書類選考に落ちるたびに「もう無理かも……」と深く落ち込んでいませんか。
「こんなにへこんでしまうのは自分が弱いから」と思ってしまうかもしれませんが、それは違います。
いわゆる「お祈りメール」が届くと、まるで自分自身を否定されたような気がして、自信とやる気が根こそぎ奪われていく……そんなつらい気持ちを抱えているのはあなただけではありません。
この記事では、不採用続きで傷ついた心を休ませ、またあなたらしく立ち上がれるようになるためのヒントを紹介します。
もう自分を責めるのはやめて、がんばってきた自分に一度休みをあげてみませんか。
まずは心を休ませよう。書類選考落ちでへこむ気持ちを癒す「心の応急手当」
書類選考で落ちても、最初のうちは「またがんばろう!」と思えていたはずなのに、不採用通知を何度も受け取るうちに、いつの間にか「またダメだった」「やっぱり自分なんかダメなんだ」など、「ダメ」という言葉で頭がいっぱいになっていませんか。
「自分には面接をする価値もないってことか」と、これまでの人生をすべて否定されているような気持ちになったり、就活のスタートラインにすら立たせてもらえない無力感を感じたりすることもあるかもしれません。
そんな心の悲鳴が聞こえたら、まずは一度、立ち止まりましょう。
ここでは、就職活動に疲れ、傷ついたあなたの心を休ませる「心の応急手当」の方法を紹介します。
手当1:今日はもう何もしない!就活情報から物理的に距離を置く
就職活動がうまくいかないと、
- 「早く内定を取らなければ」
- 「どこでもいいから履歴書を送らなければ」
と、「しなければならないこと」で頭がいっぱいになってしまいます。
しかし、今のあなたにとって、それは逆効果です。
ストレスにより疲れ切った脳は、判断力を低下させてしまいます。
判断力が低下した状態で、人生の重大な局面である就職活動をするのは決しておすすめできません。
一度、就職情報から物理的に距離を置く日を作り、しっかり自分を回復させましょう。
「今日は就活しない!」と決めたら、その日は新たな求人を検索したりエージェントからのメールを開いたりしてはいけません。
これまでの習慣でつい気になってしまうかもしれませんが、「今日は就活しないって決めたから!」と強い気持ちですべてを放り出しましょう。
手当2:好きなものに没頭する
「休もうとしても、ゆっくりしているだけだとつい就活のことばかり考えてしまう」という人は、就職活動にかかりきりでできなかったことや、好きなことに取り組んでみましょう。
ゲームやYouTube、ロードバイクやデイキャンプなど、あなたが好きなことならなんでもOKです。
久しぶりにあなたの「好き」に没頭し、心を存分に楽しませてあげましょう。
もちろん、「何かできるほどのエネルギーがない……」という人は、家でゆっくり過ごしてかまいません。
就職活動のことがなるべく頭に上らないように、未来の楽しい予定を立ててみたり家族と他愛のない会話をしてみたり、ポジティブな気持ちになることを意識しましょう。
手当3:不採用=あなたの価値ではない!ネガティブが襲ってきたときの対処法
就活情報から距離を取っても、好きなことに没頭していても、ふとしたときにネガティブが襲ってくることはあります。
それは、ストレスや脳の疲労があなたの判断力を奪い、視野が狭まってしまったことで「ネガティブなことばかりが起きるに違いない!」と嫌な未来を次々と想像している状態だと考えられます。
ネガティブに襲われたときは、慌てずにその想像を止めてあげましょう。
ポイントは「身体感覚に集中すること」と「ポジティブな言葉を発すること」
ネガティブに気づいたら、まずはゆっくりと深い呼吸を意識し、胸のあたりを手の平で軽く叩きながら、静かに「大丈夫、大丈夫」と唱えてみましょう。
あなたのなかにいる、不安な未来におびえるあなたに優しく声をかけるような気持ちで、ネガティブな想像がおさまるまで続けてみてください。
また、「こんなに何度も不採用になる自分に価値はない」などと、具体的な感情が襲ってきたときには、「事実」と「思い込み」を切り離す言葉をかけてあげましょう。
「何度も不採用になること」は事実でも、「自分に価値はない」はあなたの思い込みにすぎません。
「不採用=人の価値ではない」などの言葉を、繰り返し唱えると、少しずつ心が落ち着いてくるはずです。
「落ちる=深くへこむ」は終わり!また落ちたときの「心の守り方」
就職情報から距離を取る日でしっかりリフレッシュできたら、就職活動を再開する前に、もしもまた落ちてしまったときに備えて、心を守るための対策を立てておきましょう。
一度深くへこんでしまうと、「またがんばってみよう」と思えるまでに多くの時間とエネルギーが必要になります。
再びそのようなつらい思いをしなくてもいいように、ここからは不採用になっても深くへこまない「心の守り方」をお伝えします。
上手な「心の守り方」を身に付けて、書類選考の結果に一喜一憂する自分と決別しましょう。
「落ちるときは落ちる」期待は捨てて、応募を宝くじくらいに考えてみる
「ここまでやったんだから絶対受かる」「手ごたえを感じたからきっと受かる」と期待が大きければ大きいほど、落ちたときのショックは大きくなってしまいます。
