ファクタリング業者によって異なる場合があります。利用する業者の公式サイトをチェックするか、申し込みの際に担当者に尋ねてください。

STEP

取引先から注文書を受け取る

注文書ファクタリングを利用するには、まず取引先から注文書を受け取る必要があります。

たとえ受注することが決まっていても、口約束だけでは注文書ファクタリングに申し込めません。注文書を受け取った段階で、初めて買い取りを依頼することができます。

STEP

依頼する業者を決める

複数の業者が注文書ファクタリングを取り扱っています。そのなかから、どこに依頼するか決めましょう。

注文書ファクタリングができるおすすめのファクタリング業者6選!個人事業主のおすすめも紹介」の項目の冒頭で述べたとおり、依頼する業者を決める際には、以下の点を確認して自分に合っているか判断してください。

  • 最短入金時間
  • 手数料
  • 買取可能額
  • オンライン完結での利用可否
  • 必要書類の種類・数
STEP

契約に必要な書類をそろえる

公式サイトの申し込みフォームや電話、メール、FAXなどで、業者に申し込みましょう。

手続きを簡単に済ませたい場合は、オンライン対応の業者を選ぶのがおすすめです。

よく話を聞いたうえで申し込みたい場合は、対面での相談や申し込みに対応している業者を選びましょう。

STEP

業者に申し込む

公式サイトの申し込みフォームや電話、メール、FAXなどで、業者に申し込みましょう。

手続きを簡単に済ませたい場合は、オンライン対応の業者を選ぶのがおすすめです。

よく話を聞いたうえで申し込みたい場合は、対面での相談や申し込みに対応している業者を選びましょう。

STEP

審査を受ける

下のどちらかです。

  • オンラインでの審査
  • 対面での審査

また、業者によっては、審査のために以下のような手続きが行なわれる可能性があります。

審査手続き内容
ヒアリング審査時に「ファクタリング契約をしても問題ないか」を判断するため、売掛先や売掛金についてのヒアリングが行なわれる
面談見積もり内容など契約に関する点を対面で確認する

申し込み前に、業者の契約の流れを確認しておくと安心です。

審査結果が知らされるまでにかかる時間は、業者によって異なります。数時間で結果がわかることもあれば、最短1営業日、1週間程度などさまざまです。

STEP

契約を締結する

無事審査を通過したら、契約を締結します。

契約の際には通常、対象となる債権や金額、契約解除の条件などを書面にまとめて、契約書を取り交わします。

なお、契約にあたって印鑑証明書や納税証明書、登記簿謄本が必要になるケースもあります。これらの書類は取得に時間がかかるため、事前に業者に確認しておくとよいでしょう。

STEP

査定金額が振り込まれる

契約を締結したら、査定金額が指定の銀行口座に振り込まれます。

正確には、「債権の買い取り額から手数料を差し引いた金額」が、実際に振り込まれる金額です。

売掛先から売掛金が振り込まれたあとは、ファクタリング業者に売掛金を振り込みます。

  1. 査定金額が指定の銀行口座に振り込まれる
  2. 売掛先から売掛金が入金される
  3. ファクタリング業者に売掛金を振り込む

これで取引は完了です。

この記事で伝えたかったこと

注文書ファクタリングは、注文を受けた時点で現金化できる、便利な資金調達方法です。

特に建設業や製造業など、案件が半年以上にわたり、売掛金の回収までに時間がかかる業種で多く利用されています。

ただし、請求書ファクタリングと比べると、注文書ファクタリングを扱っている業者は多くありません。

依頼する業者を選ぶ際には、「注文書ファクタリングができるおすすめのファクタリング業者6選!個人事業主のおすすめも紹介」で紹介した業者のなかから選んでみてください。

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