「正社員を目指して未経験の仕事に挑戦したいけど、自己PRが全然思いつかない!」と、悩んでいませんか。
この記事では、そんなあなたのために、未経験の職種や業界にも通用する自己PR作成のコツをお伝えします。
さらに、すぐに使える自己PRの例文やどのような職種・業界でも「強み」として使える「ポータブルスキル」の見つけ方も紹介。この記事を読んで、自己PRの不安や悩みを解消し、自信を持って就職活動を進めていきましょう。
「未経験だから自己PRが書けない……」は大きな誤解!
未経験の職種や業界に飛び込むのは、どのような人にとっても勇気がいることです。
これまで正社員経験がないのであれば、なおさら、大きな不安を感じてしまうのも無理はありません。
しかし、あなたが「未経験」や「フリーター経験しかない」ということを理由に「自分にアピールできることなんてない」と考えているのなら、それは大きな誤解です。
自己PRはあなたの「強み」を表現するもの。アルバイトであろうと正社員であろうと、あなたが経験してきたすべてが自己PRに使える「タネ」になってくれます。
企業が「未経験者」に期待していることとは?
未経験者の採用は、経験者を採用する場合に比べて「育成に時間がかかる」「仕事が合わないという理由で辞めてしまう可能性が高い」などのデメリットがあります。
しかし、それでも企業が未経験者を採用するのは、未経験者だからこそ期待していることがあるからです。
例えば、未経験者には「強い成長意欲」が期待できます。
「未経験だけど挑戦してみたい」という気持ちを持って就職活動をしているため、経験者に比べて「入社後も慢心せずにしっかり学んで成長してくれるはず」という期待感があります。
また、未経験者が学ぶ意欲を持って積極的に行動する姿は、今働いている社員にも良い刺激を与えることが期待できます。
「未経験者だから……」とおよび腰にならず、未経験者だからこそ会社に貢献できることがあると考えましょう。
あなたのフリーター経験にも「強み」は隠れている!
「未経験者でも企業側に採用のメリットがあることはわかったけど、自分はフリーター経験しかないし……」と、弱気になっている人もいるかもしれません。
しかし、その必要はありません。
自己PRで伝えるのは「これまでの経験から何を学び、どう成長してきたか」「これからどう会社に貢献していけるのか」ということです。
これまでフリーター経験しかなくても、その経験を通して育んだあなたの「強み」が本物なら、十分にアピールの材料になります。
「自分に強みなんかない」と思っている人も安心してください。
「強みがない」のではなく「見つかっていない」だけです。
この記事を読んで、あなたの隠れた「強み」を見つけ出しましょう。
この記事でわかる!未経験からの自己PR作成3つのポイント
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書 No.213」によると、25歳から34歳の間にフリーターから正社員に移行できた人の割合は、66.6%。7割近くの人が就職活動を成功させています。
「どうせ、フリーター経験しかない自分を雇ってくれる会社なんてない」などというネガティブな思い込みは、ここまでにしましょう。
この記事を読めば、未経験の仕事に挑戦するときの自己PR作成のポイントがわかります。
「自分にもできるかもしれない」という前向きな気持ちで、自己PR作成のコツをしっかりと身に付けていきましょう。
【ステップ1】未経験の自己PR、まず何から始める?自分の「武器」を見つけよう
どのような会社に挑戦するとしても、あなた自身の武器がわからなければ戦いようがありません。
ここでは、自己PR作成の最初のステップ「自己分析」の仕方を紹介します。
手元に紙とペンを用意して、記事を読みながら、これまでの自分についてゆっくり振り返っていきましょう。
これまでのアルバイト経験を振り返る:どのような仕事をしてきた?
あなたがこれまでしてきたアルバイト経験は、どのようなものでしょうか。
以下を手本に、アルバイトごとに「アルバイトの期間」「仕事の内容」「特にがんばったこと」「工夫したこと」「アルバイトを通して身に付いたと思うこと」を書き出してみましょう。
アルバイト | 倉庫内作業 |
アルバイトの期間 | 1年間 |
仕事の内容 | 荷下ろし、積み込み、仕分け、ピッキング |
特にがんばったこと | 常にミスなく正確に進めるよう心がけた。 女性が多い職場だったので力仕事を率先してやるようにした。 |
自分なりに工夫したこと | できるだけ効率が良くなるように、動線などを工夫した。 改善案を受け入れてもらえるように説明の仕方を工夫した。 |
アルバイトを通して身に付いたと思うこと | コミュニケーション能力、仕事を効率化するスキル |
「ポータブルスキル」を発掘!未経験でも活かせる汎用的な強みとは?
