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Googleが重視するYMYL分野のSEO対策

2024年6月20日

ねぎお社長 (根岸雅之)

YMYLとは、「人々の幸福、健康、経済的安定、安全に影響を与える可能性のあるページ」のことで、Googleの検索品質評価ガイドラインで言及されている、”Your Money or Your Life”の略語です。近年YMYLページはGoogleのアルゴリズムアップデートで順位が大きく変動しやすくなっており、アップデートのたびに変動が起きるキーワード範囲も拡大してきています。

今後YMYL分野のSEOで成功するためには、検索品質評価ガイドラインに書かれている内容を理解することが不可欠で、ユーザーから質が高いと評価されるページでなければGoogleでの上位表示を勝ち取ることは難しくなりつつあります。
検索品質評価ガイドラインは一般に公開されているものの、公式文書は英語である上に、150ページを超えるものとなっているので、読むのはなかなかの苦労が必要です。

そこで、この記事では検索品質評価ガイドラインをふまえて、YMYLの重要性とこの分野におけるGoogleによるアップデートの履歴について簡単に説明いたします。

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YMYLに該当するページの種類

YMYLとは

Googleの検索品質評価ガイドラインにおいては、YMYLに該当するページ例として以下のようなページが挙げられています。

買い物や金銭取引に関するページ
購入・送金・清算などをオンラインで行うページ
金融情報に関するページ
投資・税・退職・住宅購入・学費・保険などに関するページ
医療情報に関するページ
健康・医薬・疾病や症状・メンタルヘルス・栄養などに関するページ
法律情報に関するページ
離婚・親権・遺言・市民権の獲得などに関するページ
市民に重要なニュースや公的情報に関するページ
国や地方の政治政策や法律・災害対策・重要なニュース(国際的な出来事・ビジネス・政治・科学・技術)などに関するページ
その他、上記に該当しないがやはりYMYLだと考えられるページ
養子縁組や自動車の安全に関するページなど

GoogleはYMYLの品質評価には特に高い基準を設けています。
その理由は、低品質のYMYL情報は人々の幸福、健康、経済的安定、安全に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

一般ユーザーを対象としたサービスを提供している企業等のサイトであれば、サイトの一部またはほとんど全部のページがYMYLに該当するケースも珍しくないでしょう。
たとえば運営しているサイトがECサイトであれば、ほぼサイト全域がYMYLに該当することになります。

SEOにおいては自サイトのビジネスがYMYLに該当するかどうかを認識し、該当する場合は後述するように、Googleが検索品質評価ガイドラインで言及している内容を意識した対策を進めていくことが必要です。

YMYLに関するアップデート履歴

日本では現在のところ、YMYL分野の中でもアルゴリズムアップデートの対象になっているのは医療情報に関するページが中心です。
この分野で大きな変更が行われたアップデートは、2017年12月の医療健康アップデートが最初だと考えられます。
以後、医療健康分野ではコアアルゴリズムアップデートや、その合間の調整期間にたびたび大きな順位変動が起きています。

  • 2017年12月 医療健康アップデート(日本のみ)
  • 2018年3月 コアアルゴリズムアップデート
  • 2018年4月 コアアルゴリズムアップデート
  • 2018年8月 コアアルゴリズムアップデート(Medic Update;海外でも医療健康分野を中心に大変動が起きた)
  • 2019年3月 コアアルゴリズムアップデート(March 2019 Core Update;Medic Updateの揺り戻しの動きも一部で見られた)

2017年の医療健康アップデートでは病気など、比較的限られた医療情報に関するキーワードが中心に影響を受けていましたが、その後のアップデートではすでに美容や健康にも影響が出るなど、医療健康分野の適用範囲は徐々に広がってきています。
対象となった医療健康キーワードにおいては、キーワード順位が大きく下落もしくは上昇する事例が非常に多くみられており、特にサイト単位で変動する点が特徴的となっています。

医療健康を除くそれ以外の分野では、日本ではまだそれほど大きな影響は確認されていませんが、今後適用される分野が拡大していくことも十分考えられます。実際、Google社員はMedic Updateも医療健康分野のキーワードだけを狙い打ちしたアップデートではないと明言しています。

