「SEOコンサルティング」と聞いて多くの方が思い浮かべるのは「検索エンジンの最適化」や「キーワード順位の向上」といった技術面のエキスパートというイメージかもしれません。
確かにこれらもSEOコンサルティングにおいて重要な要素ですが、サクラサクマーケティング(以下サクラサク)では、「真のSEOコンサルティング」の姿をより深く捉えています。
この記事では一般的なSEOコンサルティングとの違いからSEOの未来を見据えたサクラサクが考える「真のSEOコンサルティングとは何か?」について、CMOである私、角田が解説いたします。
はじめに – SEOコンサルティングの今
まず、一般的に語られるSEOコンサルティングについてお話します。
SEO(Search Engine Optimization)は文字通り「検索エンジンを最適化する」ことであり、具体的な施策としては外部施策、内部施策、コンテンツ施策、そしてUI/UX施策などが挙げられます。
SEO対策のおもな目的は、検索結果での上位表示すなわち特定のキーワードでの順位向上、セッション数の増加、コンバージョン(成果)の増加などです。特にコンテンツマーケティングでは、ページのセッション数を伸ばすだけでなく、狙ったユーザーにコンテンツを届くように戦略を設計し、検索で上位表示させることが重要です。
現状のSEOコンサルティングの問題点
一般的なSEOコンサルティングは、検索からの流入増加やコンバージョン増加といった「検索エンジン」に関わる領域に特化して語られるケースが多いのが現状です。
しかし、Webマーケティング全体を見ればSNSやYouTubeなど多様なチャネルがあり、本来は「検索エンジン」だけではなく、より多角的な視点を持ってSEO対策を行なうべきだと考えています。
最近では、検索結果にYouTubeやInstagramのショート動画なども表示されるようになり、そうした要素も含めた対策を提唱するコンサルティングも増えてきてはいます。しかし、依然として「検索エンジンそのもの」や「検索結果」の最適化という狭い業務範囲にとどまることも少なくありません。
AI検索やAIO(AI Overview)のような新しい検索体験が登場する中で、このような狭い範囲にこだわりすぎることで、「SEOはもうオワコンだ」といった声が世の中で聞かれるような状況にもつながっていると思います。
サクラサクが考える「成果に徹底的に向き合う」SEOコンサルとは
サクラサクでは、SEOコンサルティングを一般的なイメージとは少し異なる視点で捉えています。
サクラサクのミッションは、「Webマーケティングの力でサクラを咲かせる」です。そして、この「サクラ」とは、お客様の「売上」を意味しています。つまり、最終的なゴールは、お客様のビジネスを成功させ、売上を向上させることです。
このミッションに基づき、サクラサクではSEOをあくまでお客様のビジネス成功のための「手段の一つ」として位置づけています。特定のキーワードで順位を上げる、オーガニック検索からの流入を増やすこと自体が目的ではなく、それらの施策が最終的にお客様の売上につながるかを徹底的に重視しています。
そのため、サクラサクではSEOの範囲を狭く捉えるのではなく、Webマーケティング全体にまで視野を広げ、売上向上のために何ができるのかという観点からコンサルティングを行ないます。例えば、SEO施策だけでなく必要に応じて広告やSNS、第三者メディアなど、他のチャネルの活用も選択肢に入るでしょう。
一見矛盾するようですが、サクラサクのコンサルタントは「SEOコンサルタント」であると同時に「SEOに限定されないコンサルタント」だと考えています。単に検索エンジンからの流入を増やすだけではお客様のビジネスの成功(売上)につながらないケースも存在するため、「成果に徹底的に向き合う」ことを常に念頭に置いているのです。
サクラサクのSEOコンサルが大切にする考え
サクラサクのSEOコンサルティングの根幹には、お客様のビジネスを真に理解し、成果に徹底的に向き合うために大切な考えや価値観があります。
1.お客様のビジネスを自分ごとに
私たちが最も大切にしているのが、「お客様のビジネスの成功(売上)を自分ごととして捉える」ことです。お客様社内のチームの一員になったつもりで、本気で売上向上を目指します。お客様の売上を伸ばさないと自分の給料が出ない、会社が潰れてしまうといった当事者としての危機意識を持たなければ、本気で支援ができないはずです。
単にWebサイトのデータを見るだけではなく、お客様の抱える課題、社内状況、ビジネスモデル、今後の市場など、SEO以外の要素も含めて深く理解することが不可欠だと考えています。
2.お客様のファンになる
1ともつながっていますが、私たち自身がお客様のサービスのファンにならないと、訴求すべき部分や本当の魅力に気づけません。お客様の店舗に行ってみたり、商品を実際に使ってみたりすることで、Webサイトの情報だけでは決してわからない商品の魅力やユーザーの気持ちを理解することができます。
ファンであればこそ、「良いところも悪いところも語れる」ようになるはずです。ユーザーとしての感覚を自分に落とし込むことで、コンサルタントとしてもより説得力のある施策を提案できます。
3.指名ワードの重視
結局のところSEOで最も有効なキーワードは「指名ワード」であると私は考えています。指名ワードの需要が上がり、ユーザーに知られて検索されるようになれば、結果的にコンバージョン率が高くなり売上に直結しやすいからです。
ただし重要なのは、指名キーワードでの順位向上だけでなく、サイト全体でどのようにブランディングしていくかという視点です。記事を読んだユーザーが「このブランド/メディアの記事は良い記事だった」「もっと違う記事も見てみたい」と思うか。つまり、読んだユーザーがそのメディアの「ファン」になるような体験を提供できるかどうかを、重視しなければなりません。
4.熱量を持ったサポート
サクラサクのコンサルタントでは、技術や経験だけではなく、お客様に対して「熱量」を持って向き合うことを大事にしています。お客様の成果への熱量があってこそ、最高のサポートができると信じているからです。その熱量を保ち、お客様のビジネスを深く理解するためには、現場に足を運んだり、商品を体験したりするといった、一歩踏み込んだ行動をいとわない姿勢が重要だと考えています。
AI時代におけるSEOコンサルティングの未来
Webマーケティングの世界は常に変化し、AIの発展や新しいプラットフォームや技術が登場しても、「知らないものを調べる」「何かを検索して購入する」といった、ユーザーの本質的な行動は変わらないと考えています。
サクラサクが目指す「真のSEOコンサルティング」とは、お客様のビジネスの成功、つまり売上に徹底的にコミットすることです。お客様のビジネスを深く理解し、ファンとして同じ熱量を持って共に成果を出す姿勢を重視することで、AIなどの最新技術にも対応しながら、本質的な価値を提供できると信じています。
コンサルティングとは、「スキルだけでなく、人間性を提供する仕事」です。時代が変わり技術が進化し続けても、小手先のテクニックに頼るのではなく、「一人の人間」として真摯にお客様と向き合い、信頼関係を築くこと。それこそが、一流のコンサルタントに求められる本質だと思います。
最後に
サクラサクが目指す「SEOコンサルティング」とは、単なるテクニカルな施策提案にとどまらず、信頼関係の構築、成果への強いコミット、熱量のある支援、そしてビジネス全体への深い理解を通じて、お客様に徹底的に向き合う姿勢を大切にすること。これらすべてが、真に価値あるコンサルティングを実現するために欠かせない要素です。
弊社Webマーケティング部門では、「一番身近なパートナーに。顧客に常に感動を!」をスローガンに掲げ、お客様に徹底的に向き合い、伴走型のサポートをお約束しています。
本気でSEOやWeb集客の強化、売上の向上に取り組みたいとお考えの方は、ぜひ一度サクラサクにご相談ください。