「ポータブルスキル」とは、コミュニケーション能力やスケジューリング能力、課題解決力など、職種や業界を問わずに活用できるスキルのことです。
アルバイト経験を振り返って書き出した「アルバイトを通して身に付いたと思うこと」のなかから「ポータブルスキル」を探してみましょう。
おもな「ポータブルスキル」は、「コミュニケーション能力」「課題解決能力」「学習意欲」「主体性」「継続力」「基本的なパソコンスキル」などです。
あなた自身の「ポータブルスキル」と、そのスキルが身に付いたエピソードを一緒に文章化しておけば、どのような企業を受験するときでもあなたの「強み」として使うことができます。
なぜその「未経験の仕事」に挑戦したい?熱意と志望理由を明確にする
未経験の職種や業界に飛び込むのなら、より明確にしておかなければならないのが志望理由です。
これまで経験したアルバイトと関係のある仕事ではなく、あえてまったく経験のない職種や業界を選んだ理由は、採用担当者を納得させられるくらい説得力のあるものでなくてはなりません。
もし、一番の志望理由が「給料が高い」「安定している」などの勤務条件だとしても、採用担当者にそのまま伝えるのはNG。
「こんな仕事がしてみたい」「この仕事なら自分の力を活かせると思った」など、あなたの熱意が伝わる志望理由を用意しておきましょう。
【ステップ2】採用担当者に響く!未経験者向け自己PRの基本構成
次のステップは、自己PRを書くための基本構成について知ることです。
「強み」やエピソードが良くても、伝え方を誤るとアピールにならないどころか採用担当者に悪い印象を与えてしまう可能性があります。
基本構成をしっかり守って、あなたの良さを最大限アピールできる自己PRを作りましょう。
基本は「結論ファースト」!最初にあなたの「強み」を提示
書類選考でも面接でも、質問をされたらまず「結論」を簡潔に述べましょう。
「結論」を最初に伝えることは「私は今からこれについて話をします」と、相手にゴールを知らせることです。
ゴールをあらかじめ知らせておけば、たとえその後のあなたのエピソードが多少長くなってしまったり、多少突飛なものであったりしたとしても「最初に言ったゴールに向かって話をしている」という前提があるので、採用担当者は困惑せずにあなたの話に耳を傾けることができます。
自己PRのゴール、つまり結論は、あなたの「強み」です。
まずは「私の強みは〇〇です」と、伝えることから始めましょう。
次に、その「強み」が身に付いたエピソードや、「強み」が活きたエピソードを入れ、最後に入社後の貢献意欲を表現すると、伝わりやすい自己PRが完成します。
PREP法を活用した構成例(結論→理由→具体例→結論)
PREP法は、ビジネスの場で使われる伝え方の手法の一つです。
「結論→理由→具体例→結論」の順番で伝えることにより、伝えたいメッセージをより明確にし、説得力を持たせる効果があるといわれています。
このPREP法を就職活動の自己PRに反映していくコツを、順を追って紹介します。
結論:会社で活かせる自分の強み
先ほどお伝えしたように、まずは「結論」を述べましょう。
どこにたどり着くかわからない話よりも、最初にゴールを明示している話の方が、聞く側にとってより理解がしやすいためです。
「私の強みは〇〇です」と、簡潔に伝えるようにしましょう。
なお、「強み」はその会社で活かせるものでなければなりません。
あなたが「自分の一番の強み」と思っているものであっても、会社側が必要としていない「強み」であればアピールにはなりません。
逆に、あなたが「強みと言うほどのものでは……」と感じていても、会社側にとっては魅力的な「強み」である場合があります。
どの「強み」を使うかをよく見極めて、あなたと会社がマッチしていることを採用担当者に伝えられるようにしましょう。
理由・具体例:その強みが形成された具体的なエピソード
「結論」の次に述べるのが「理由・具体例」です。
あなたがその「強み」を身に付けたエピソードや、その「強み」が活きたエピソードを具体的に伝えましょう。
エピソードは、できるだけ最近のアルバイト経験がベターです。
「このような状況で、強みを活かしてこのような行動をとったことで、このような成果が出た」という流れで話すと、無理なく具体的にすることができます。
「このような」の部分をあいまいにせず、しっかり説明するのがポイント。
また、難しい言葉や専門用語はできるだけ使わず、相手が想像しやすい表現を心がけましょう。
結論: 入社後は強みを活かして貢献したいという熱意
