就職先を選ぶとき、「給料が高いとうれしい」というのは誰にでも少なからずある気持ちでしょう。
だからといって、志望動機で「お金を稼ぎたいので応募しました」と伝えても、就活はうまくいかないかもしれません。
ストレートに気持ちを伝えるだけでは、採用担当者に好印象を与えにくいためです。
そこで本記事では、「お金を稼ぎたい」を印象良く言い換える方法を、例文とともに説明します。
面接に臨む際のコツや、自分の志望動機に自信がもてないときの対策方法も併せて紹介するので、ぜひ役立ててください。
志望動機は「お金を稼ぎたい」でも大丈夫?
就活をするからには「できる限り給料の高い会社に勤めたい」のように、お金について考える気持ちが出てくるのは自然なことです。
とはいえ、志望動機を考えるとなると、「どこまで正直に言っても大丈夫なのか」と迷ってしまう人もいるかもしれません。
正直さは大切!でも伝え方が肝心
就職先を選ぶうえで、給料を気にするのは悪いことではありません。
経済的な安定や、より豊かな生活のために、お金は大切な要素の一つです。「今より、もっと稼ぎたい」というのは、誰しもがもつ正直な気持ちでしょう。
一方、「お金」はデリケートな話題とされる場面が多いのも事実です。その点は、就活においても変わりません。
「給料が高いから、この会社を選びました」とストレートに伝えるのは、どうしてもNGとみなされやすいのです。
どのような志望動機がNGとなるのかは、企業側の立場で考えればイメージしやすいでしょう。
「お金を稼ぐため」という理由だけで入社を希望する人を、積極的に採用したいと考える企業は決して多くありません。
伝え方でNGとならないために
「お金を稼ぎたい」という志望動機が、思った以上に悪い印象を与えてしまうこともあります。例えば、次のようなことです。
- この人は、仕事で成果をあげる気がないのだろう
- もっと給料をもらえる会社が見つかれば、そちらを希望するのだろう
ここで注意したいのは、「お金を稼ぎたい」という希望そのものを否定されているわけではない点です。
ただし、企業側の立場で考えれば、こうした希望は「応募者の都合」にしか見えません。お金のこととは別に、「この人を採用したい」と思ってもらえるような内容がほしいところです。
つまり、志望動機で「お金の話題に触れてはいけない」ということはありません。
ただし、印象を良くするためには「それだけではダメ」なのだと理解して、お金ばかりの志望動機とならないように内容や伝え方を工夫する必要があります。
「お金を稼ぎたい」を好印象に言い換える方法
志望動機で「お金を稼ぎたい」を印象良く伝えるためには、企業側から見て「それだけではない」とわかる表現のしかたが重要です。
よりポジティブに伝えるためには、自分が「なぜ稼ぎたいと思うのか」を理解することが役立ちます。
以下の方法で、自分の正直な気持ちを深掘りしてみましょう。
- お金で本当に得たいものを見つめ直す
- お金以外にも働く理由がないか考える
- 企業側の視点で言い換える
- 言うべきではない本音は避ける
お金で本当に得たいものを見つめ直す
まずは、お金によって「本当に得たいものは何なのか」を考えてみましょう。「お金を貯めること自体が目的」という人は、そう多くないはずです。
もちろん、お金で得たいものは人によって異なりますが、例えば以下が挙げられます。
- もっと安定した生活がしたい
- 自分が評価されているという実感がほしい
- 家族に楽をさせたい
- お金を貯めて自分の店を開きたい
このようにして自分の気持ちを見つめ直す作業は、志望動機を作るうえで大切なステップです。
じっくりと深掘りすれば、「お金を稼ぎたい」という本音をポジティブに言い換える切り口が見つかるでしょう。
お金以外にも働く理由がないか考える
次に、仕事へのモチベーションについて、より広く考えてみましょう。「会社員として働きたい」と思ったのは、お金ばかりが理由でしょうか。
あらためて自分の気持ちを探ってみれば、「お金を稼ぎたい」以外にも働く理由が見つかるかもしれません。例えば、次のようなことです。
