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    Web面接でスマホスタンドがない!家にあるもので「手持ち」を避ける固定方法を紹介

    Web面接をスマホで受けるときは、スマホスタンドを使うのが基本です。

    そのため、せっかく面接まで進めたのに「家にスマホスタンドがない」と、あせっている人もいるのではないでしょうか。

    なかには、面接だけのためにスマホスタンドを買う気になれず、「手で持つのではダメなのかな」と考えている人もいるかもしれません。

    しかし、面接で良い結果を出したいのであれば、スマホの「手持ち」で乗り切ろうとするのは得策ではないでしょう。

    そこで、お金をかけずに、家にあるものでスマホを固定する方法を紹介します。

    スマホスタンドをもっていなくても、まだ面接本番に間に合う可能性は十分にあるので、本記事を参考に落ち着いて準備を整えてください。

    目次

    Web面接でスマホの「手持ち」を避けるべき3つの理由

    Web面接でスマホの「手持ち」がNGとされるのには、次のような理由があります。

    これから面接に最適な準備をするために、まずは何がNGなのかを押さえておきましょう。

    理由1:画面が揺れてしまうから

    スマホを手で持っている限り、どうしても手ブレが発生します。お辞儀をしたり、話しながらうなずいたりするときも、スマホを持つ手は動くでしょう。

    面接官から見ると、そのたびに画面が揺れて不快に感じるはずです。

    また、面接中に腕が疲れてくることも考えられます。腕の位置が下がるにしたがって、カメラの角度も変わってくるでしょう。

    結果として、カメラが応募者を見上げるようなアングルになり、面接官が不快感を強めるおそれがあります。

    理由2:目線が安定しないから

    人と話をするときは、適度に目が合うように意識することが大切です。

    これは、Web面接で面接官と話をする際にも変わりません。

    しかし、スマホを手で持った状態で、目線を安定させるのは難しいでしょう。

    特に、スマホの小さい画面では、伏し目がちになりやすいため注意が必要です。

    目線が下向きだと、面接官からは自信がなさそうに見えてしまいます。

    また、スマホの位置が低いときは、カメラの角度によっては見下ろすような目線になるかもしれません。

    この場合、面接官から見ると「上から目線」となるため、さらに印象を悪くするおそれがあります。

    理由3:姿勢が悪く見えるから

    スマホで手がふさがっていると、面接官からは姿勢が悪く見えてしまいます。

    スマホを持っているほうの腕がチラチラと画面に映り込んでしまうのも、あまり印象が良いとはいえません。

    また、面接中に資料を見たりメモを取ったりする必要があるときも、片手ではスマートにできないでしょう。

    印象良く振る舞うには、両手が空いた状態にする必要があります。

    そのためにも、スマホは「手持ち」せず、このあと説明する方法で固定しましょう。

    お金をかけずに解決!Web面接でスマホスタンドがないときの3つの対処法

    スマホスタンドがなくても、工夫すれば家にあるもので代用できます。ここでは、すぐに試せる3つの方法を紹介します。

    方法1:本などを積み重ねて立てかける

    家にある本を積み重ねて、スマホを立てかけてみましょう。

    大きめの雑誌などで土台を作れば、自由に高さを変えられます。

    カメラの角度も、スマホの置き方で調節可能です。

    これは、すぐに試せるシンプルな方法ではありますが、重ねた本が滑って崩れないように注意が必要かもしれません。

    もし、面接中にスマホがパタッと倒れるようなことになれば、かなり悪い印象を与えてしまいます。

    スマホを安定させるには、ある程度厚みのある本が必要でしょう。

    マグカップやペン立てなどを組み合わせて置き方を工夫すれば、より倒れにくくなります。

    立てかけるだけではなかなか安定しない場合は、次に紹介する方法も検討してみてください。

    方法2:大きめのクリップや洗濯ばさみで立てる

    クリップ(または洗濯ばさみなど)を、即席のスマホスタンドにする方法です。

    スマホの裏側からクリップではさめば、簡単に自立させられます。

    クリップの形状にもよりますが、これだけで十分な安定感を得られます。

    もし、机に直接スマホを置くだけでは高さが足りないようなら、本や雑誌を土台にしましょう。

    ただし、この方法ではスマホをはさめるくらいの、大きなクリップが必要となります。

    ちょうど良いクリップが家にない場合は、次の方法を検討してみてください。

    方法3:空き箱などでスタンドを自作する

    スマホスタンドは、簡単に自作もできます。

    工作が得意なら木材などで作っても良いですが、今回はWeb面接で使うことが目的のため、そこまで頑張る必要はありません。

    小さなクリップやペンなどの文房具、画用紙や不要になったカード類など、身近なものを材料にできます。

    工作に自信がなければ、ティッシュの空き箱や牛乳パックなどを使うのがおすすめです。

    カッターで箱の角を落とし、スマホが滑り落ちないようにするための切り込みを入れましょう。

    最初からある程度形ができているので、少ない手数でスマホを乗せる台ができあがります。

    ここをチェック!Web面接でスマホを固定する際のポイント

    スマホスタンドがなくても、Web面接でスマホを固定する方法があることを説明しました。

    これで「手持ち」は避けられますが、せっかくなら、あと少し面接官からの見え方を意識したいところです。

    Web面接での印象を良くするために、以下のポイントを押さえておきましょう。

    それぞれ、詳しく説明します。

    スマホは横向きで固定しよう

    スマホを「手持ち」すると、通常は縦向きになります。

    しかし、Web面接でスマホを使う際は、横向きに固定するのがよいでしょう。

    横向きの画面のほうが縦横の比率がパソコンに近く、ほかの応募者と比べても同じような見え方になる可能性が高いためです。

    結果として、面接官に「この人だけ画面が縦長だな」のような違和感を与えにくくなります。