「結論」と「理由・具体例」を述べたら、最後はもう一度「結論」を伝えます。
最初の「結論」は簡潔にとお伝えしましたが、最後の「結論」は「入社後にどう貢献していきたいか」など、未来のビジョンをまじえて伝えるのがポイントです。
自己分析と企業研究をして、リアリティのあるビジョンを伝えることは、あなたの「入社意欲」と「仕事への熱意」を採用担当者に伝えることにつながります。
「入社後はこの強みを活かし、正社員としてこのように貢献していきたいと考えております」など、採用担当者が、あなたを採用したらどのようなメリットがあるか想像できるような表現をしましょう。
「経験不足」を補う「学習意欲」や「具体的な行動計画」を盛り込むコツ
誰でも最初は未経験。「意欲」と「熱意」を表現することが大切とお伝えしてきました。
ここではその「意欲」と「熱意」を効果的に盛り込むコツを紹介します。
経験不足を補うのは「未来への意欲」と「その未来に向けた行動」です。
「資格取得に向けて勉強をしている」「パソコンスキルをさらに磨くためにスクールに通い始めた」など、入社に向けて行動を起こし、自己PRで積極的にアピールしましょう。
入社後に必要なスキルを自分なりに考え、それを身に付けるために実際に行動を起こしているということは、あなたの「熱意」が口だけではないという何よりの証明になります。
資格取得であれば「1ヵ月後の試験に向けて準備している」など、具体的な時期を伝えられると「計画性を持って行動できる」というアピールにもなります。
【ステップ3・例文集】これで書ける!未経験者向け自己PR例文(職種別・強み別)
ここまで来たら、あなたの自己PRは完成したようなもの。最後は未経験者向け自己PRの例文を紹介します。
この例文を参考に、あなたの自己PRをさらに磨いていきましょう。
まずは職種別に3つの自己PR例文を紹介します。
未経験で「事務職」を目指す場合
私の強みは、「正確性」と「几帳面」なところです。
現在アルバイトとして働いている飲食店では、発注業務や売上の管理補助などを任されています。
数字のミスが業務に大きく影響することを意識し、ダブルチェックを徹底。結果として、3ヵ月間ミスなく続けることができ、社員の方から「安心して任せられる」と評価をいただきました。
このような正確さや慎重さは、書類管理やデータ入力などの事務業務でも活かせると考えています。
事務職は未経験ではありますが、今後も必要なスキルや知識は自ら学び獲得していく姿勢を忘れず、正確で信頼される事務スタッフとして貢献していきたいです。
未経験で「営業職」を目指す場合
私の強みは、「迷わず行動に移せる力」です。
これまでアルバイト経験しかありませんが、自分にとって必要だと思う経験ができる仕事や興味がある仕事にはすぐに飛び込み、多くの経験を重ねてきました。
さまざまな仕事現場に入ることで、初対面の人とも協力しながら進めるスキルや、素早く状況を理解して行動に移す力が自然と身に付いたと感じています。
営業職は未経験ですが、まずは動いてみるという姿勢が何より大切だと考えています。
この迷わず行動に移せる力を活かしてお客様の声を素早くキャッチし、提案につなげていける営業を目指して努力を続けていきたいと思います。
未経験で「IT・Web業界のサポート職」を目指す場合
私の強みは、「観察力」と「洞察力」です。
現在働いている飲食店でのホール業務では、混雑時こそ冷静に周囲を見渡し、お客様のご要望にいち早く気付けるよう意識しています。
その結果、「よく気付いてくれるね」とお客様から直接声をかけていただくこともありました。
サポート職においても、相手の立場になって考える力や気配りが重要だと考えています。
未経験ではありますが、現在は基本的なIT知識を身に付けるために、業界の用語やツールを学んでいるところです。
相手の負担を軽くできるサポート役として、日々成長しながら貢献していきたいです。
「ポータブルスキル」別の自己PR例文
「ポータブルスキル」は、コミュニケーション能力や問題解決能力、基本的なパソコンスキルなど、業種や職種を問わずに活用できるスキルのことです。
ここからはポータブルスキル別に自己PRの例文を紹介します。
①学習意欲と成長性をアピールする自己PR
私の強みは、「学び続ける姿勢」と「吸収力」です。
書店で接客のアルバイトを始めた当初、電話応対やクレーム対応に苦手意識がありました。
そこで、空き時間にマニュアルを読み返したり、先輩の接客を観察してノートにまとめたりすることで、少しずつ自分の対応に自信が持てるようになりました。