- やりがいを感じられる仕事がしたい
- もっと成長できる環境で働きたい
- 尊敬できる上司や先輩と一緒に働きたい
- より責任のある仕事を任されたい
こうして見つけた働く理由には、「お金を稼ぎたい」という本心とつながる部分も少なからずあるでしょう。
企業側の視点で言い換える
ここまでで、「お金で本当に得たいもの」と「お金以外の働く理由」について考えました。自分の気持ちをしっかりと深掘りすれば、「給料は結果として増えるものだ」ということが見えてくるのではないでしょうか。
そこで、「お金を稼ぎたい」を別の言葉に置き換えてみましょう。その際は、企業側(採用担当者)の視点で、熱意や意欲を感じられる表現を考えることが大切です。
例えば、お金で本当に得たいものが「評価されているという実感」なのだとしましょう。
この場合は、「仕事で成果を出したら、給料に正当に反映される環境で働きたい」のような表現ができます。
あるいは、お金以外に「もっと成長できる環境で働きたい」という希望があったとしましょう。
この場合は、「仕事を通してスキルアップしながら、収入を増やしていきたい」のように自分の気持ちを伝える方法が考えられます。
言うべきではない本音は避ける
どれだけ正直な気持ちだとしても、志望動機にふさわしくない内容はあります。
例えば、「お金で本当に得たいもの」を深掘りした結果、自分には「お金を貯めて店を開きたい」という強い希望があることを確認できたとしましょう。これは、ぜひとも大切にしたい気持ちです。
しかし、そのまま志望動機として伝えてしまうと、採用担当者には「いずれ退職するつもりなのだな」と思われてしまいます。
このように、志望動機ではどのような本音でも伝えて良いわけではありません。伝えるべき内容を絞り、表現を工夫して、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる志望動機とすることが大切です。
【パターン別】「お金を稼ぎたい」を言い換える志望動機の例文集
印象の良い志望動機とするには、「この会社だからこそ入りたい」「他社ではダメなのだ」などの熱意を、いかに表現するかが大切です。
「お金を稼ぎたい」という正直な気持ちは残しながら、企業の採用担当者に響く志望動機を作りましょう。
ここでは、「お金を稼ぎたい」を印象良く言い換えるためのポイントを、例文とともに紹介します。
それぞれの例文は応用しやすい基本のパターンになっているので、実際の志望動機を作る際にぜひ役立ててください。
例文1:成果が正当に評価される環境で働きたい
御社が展開する「◯◯」事業に触れる機会がよくあり、以前から魅力を感じております。
特に「◇◇」サービスの皆様には、これまでに何度も助けていただきました。
その経験から、私もサービスを提供するチームの一員として活躍したいという想いがつのり、この度決心して応募した次第です。
入社が叶いましたら、少しでも早くお客様に喜んでいただける仕事ができるよう、必要なスキルを身に付けたいと考えております。
御社には成果を正当に評価する風土があると伺っておりますので、努力を続けられると思います。
ポイント
上の例文では、いきなりお金の話をするのではなく、その企業に入りたいと思った理由から説明しているのがポイントです。これは、志望動機で熱意を伝えるための基本だと考えましょう。
そのうえで、「お金を稼ぎたい」を「正当に評価されたい」のように言い換えています。
お金に関する直接的な表現を避けているため、「これで本当に自分の希望が伝わるのか」と感じた人もいるかもしれません。
しかし、採用担当者は多数の志望動機に目を通しているため、ストレートな言い方をせずとも十分に伝わるはずです。
なお、具体的なエピソードに触れると、より説得力のある志望動機になります。この例文では、正当に評価されたいと思うきっかけとなった出来事などを加えれば、さらに印象が良くなるでしょう。
例文2:スキルを向上させて戦力になりたい
