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Google検索オフィスアワーまとめ(2023年8月24日)

8月24日に日本版のオフィスアワーが開催されました。

今回はGoogleのリアルイベントにおける質疑応答セッションの紹介(後半)に加えて、Q&Aパートもありました。

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最近の主なブログ記事

HowTo とよくある質問のリッチリザルトにおける変更

https://developers.google.com/search/blog/2023/08/howto-faq-changes?hl=ja

より公正で一貫性のある検索体験を提供するため変更を行った

よくある質問のリッチリザルト表示を減らす
HowToはデスクトップ版に限定

Search Central Live : Tokyoの質疑応答のセッション紹介 後半

動画SEOについて

今後動画の中身が検索対象になると考えられるが、その際に何が重要になるか
動画フォーマットの変化にどれほど影響があるか

フェッチをさせられるようにすること、キーモーメントやClip,SeekToActionなどのマークアップを行うこと

フォーマットの変化については、長尺からショート動画、横型から縦型へということで、たとえばショート動画は検索結果に紐づいて表示されるようになっていたり、長尺とともに表示されたりして密接に絡み合ってくる予定であり、長期的に成長させていきたい

生成AIとどうなっていくかについては自分たちも知りたい
落ち着くところには落ち着いていくと思う

生成AIの実務利用について

実務としてAIを使った高品質なコンテンツを作るにはどうしたらよいか

最終的に品質が高いものができるのであればどのように作ったか気にしない(ChatGPT,Bard,独自LLMなど)
現在のLLMは品質が達しておらず人間によるレビューが必要で、将来的にもその域に達するかどうかもわからない
例えばハルシネーション(※もっともらしい虚偽の情報が生成されること)もなくならない

また、金融などの分野ではEEATに配慮することが必要で、どのように専門性を示すかはコンテンツを生成しているだけの人には難しいかもしれない

機械翻訳の活用について

AIの機械翻訳についても同様に基本的に問題はないのか(※人によるレビューを通せば使用してよいのか、といったニュアンスだと思われます)

機械翻訳も同じ問題を抱えており、高品質であることを保証できない
AIが意味のあるコンテンツを生成しているかどうかを確認するために、翻訳をレビューする必要がある。
Googleのドキュメントも機械翻訳しているが、レビューや変更を行っている
APIだけでは自然な日本語は生成できない

パラメータによる重複を防ぐ

大量のサーチコンソールの重複エラーと低品質エラーがでてきた
エンジニアがパラメータが好きでディレクトリを作ってくれない
重複を防ぐためにどうしたらエンジニアの理解が得られるコミュニケーションができるか

Google以外にもほとんどのクローラーは冗長なクロールを行わないため、サイトのクロールを誘導する必要がある
その際にいくつかのシグナルを利用する
シグナルの1つは内部リンクであり、リンクが一貫していないと冗長なクロールになる
たとえばURLパラメータの順番が違うだけのページなど
ほかにはrel canonicalなどで、例えばパラメータの順序が違うページに行き着いたとしても正規化が可能
サイトマップ送信でも、望ましいパラメータ順序でURLを送信するようにする

ホストレンディング(ドメイン貸し)について

ホストレンディングが最近また増えており、落とされても別のサイトで出てきており戦っている
いつまで待てばよいのか
私たちにできることはあるか

この問題を認識しており、フィードバックに基づいていくつかの修正を導入した
たとえば借りたサブドメインやサブディレクトリから何かを取得するのを難しくした
ただし新しいホストに移るだけで再び高い順位に戻ることがある問題を認識しており、長続きする解決策を考え出すことに取り組んでいる

ユーザーができることとしては、何百ものサイトからのレポートを分析できるため、スパムレポートは役に立つ
また可能であれば、ブログ投稿でたとえば仕組みや費用について詳細に記載すると、ウェブスパムチームに共有して分析できる

Google検索セントラルのマンガについて

マンガは誰が書いたのか?
(※次の記事にあるマンガのことかと思われます Google の検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について

作者を思い出せないがもっと取り組めるか聞いてみたい、乞うご期待
足りないトピックがあれば教えてほしい

AIツールの活用について

SEO専門家はAIをどう活用すべきか
AI時代に考えるべきSEOとは?