「早く戦力になりたい」と、業務を通して学んだことを着実に自分のものにしようとする姿勢こそが、私の強みだと思います。
未経験からの挑戦になりますが、必要な知識やスキルは自ら積極的に学び、成長しながら会社の戦力になれるよう努力を続けます。
②コミュニケーション能力と協調性をアピールする自己PR
私の強みは、「コミュニケーション能力」と「協調性」です。
現在、居酒屋のホールスタッフとして働いています。
忙しい時間帯こそ店がスムーズに回るようにと、厨房との連携や、お客様への気配りを意識して仕事に取り組んでいます。
また、シフト交代時の引き継ぎなども丁寧に行なうことで、ほかのスタッフから感謝されることが増えました。
私は、人とかかわりながら仕事をするのが好きです。
意見を調整したり、状況に応じて臨機応変に動いたりすることにもやりがいを感じます。
今後は、チームの一員として信頼される存在になり、まわりと連携しながら会社に貢献したいです。
③真面目さ・継続力をアピールする自己PR
私の強みは、「真面目さ」と「継続力」です。
引越し会社の現場作業を3年近く続けてきました。
夏の炎天下や冬の寒さ、早朝出勤など厳しい環境でしたが、常に体調管理を心がけ、一度も休まず勤務してきたことが自信につながっています。
また、お客様の人生の節目に立ち会えることにやりがいを感じ、少しでも役に立ちたいと、家具の運び方を工夫したり、お客様の家に傷をつけないよう細心の注意を払ったりすることで、社員の方から信頼を得ることができました。
派手さはありませんが、コツコツと真面目に継続する姿勢は、どのような仕事にも活かせると考えています。
今後も目の前の仕事に真摯に向き合いながら成長し、長く貴社に貢献していきたいです。
【NG例文】これだと厳しい……未経験者の自己PRでやってはいけないこと
ここからは、未経験者の自己PRでやりがちな「やってはいけない自己PR」の例文を3つ紹介します。
どこがNGなのか、あなたなりに考えてみてください。
①「やる気だけ」をアピール
私の強みは「仕事への情熱」です。
正社員として働いた経験はありませんが、やる気だけは誰にも負けません。
飲食店のアルバイトでは、ホール業務を任され、忙しい時間帯も常にやる気で乗り切っています。
同僚にはよく「あなたがいると元気が出る」と言ってもらえます。
正社員になったら、何でも積極的にチャレンジする気持ちを持ってがんばっていきます。
ここまで、未経験者は「熱意」「成長の意欲」を表現するようお伝えしてきましたが、具体性に欠けていては「やる気だけはあるみたいだけど……」と、マイナスの印象を与えてしまいます。
「強み」は会社に貢献できるものを選び、「具体的なエピソード」とセットで伝えるということを忘れないようにしましょう。
②ネガティブな表現が多い
私の強みは「謙虚さ」です。
これまで自分に自信が持てず、正社員として働く勇気が持てませんでした。
空白期間も長く、人に誇れるようなスキルもないので、自分に何ができるかわからないままでした。
しかし、家族に励まされて「正社員として働きたい」と思うようになり、現在は、少しでも社会経験を積みたいという思いから、コンビニのアルバイトをしています。
私は、いただいた仕事をがんばることしかできないので、これからも謙虚な姿勢を忘れずに、真摯に仕事に取り組んでいきたいと思います。
一見謙虚な自己PRにも思えますが、ネガティブな表現が多いため、自信がなく弱弱しい印象を受けます。
「ストレスがかかると、すぐに心が折れてしまうのでは」と、採用担当者に思われてしまわないよう、ネガティブな言い回しはポジティブな言葉に言い換えたり、熱意や成長する意欲を表現したりして、前向きな印象を残せるように工夫しましょう。
③企業の求める人物像とズレている
私の強みは「協調性」です。
私は、チームで協力し合うことを大切にしています。
イベント設営のアルバイトでは、仲間と助け合いながら作業を進めることが多く、疲労感などから全体の空気が悪くなったと感じたときなどは、積極的に声かけを行なったりサポートに回ったりして、和やかな雰囲気を保つようにしてきました。
入社後も、職場の雰囲気を大切にしながら、社員の皆さんの力を借りて、自分自身を成長させていけたらと思っています。
自己PRの内容としては大きな問題がないように思えますが、この自己PRを提出する企業が「社員同士になれ合いは不要。社員が競い合ってこそ会社が育つ」という考え方だったらどうでしょうか。
あなたにとっては一番の「強み」であっても、企業側が求める人物像とマッチしていなければ、アピールにはなりません。