日頃から「◯◯」技術に馴染みがあったことから、御社に魅力を感じて応募いたしました。
私はこれまで「◇◇」分野でのアルバイト経験が多かったため、独学ではありますが、ある程度「◯◯」技術のスキルがございます。
その経験とスキルを、少しでも仕事に活かせればうれしいです。
もし御社に入社できましたら、より経験を積んでスキルアップしていく必要があるかと思いますが、早期に戦力となれるよう努めたいと考えております。
ポイント
この例文では、自身のスキルが企業のニーズにマッチしていることをアピールしているのがポイントです。
これにより、採用担当者に「この人を採用したい」と感じてもらえる可能性が高まります。
そのうえで、「お金を稼ぎたい」を「スキルアップして戦力になりたい」と言い換えているのがわかるでしょう。実際に仕事上の戦力となれれば、貢献の大きさに応じて給料も増えるはずです。
また、チャレンジ精神を評価する企業は多いため、その点でも印象が良い志望動機だといえます。
なお、自身のスキルをアピールするときは、上から目線の表現に注意が必要です。
「スキルがあるので力を貸しますよ」「得意なのでやってあげますよ」のような言い方をしないように気を付けましょう。
例文3:仕事を通して長期的に貢献したい
私は以前から、「◯◯」分野での社会貢献に興味をもっております。
昨年ボランティア活動に参加した際に御社を知り、これまで10年にわたって「◇◇」の向上に取り組んできたことを伺いました。
事業活動を通じた社会貢献の方法もあるのだと気付き、私もその一員になりたいという想いから応募した次第です。
入社が叶いましたら、長く仕事に従事することで、会社と社会の両方に貢献していきたいと考えております。
長期的な視野をもち、やりがいのある仕事ができればうれしいです。
ポイント
安定した生活基盤を築きたいというのは、会社員を目指す理由の一つでしょう。
会社員になれば定期的な昇給も期待できるため、長く働くことも「お金を稼ぎたい」につながる要素です。これは、「長期的に仕事に従事することで貢献したい」のように表現できます。
ただし、それだけでは自分の都合ばかりに聞こえてしまうかもしれません。
そこで、上の例文では「その企業を選んだ理由」から説明しているのがポイントです。
これにより、「だからこそ、この会社で長く働きたい」という熱意が伝わりやすい内容になっていることがわかるでしょう。
例文4:より責任のある仕事を任されたい
私はこれまで約3年間、自分の好きな「◯◯」の分野でアルバイトを続けております。
経験を積んで仕事に慣れるにつれ、より責任のある立場にならなければ、これ以上の成長は望めないのではないかと感じるようになりました。
そこで、同分野の事業でトップを走る御社でなら、やりがいのある仕事ができるのではと思い応募した次第です。
もし入社できましたら、これまでの経験を活かしながら、責任の大きな仕事でも積極的にチャレンジしていきたいと考えております。
ポイント
会社員として働けば、責任の大きさに見合った給料を得られると期待できます。例えば、チームをまとめる立場になれば、手当や昇給があるでしょう。
そこで、上の例文では「お金を稼ぎたい」を「責任ある仕事がしたい」に言い換えています。これは、チャレンジ精神や仕事への意欲が、採用担当者に伝わりやすい表現です。
ただし、企業は何の理由もなく責任の大きな仕事を任せてくれるわけではありません。
説得力のある内容とするには、スキルや経験をアピールする必要があるでしょう。
例文では、同じ事業分野での経験が十分にあることを説明しているのがポイントです。
NGな例文:家族を支えられる仕事がしたい
私はこれまで、仕事はアルバイトで十分だと考えておりました。
しかし、家族を支える立場になったことで、今の働き方に限界を感じ始めております。
そこで、より安定した仕事を得るために、会社員になる決意をした次第です。
自分にもできる仕事を探したところ御社の求人に出会い、応募いたしました。
改善ポイント