しかし、どれだけ完璧な履歴書を作ったとしても、面接でどれだけ完璧な受け答えができたとしても、落ちるときは落ちるのが就職活動の現実です。
がんばればがんばるほど期待が大きくなってしまうのも無理はありませんが、これからはその期待を手放すことを意識してみましょう。
例えば宝くじを買うとき、多くの人は「絶対当てる!」というよりは「当たったらラッキー」くらいの軽い期待で購入しているのではないでしょうか。
このように就職活動も「採用されたらラッキー」くらいの軽い期待で取り組んでみましょう。
そうすれば、また落ちたとしても大きくへこむことはなくなるはずです。
もちろん、だからといって適当に取り組むのはNG。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるように、あなたなりの最善を尽くしたらあとは運を天に任せるという気持ちでどっしり構えられるようになっていきましょう。
それは本当のこと?「事実」と「想像」を分けて考える
就職活動がうまくいっていないと、「自分のダメなところ探し」が始まります。
そして、だんだん自信がなくなり、なおさら就職活動がうまくいかなくなるという負のループに陥ってしまうことがあります。
もしあなたがそのような負のループに陥ってしまっているのなら、「事実」と「想像」を分けて考えられるようになりましょう。
就職活動がうまくいっていないのは「事実」かもしれません。
しかし、だからといって、「あなたに能力がない」「社会人に向いていない」などという評価は「事実」ではありません。
それはあなたの「想像」です。
「事実」とあなたの「想像」を一緒くたにしてはいけません。
負のループから抜けられないときは、ノートなどに今頭のなかにあるモヤモヤをすべて書き出してみましょう。
頭のなかが空っぽになるまで書ききったら、ノートに書いたことを「事実」と「想像」に色分けしてみてください。
おそらく、ほとんどがあなたの「想像」であることがわかるはずです。
就活以外の「できた!」を見つける。小さな成功体験で自信を取り戻す
「事実」と「想像」をしっかり分けることができるようになったら、次は日々の「できた!」を探してみましょう。
就職活動中は自分の「ダメなところ」に目が行きすぎるあまり、「できたこと」はつい見逃してしまいます。
例えば、
- アラーム1回で起きた
- バスでこっそり席を譲った
- アルバイト先でほめられた
など、あなたの日常にはいろいろな「できた!」が必ずあるはずです
「こんな小さなことで?」と思うような、ささやかな成功体験で構いません。
あなたの「できた!」をスマートフォンや手帳にメモしておき、へこみそうなときはそれを読んでみましょう。
たくさんの小さな「できた!」が、あなたの心に自信を取り戻させてくれるはずです。
もう一人で戦わない!相談できる「味方」を見つける
学生時代とは違い社会人の就職活動は、相談相手や励まし合える仲間を見つけにくく、孤独に陥りやすい環境にあります。
そのような環境で、自分をとことん否定する負のループに陥ったとき、一人で心を持ち直すのは簡単なことではありません。
もし、あなたに心を許せる相手がいるのなら、その人に弱音を聞いてもらったりアドバイスをしてもらったりしましょう。
「相談に乗ってくれそうな人はいるけれど、負担をかけたくない」「心を許せる相手がいない」という人は、就職支援サービスなどの専門家の力を借りる方法もあります。
就職活動をしているのはあなたですが、だからといってあなた一人で戦う必要はありません。
つらいときは周りの力を借りて、苦しいときを上手に乗り越え、あなたの望む未来に向かって一歩ずつ進んでいきましょう。
【最終手段】そもそも「落ちる」からへこむ。それなら「書類選考がない場所」を選ぼう
「もうこれ以上落ちたくない!でも就職するためには書類選考を乗り切るしかない」と追い詰められてつらい気持ちになっているあなたに、知らせたいことがあります。
実は、書類選考を受けなくても正社員になる方法はあるのです。
あなたが書類選考に苦手意識を感じているなら、書類選考がない就活の道を選んでみませんか。
ここからは、「そんなうまい話があるわけない」とまだ半信半疑のあなたに、とっておきの最終手段をお知らせします。
「就職カレッジ」は、あなたの心を守ってくれる就職支援サービス
あなたは、就職支援サービスを知っていますか。
就職支援サービスとは、文字通り、求職者の就職活動をさまざまな形でサポートしてくれるサービスです。
就職活動に関する相談や応募書類の添削、面接対策などのサービスを無料で受けることができます。
なかでも、20代のフリーターや未経験者の就職を支援に特化している「就職カレッジ」は、自分の経歴に自信がない人や書類選考に苦手意識がある人にぴったりのサービスです。
「就職活動がうまく進まず落ち込んでいる」「自分にどんな仕事が向いているのかわからない」など、就職活動についての基本的な悩みも、専任のアドバイザーが親身になって聞いてくれます。
もちろん、就職講座や実践的なロールプレイを行なう面接対策も受けることができるので、就職活動に必要なスキルを身に付けることもできる就職活動の強い味方です。