【プラスワン】未経験の自己PR、さらに好印象を与えるためのポイント
ここからは、あなたの自己PRをより良いものにするためのポイントを紹介します。
少し工夫するだけで、採用担当者の印象はぐっと良いものになります。
ぜひ参考にしてください。
企業の理念や事業内容への共感を伝える
先ほど出てきた「入社後どのように貢献できるか」について、しっかり考える時間は取りましたか。
「入社後どのように貢献できるか」は、その企業についての知識を深めなければ答えは出ません。
せっかく時間をかけて企業研究をするのですから「〇〇という企業理念に共感した」「〇〇のような大型事業に携わりたい」など、具体的に表現し、研究の成果をしっかりアピールしましょう。
また、あなたが仮に「お客様を最高のファンに」という企業理念に共感したのであれば、ただ「共感しました」というだけではなく、「私も一刻も早く戦力になり、貴社の最高のファンを一人でも増やせるように尽力していきたいと考えております」などと、入社後の貢献意欲に織り交ぜて表現しましょう。
そうすることで、より自然に「会社についてしっかり調べている」という印象を与えることができます。
入社後の具体的な目標やキャリアプランを示す
あなたには、「入社後はこのように成長していきたい」といった目標やキャリアプランはありますか。
ぼんやりとでもイメージがあるのなら、具体的な言葉にして自己PRに盛り込みましょう。
「現場でたくさんの経験を積み、一日も早く貴社の〇〇のような社会に広く貢献できる事業に携わるのが私の目標です」などと表現できれば、「受かればどこでもいいわけではない」と、あなたの強い入社意欲を採用担当者に伝えることができます。
謙虚な姿勢と、新しいことを学ぶ意欲を言葉で表現する
未経験である以上、入社できたとしても、一人前になるまでには多くの人の手を借りて成長していかなければなりません。
そのためには「謙虚な姿勢」と「学ぶ意欲」が必要不可欠。あなたがその両方を持っているということを採用担当者にしっかりとアピールしましょう。
未経験という事実をしっかりと受け入れ、この先も努力を続けていく姿勢を言葉で示すことで、採用担当者に「この人なら未経験からでも成長していけるかもしれない」と感じさせることができます。
ただし、くれぐれも卑屈な言い回しにならないように注意してください。
卑屈やネガティブと謙虚はまったく違うものです。
未経験からの挑戦を諦めないで!あなたの可能性を信じよう
ここまで記事を読んで、あなたにも自己PRが作れることがわかったのではないでしょうか。
誰でも最初は未経験。「未経験だからできない」と諦めるのか「未経験だけどやってみたい」と飛び込むのかで、その後の人生が変わっていきます。
あなたは「未経験だけどやってみたい」と思ったからこそ、ここまで記事を読み進めてきたはずです。
ぜひ、自分自身を信じて飛び込んでみてください。
いつか、恐れを超えて挑戦したあなた自身に、感謝したくなる日がやって来るはずです。
自己PRは「自分らしさ」を伝えるチャンス!自信を持って
自己PRは、あなたという人間にどのような良さがあるのかを表現するものです。
「経験のある人と比べて自分は……」なんて、小さくなる必要はありません。
大切なのは、今のあなた自身を採用担当者にしっかりと伝えきること。この記事をここまで読み進めてきたあなたなら大丈夫です。
自信を持って、あなたならではの「強み」を表現した自己PRを作っていきましょう。
「これで本当に大丈夫かな…」書いた自己PR、プロと一緒に磨きませんか?
「自己PRを作ってみたけどやっぱり自信がない」「本当にこの強みでいいのかわからない」など不安を感じたら、一人で抱え込まず、プロの手を借りてみましょう。
就職支援サービスを利用すれば、あなたの自己PRをプロの客観的な目で添削してもらうことができます。
「強みを変えた方が企業に刺さる自己PRになる」「全体的にネガティブな印象になってしまっている」など、自分ではなかなか気付くことができない部分も、プロに任せれば安心です。
また、就職支援サービスのなかには、フリーターの就職支援に特化したサービスもあり、自己PRだけではなく、書類添削や面接対策、あなたに合った求人紹介など、さまざまなサポートを無料で受けることができます。
以下の記事では、20代フリーターの方におすすめの就職支援サービスを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
▼詳しくはこちら▼