「家族を支えるためにお金を稼ぎたい」という内容は、就活の背景として説明するのであれば問題ありません。
しかし、これを志望動機の中心的な内容とするのは、やや無理があります。どの企業にも当てはまる希望であり、「就職さえできればどこでも良いのでは」と思われてしまうためです。
志望動機の内容は、企業側の視点で考えることを忘れないようにしましょう。
多くの企業は、「自社と相性の良い人に長期的に貢献してほしい」と考えています。
印象の良い志望動機とするには、「この会社がいい」「この仕事がしたい」という熱意や、「これが得意」などのアピールと組み合わせることが大切です。
面接で失敗しない!志望動機の「お金を稼ぎたい」を好印象に伝える5つのコツ
志望動機の伝え方を工夫して書類選考を突破したら、次には面接が控えています。ここでは、志望動機の「お金を稼ぎたい」を面接でポジティブに伝えるための5つのコツを紹介します。
面接官の前でうっかりボロを出さないために、しっかりポイントを押さえておきましょう。
1:メインの志望動機を意識する
「お金を稼ぎたい」というのが本音だとしても、それを第一の志望動機としないようにしましょう。
そもそも、仕事に見合った給料を得たいと思うのは正当なことです。あえて言葉に出さなくても、面接官には伝わっています。
それよりも、面接ではお金だけが志望動機だと思わせないバランス感覚が重要です。
自分の希望や熱意、得意なことなどを深掘りして、「お金を稼ぎたい」を別の表現に言い換えてみましょう。
これにより、バランスの良い志望動機となり、面接でも好印象を与えやすくなります。
2:具体的な金額の話は避ける
面接では、具体的な金額の話は避けるのが原則です。特に、一次面接ではスキルや人柄を見られることが多いため、お金の話をするには早すぎるといえます。
このタイミングで入社後の給料を話題にすると、面接官からは条件の交渉を望んでいるように見えてしまい、印象も良くありません。
面接で条件の交渉をしてはいけないわけではありませんが、給料の金額は、基本的には企業側から提示されるものだと考えましょう。
提示される金額は書類選考や面接の結果であり、企業による現時点での「あなたの評価」を反映したものです。
3:お金の話題は質問を受けてから
給料などの待遇面の話を応募者の側から始めるのは、あまり印象が良くありません。
しかし、面接官のほうから給料の希望について尋ねられることもあります。
金額の交渉をしたいのであれば、ここで話を切り出すのがベストなタイミングだといえるでしょう。とはいえ、具体的な金額は避けたほうが良いという原則は変わりません。
そのため、現在の年収を伝えつつ、以下の例のようにできる限りポジティブに回答するのがおすすめです。
4:本音を見抜かれてもあわてない
面接では、以下のようにギクリとするような質問をされる場面もあるかもしれません。
- あなたには、お金が一番大事なのですか?
- 結局、給料で就職先を選んでいるのではないですか?
少し意地悪なように感じてしまいますが、面接官がこのような質問をする背景には、「志望動機を深掘りしたい」という意図が隠れています。
そのため、「本音を見抜かれてしまった」などと、あわてることはありません。また、「お金を稼ぎたい」という本音を、自ら否定する必要もないでしょう。
以下のように、落ち着いてメインの志望動機を伝える答え方がおすすめです。
5:逆質問で意欲を伝える
面接の締めくくりなどに、面接官から「何か質問はありますか」と尋ねられることもあるでしょう。お金について知りたいことがある場合は、質問をするチャンスだといえます。
しかし、ストレートな聞き方は、あまり印象が良くありません。また、その日の面接の内容からかけ離れた脈絡のない質問も、印象を悪くするおそれがあるので注意が必要です。
一方、評価制度やインセンティブ制度について聞くのは、やる気を示すためにも良い方法でしょう。
例えば、以下のような逆質問がおすすめです。
志望動機がしっくりこないときは?プロの力を借りてみよう!