なお、海外ではさかのぼって2017年4月に、アウルアップデートと呼ばれるフェイクニュース対策が行われています(つまりYMYLのうち特に市民に重要なニュースが対象)。Googleによるとサイトの信頼性を重視するアップデートとのことでしたが、日本では大きな影響は確認されませんでした。

参考
医療健康アップデート
医療や健康に関連する検索結果の改善について

アウルアップデート
Google 検索における最新の品質向上について

YMYL分野のSEOではE-A-Tが重要

検索品質評価ガイドラインによればGoogleは、YMYLに限らず以下のような観点からページを評価しています。

  • ページの目的
  • 専門性・権威性・信頼性(E-A-T)
  • メインコンテンツの質と量
  • ウェブサイト運営者やメインコンテンツ作成者の情報
  • ウェブサイト運営者やメインコンテンツ作成者の評判

YMYLには高い評価基準が設けられていることはすでに述べましたが、上記の中でも特に専門性・権威性・信頼性が重要視されます。
これらはExpertise/Authoritativeness/Trustworthiness の訳語で、頭文字を取ってE-A-Tと呼ばれています。

E-A-Tを評価する際に考慮されるのは以下の点です。

  • メインコンテンツ作成者の専門性
  • メインコンテンツ作成者、メインコンテンツ自体、ウェブサイトの権威性
  • メインコンテンツ作成者、メインコンテンツ自体、ウェブサイトの信頼性

E-A-Tが重視されるとなると、コンテンツやウェブサイトの内容それ自体だけでなく、誰が作成したコンテンツで、誰が運営しているサイトで、それが外部からどのように評価されているのか、ということも重要となってきます。
その理由は、サイトの運営者が自身のE-A-Tの高さを主張するだけでは不十分で、E-A-Tを図るソースとして外部からの評価を加えることが有効であると考えられるためです。

医療健康アップデート以降上位表示されているサイトは、その時々でGoogleが高いE-A-Tをもつと判断したサイトであると考えられます。
おおまかに言って、以下のような傾向がみられています。

  • アップデート当初は政府や学会などのサイトや論文等に極度に偏って上位表示されていた
  • その後、誰もが該当分野での信頼性を認めるような大企業・有名企業が運営するサイトも上位表示しやすくなった
  • 一方で、信頼性を担保しにくい個人のサイト(アフィリエイトなど)は上位表示しにくくなった

中には、専門家が作成したサイト、コンテンツであるにもかかわらず、アップデートによって(一時的ではあっても)下落してしまったケースも数多く確認されています。これはGoogleのアルゴリズムが完全ではないために、誤って判断されたのだと推測できます。
また、アップデート後上位表示されているサイトの種類が増えてきたことから、アルゴリズムによる判断の精度が上がってきているのだと考えられます。

このようなことをふまえると、YMYLのSEO対策においては、E-A-Tとは何かを理解し、GoogleにE-A-Tの高さを適切に伝えることが非常に重要となってきます。

それでは、E-A-Tとはどのようなもので、E-A-Tを高めていくためにはどうすればよいのでしょうか?
E-A-Tについて詳しくは以下のブログでご紹介しています。

Googleが最重視するE-A-Tを高めるための対策

まとめ

  • 自身のサイトで扱うコンテンツがYMYLに該当するかどうかを意識するとよい
  • YMYLに該当する場合は、E-A-Tが非常に重要になる

急激な順位下落でお困りの場合は

YMYLコンテンツを扱うサイトではコアアルゴリズムアップデートのタイミングで急激に順位が下落するようなケースが少なくありません。
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執筆者 / 監修者

サクラサクマーケティング
株式会社

取締役 社長

ねぎお社長 (根岸雅之)

ねぎお社長 (根岸雅之)イラスト

サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

◇ 出版書籍

◇ 情報発信

◇ 掲載メディア

◇ 共催セミナー歴

  • オウンドメディアの成功事例とSEOを支える運用型広告の活用
  • 今日から始められるWebマーケティング~コンテンツマーケティングとGoogle マイビジネス~
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