    カメラの位置を目線の高さに合わせよう

    スマホを固定する位置は、目線に合わせるのが基本です。

    そのためには、まず自分のスマホをよく見て、インカメラ(前面カメラ)のレンズがどこに付いているのかを確認する必要があります。

    確認できたら、姿勢を正したときにレンズに自然と目がいく高さになるよう、スマホの位置を調節しましょう。

    これにより、面接官に「自信がなさそうだな」「ずいぶん上から目線だな」などの悪い印象を与えにくくなります。

    本番前に実際の映り方を確認しよう

    Web面接の本番前に、自分の姿が面接官からどのように見えるのかをチェックしておきましょう。

    ここまで説明した方法でスマホを固定したら、その状態でインカメラを開き、映り方を確認します。

    このとき、自分とカメラの距離も調節しておくとよいでしょう。

    あまり近すぎると、お辞儀をしたときに頭部のアップが映って、相手に不快感を与えてしまいます。反対に、遠すぎると相手から表情が見えません。

    Web面接では、顔が良く見え、体は胸元あたりまで画面に入る距離が適切です。

    「証明写真と同じくらい」だとイメージすれば、調節しやすいでしょう。

    うまく固定できないときは「100円ショップ」を利用する方法も

    家にあるものだけでは「どうしてもスマホをうまく固定できない」「安定感などに不安がある」という場合もあるでしょう。

    面接本番が近づいており、「スタンドの自作に時間をかけられない」という人もいるかもしれません。

    そのような場合は、既製のスマホスタンドを入手したほうが安心です。

    スマホスタンドは100円ショップでも売っているので、チェックしてみましょう。

    出費を抑えて「手持ち」を回避

    100円ショップには、さまざまなタイプのスマホスタンドがあります。下記は、その一例です。

    • 卓上型:机の上などに置いて、スマホを立てかける
    • クリップ型:大きなクリップでスマホをはさんで、アームで位置を調節する
    • リング型:スマホの背面に取り付けた落下防止リングが、スタンドとしても使える

    こうした製品を活用すれば、「0円」とはいきませんが、かなり出費を抑えられるでしょう。

    また、家にあるもので試行錯誤したり、自作したりする必要がないため時間も節約できます。

    高さや角度を調節できるタイプがおすすめ

    スマホスタンドを購入する場合でも、面接官からの見え方が重要なことに変わりはありません。

    どれを買おうかと迷ったら、スマホを横向きにでき、高さや角度を調節できるものを選ぶのがおすすめです。

    また、「スマホ専用のスタンドを買ってきたのだから、もう大丈夫だろう」のように油断しないようにしましょう。

    家にあるもので代用する場合と同様に、本番前には実際の映り方を確認しておくことが大切です。

    Web面接は準備が肝心!不安を減らして自信を付けよう

    面接で本来の力を発揮するには、不安が少ないに越したことはありません。

    期待する結果を出すためにも、自信をもって本番に臨めるように万全の準備を心がけましょう。

    就活では小さな工夫も自信につながる

    Web面接を受けるにあたって、「スマホの手持ちは印象が悪いかも」という不安は、固定方法を工夫すれば解決できることを説明しました。

    たとえ小さなことでも、不安を一つ減らせば、その分だけ自信が出てくるものです。

    一方、スマホの固定に関する不安が解消すると、今度は別のことが心配になるかもしれません。

    気になることがあれば、落ち着いて一つずつ解決していきましょう。

    機材の準備ができたら面接の「内容」に集中する

    面接で本当に大切なのは、面接官とやりとりする「内容」だという点を忘れないようにしましょう。

    といっても、スマホの固定方法や使い方といったことを軽視して良いわけではありません。

    こうした「機材に関すること」に気を配るのは、面接の内容に集中できる環境を整える意味でも重要です。

    ただし、面接の準備が環境づくりに終始すると、肝心の内容がおろそかになってしまいます。

    機材の準備は「もう大丈夫」と思えたら、次は内容に集中して取り組む時間をつくることが、さらなる自信につながるでしょう。

    まとめ:スマホスタンドがなくてもWeb面接の準備はできる

    Web面接では、スマホはスタンドを使って目線の高さに固定するのが基本です。

    とはいえ、スマホスタンドがなくても固定する方法はあります。面接本番に向けて、あわてずに対処しましょう。

    お金をかけずにスマホの固定方法を工夫しよう

    家にあるもので工夫すれば、お金をかけなくてもスマホの固定は可能です。

    具体的には、本やクリップを使ったり、空き箱を加工して簡易的なスタンドにしたりする方法があります。

    それも難しければ、100円ショップでスマホスタンドを買って乗り切る方法も検討しましょう。

    いずれにしても、Web面接でスマホの「手持ち」を避けるべき理由を理解しておくことがポイントです。

    何が面接に好ましくないのかがわかっていれば、面接官からの印象が良くなるようにスマホを設置できるでしょう。

    面接で話す「内容」の準備に力を入れよう

    面接で本来の力を発揮するには、不安を減らし、自信を付けることが大切です。

    例えば、「スマホスタンドがない」という問題が解決すれば、不安が一つ減るでしょう。ほかにも、「志望動機をうまく伝えられるか心配」「自己PRに自信がない」といった不安があるかもしれません。

    このような不安をなくし、面接で話す「内容」の準備に力を注げば、より自信をもって本番に臨めます。

    とはいえ、就活の経験が少ないと、やり方に迷ってしまうこともあるかもしれません。

    その場合は、一人で考え込むのではなく、専門家の力を借りて面接対策を進める方法も検討してみましょう。

    専門家のサポートを受けるための詳しい方法は、下記の記事で解説しています。おすすめのサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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