志望動機は内容と伝え方が重要だとわかっていても、印象良くまとめるのは簡単ではありません。
「お金を稼ぎたい」という本音をうまく言い換えられるかどうか、不安を感じる人もいるでしょう。
そのようなときは、プロの力を借りることで就活が進めやすくなる、「就職支援サービス」の活用を検討してみてください。印象の良い志望動機の作成も含め、以下のような効果を得られます。
- 想いを整理して本当に自分に合う志望動機に
- 客観的な視点でポジティブな表現に
- トータルサポートで後悔しない就活を
想いを整理して本当に自分に合う志望動機に
本記事では、「お金を稼ぎたい」を言い換えて印象の良い志望動機にするための例文を紹介しました。
しかし、想いを本気で伝えようとすると、借り物の言葉ではしっくりこないこともあるでしょう。
後悔しない就活のためには、しっかりと自己分析を行ない、自分が本当に望んでいる条件を把握することが大切です。
そこで、就職支援サービスが役立ちます。
就活のプロによるヒアリングやカウンセリングを通じて自分の想いを整理できるため、お金の面だけでなく、それ以外の希望も反映させた志望動機を作れるでしょう。
客観的な視点でポジティブな表現に
繰り返しになりますが、志望動機では企業側に良い印象を与えられるかどうかが重要です。
特に、お金はデリケートな話題のため、伝え方によっては印象を大きく左右してしまうこともあります。志望動機の表現は、採用担当者や面接官の視点でチェックすることが重要だといえるでしょう。
しかし、こうした客観的なチェックを一人で行なうのは、なかなか難しいものです。
就職支援サービスを活用すれば、志望動機をプロに添削してもらえます。客観的な視点から、採用担当者に響くポジティブな表現にブラッシュアップすることが可能です。
トータルサポートで後悔しない就活を
就職支援サービスで対応してもらえる内容は、志望動機の作成だけではありません。
就活をトータルサポートしてくれるサービスであり、あくまで一例ですが、以下のような支援も受けられます。
- 希望条件に合う求人を紹介してもらえる
- 面接対策も含めて、就活の進め方を具体的にアドバイスしてもらえる
- サービスによっては、内定をもらったあとの条件交渉にまで対応してくれる
いずれも、就活のプロだからこそできるサービス内容だといえるでしょう。完全無料で利用できる就職支援サービスもあるので、まずは気軽に相談してみるのがおすすめです。

まとめ:志望動機の「お金を稼ぎたい」は健全な意欲に言い換えられる
就職先を選ぶ際に、お金について考えるのは自然なことです。
しかし、それだけを志望動機としてしまうと、就活では良い印象を与えられません。とはいえ、「お金を稼ぎたい」という正直な気持ちは大切です。
そこで本記事では、本心は残しながら企業の採用担当者に響く志望動機を作る方法を、例文付きで紹介しました。
働く理由を見つめ直して企業の視点で伝えよう
お金を稼ぐことは仕事をするおもな理由ではありますが、就活に取り組む目的はそれだけではないでしょう。
お金で手に入れたいものや、仕事そのものへのモチベーションもあるはずです。自分の気持ちを見つめ直して「稼ぎたい理由」と「お金以外の目的」を再認識することが、よりボジティブな志望動機につながります。
就活で採用されるためには、企業側に求められる伝え方をすることも大切です。
どのような内容・表現にすれば採用担当者に評価されやすいのかを整理して、客観的な視点から自分の志望動機をチェックしましょう。
その際は、ぜひ本記事で紹介した例文なども参考にしてみてください。
面接にもしっかり対策して就活の成功を目指そう
志望動機の印象は、面接の際の伝え方でも変わります。面接ではお金の話題に触れてはいけないわけではありませんが、言葉の選び方は重要です。
また、面接官によっては、お金の話を切り出すのにちょうど良いタイミングを作ってくれることもあります。
この場合も、あわてて具体的な金額などの話を出してしまうと、印象が悪くなるかもしれません。何を伝えるべきか事前にしっかりと考えておけば、落ち着いて印象の良い受け答えができるでしょう。
なお、「しっくりくる志望動機ができない」「自分の表現に自信がない」ということもあるかもしれません。
その場合は、就活全般を支援してもらえる就職支援サービスの活用も検討してみてください。
志望動機の作り方はもちろん、面接対策などについてもプロからの具体的なアドバイスをもらえるので、自信をもって就活の本番に臨めるでしょう。