傷つく書類選考はなし!あなたの人柄を直接見てくれる会社とだけ会える
「また書類選考で落とされたら、さすがに心がもたない……」と不安に思っているなら、ぜひ一度「就職カレッジ」を利用してみましょう。
「就職カレッジ」の一番の強みは、「就職カレッジ」が取材した未経験者OKの優良企業最大20社と「書類選考なし」で面接を受けられることです。
企業が直接あなたと言葉を交わし、あなたの人柄を見てくれるので、書類で自分を表現することに自信がない人も安心して挑戦することができます。
「就職カレッジ」を使えば、もう「書類選考で落ちた」とへこむ必要はありません。
また、応募書類の作成のために使っていた時間を面接対策に使えるので、効率良く就職活動を進めることができるというメリットもあります。
プロが「味方」になる安心感。つらいときはいつでも相談できる
就職活動を続けていると、つらい気持ちになったり迷ったりすることは、これからもあるかもしれません。
そんなときのために、自分の不安を打ち明けられたり役に立つアドバイスをもらえたりする場所を持っておきましょう。
身近な人を頼るのも良いですが、それとは別に就職活動のプロを味方につけておけば、より安心です。
「就職カレッジ」は、これまで3万人以上の求職者を支援し、高い利用者満足度を誇っているサービスです。
就活中はもちろん入社後のサポートも充実しており、「就職カレッジ」を通じて正社員になった人の3ヵ月定着率は、なんと92.1%にのぼっています。
「就職カレッジ」なら、就職活動をがんばるあなたに寄り添い、あなたの背中をしっかり押してくれます。
もう一人でへこむのは終わりにしませんか?
あなたがこれだけ苦しんでいるのは、就職活動に一生懸命に取り組んできた証拠です。
今はゆっくり休んでエネルギーを補充し、元気になったらまた一歩踏み出しましょう。
今度は一人で戦う必要はありません。
がんばるときも、うれしいときも、へこむときも一人は終わりです。
苦しんでいるあなたを支えたいと思っている手や、あなたを支えられる手が必ずあります。
その手をしっかりと取って、あなたの人生を前向きに進めていきましょう。
再スタートに無理は禁物。「話を聞いてもらう」ことから始めよう
今のあなたの心の調子はどうですか。
「がんばらなくちゃ!」と思っていても、心が疲れ切っているときに無理をするのは危険です。
就職活動を本格的に再開するのは、あなた自身が心から「再スタートしたい」と思ってからで構いません。
まずは心の調子を整えることを最優先に考えましょう。
「少しでも行動していないと不安」と思うなら、まずは今の自分の気持ちや現状を聞いてもらうところから始めてみましょう。
あなたのつらさも、未来への希望も、専門家がすべて受け止めてくれる
「就職カレッジ」の専任アドバイザーは、あなたと同じように就職活動に悩んできた人たちをサポートし続けてきました。
「就職カレッジ」は、全国に約2万9,000社ある職業紹介会社のうち、2025年5月末時点で45社しか認定されていない「職業紹介優良事業者」に認定され、高い評価を受けている会社です。
就職支援歴20年以上、就職支援人数3万9,000人以上という実績があるからこそ、「就職カレッジ」はあなたのつらい気持ちを深く理解してくれます。
フリーターから正社員への就職活動を成功させたたくさんの先輩たちのように、「就職カレッジ」の力を借りて就職活動を成功させましょう。
【簡単1分】「楽になりたい」その気持ちだけで大丈夫
「相談だけでもしてみたい」と思えたら、まずは「就職カレッジ」の公式サイトにアクセスして無料相談に申し込んでみましょう。
申し込みは名前などの簡単な事項を入力するだけなので、1分ほどで予約することができます。
何を話せばいいかわからなくても大丈夫です。
例えば、
- 「本当は自分のやりたいことがわかっていない」
- 「自分にできることが何かがわからない」
というような現状でも、「就職カレッジ」の専任アドバイザーはしっかり耳を傾けてくれます。
「このつらさから楽になりたい」という気持ちだけでも、聞いてもらえば今より少しは楽になれるはずです。
勇気を出して、あなたの気持ちを話してみませんか。
まとめ:書類選考に落ちてへこむのは真剣な証拠。自分を大切にしながら新たな一歩を踏み出そう
どれだけ優秀なアスリートでも休みなく走り続けることができないように、就職活動も休みなく続けられる人はいません。
何度も書類選考に落ちて心がへこんでいるなら、まずはゆっくり休んで心の疲れを癒すところから始めましょう。
へこむのも悩むのも、あなたが真剣に就職活動に取り組んできた証拠。
その事実をしっかり受け入れ、これまでがんばってきた自分を労ってあげてください。
就職活動はつらいことも耐えなければいけないというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
自分を労わりながら就職活動はできます。
まずは一人きりでがんばることをやめて、周りの人や就活のプロの力を借りてみましょう。
あなたが、あなたらしい笑顔で就職活動の終わりを迎えられることを祈っています。