今日ではレポート生成、タイトル生成、サイト分析などに使えるツールがたくさんある 
精度は劣ることがあるが、確実に高速に実行できるので、たとえば大規模な分析タスクが必要なのであればそのタスクを達成できるツールを見つけるとよい
SEOの観点でもAIを使うのは全く問題ない
タイトルやコンテンツの生成ではハルシネーションが生じる可能性を認識して使用する必要がある

検索Q&A

ページがインデックスされない

noindexタグを付与していないにも関わらず、大量のページがnoindexがついていると判定されている

このケースでは「お探しのページが見つかりません」というエラーを示すリダイレクトが発生していて、Googlebotがnoindexを持つエラーページに転送されている
JavaScriptのエラーなどが考えられるので設定を見直すとよい

サイトを統合する場合のリダイレクト

ドメインが別の同じようなサービスを2つ所有していて片方のサイトを削除する場合にリダイレクトするのは適切なのか
・リダイレクトの目的として問題ないのか(今回の場合は統合のために使用する)
・サイト構造が違うが評価は引き継げるのか

リダイレクトは適切であり、推奨する

ニュースサイト向けSEOベストプラクティス

ニュースサイト向けSEOベストプラクティスの動画にて、「ページ末尾に関連記事を表示させるとき、必ず日付が表示されないようにする」との記載がある
ニュースサイト向けSEOベストプラクティス

これに関して、ニュース向けだけでなく通常のウェブ検索でも該当するのか?
またユーザビリティ観点で日付を掲載したいがGooglebotを混乱させずに掲載するポイントがあるか?

対象の動画はニュース向けであり、通常のウェブ検索に関するものではない

ただし以下の(通常のウェブ検索向けの)ドキュメントでも案内しているとおり、ページ内の他の日付情報は最小限にとどめることをおすすめしている
Google 検索で署名日に影響を与える – Google検索セントラル

お勧めの方法を取り入れてもまだ別の日付が選ばれてしまう場合は、最終的にページ内の他の日付の一部または全部を削除するとよい

複数ドメインに同一のサイト名を表示させる

サービスごとに複数のドメインを使い分けており、同じサイト名を表示させたいが、期待通りに表示されない

一般論であるが、基本的に複数ドメインに同一のサイト名を表示させることはできない

ajaxスクロールイベントの処理

Googlebotはonload以外のイベントは実行しないとのことだが、Googlebotのレンダリングは「は非常に縦長の画面で描画する」のであれば、スクロールイベントも実行できているのではないか?

オンロードのみ実行され、オンスクロールを待っている場合は機能しない
※質問者はすでにURL検査やモバイルフレンドリーツールでテストしても実行されなかったことを確かめているとのことで、その結果どおりであるようです。

階層の深さとクロールされやすさの関係

サーチコンソールでのインデックス関連データから、クロールされるページの傾向を調査した
①検出 – インデックス未登録
②クロール済み – インデックス未登録
③インデックス済み

結果として①の平均は②③よりも1階層分深かった

パンクズリストの階層が浅いほうがクロールされやすいのか
また階層の深さがページ品質に寄与することはあるのか

この仮説はそのままでは有効ではない
他にも、より信頼性の高いディレクトリからの新規コンテンツをより信頼する(この際階層の深さは問題ではない)というように、URLパターンに基づいたインデックス選択をすることがある

低品質被リンクを大量につけてくるスパム攻撃

クローキングされた自動生成された内容で毎日のように低品質被リンクを大量につけてくるスパム攻撃を受けており、順位に影響が出ている
数が多く判別も困難のため、品質も関係なく全ての被リンクを否認申請するしかない
適切な対処法や防御手段はあるのか

悪質なリンクは無視するので安心してほしい(特に何もしなくても問題ない)
否認することもできるが、ほとんどの場合Googleはリンクの信頼性を評価することができるので、ほとんどのサイトでは否認ツールを使用する必要はない
否認ツールは複雑な機能であり、使い方を間違えると検索パフォーマンスに悪影響が出る可能性があるため、慎重に使用する

正規化に関する問題の修正

シンジケートコンテンツとは?定義と判断基準について
質問者のケース(質問略)でcanonicalを設定しても問題ないか

この質問は、サイト構造を変更する際の正規化についてのものと見受けられた
その場合、古いコンテンツから新しいコンテンツにcanonicalを向けてほしい

サイトマップのpingエンドポイント1

サイトマップ更新pingのサポート終了にあたって、PubSubHubbubも同じタイミングで変更などされるのか

その予定はない

サポート終了までにping送信の解除は必要なのか?解除しないとクロールやインデックスに悪影響はあるか?

pingに対して何もしなくなるだけなので問題ない

robots.txtとリダイレクト

リダイレクトを設定しているURLに「robots.txtによりブロックされましたが、インデックスに登録しました」と表示されるのは、リダイレクトを認識せずに、robots.txtのほうを先に認識しているということなのか

その通り
許可されていない場合にはURLにアクセスできないため、リダイレクトは実行されない

構造化データはデスクトップ?モバイル?

WebSite構造化データはTOPページに実装するという理解であるが、質問者のサイトではSPページはPCページからリダイレクトされる形式となっている
PCとSPどちらのトップページにWebSite構造化データを実装するのがよいのか

両方に記述することを推奨

おわりに

次回は2023年9月下旬予定とのこと

過去の動画一覧
http://goo.gl/6EDi7q

Gogole検索オフィスアワーへの質問フォーム
http://goo.gle/3nKiR6K

前回のオフィスアワーまとめ
Google検索オフィスアワーまとめ(2023年8月10日)

過去のオフィスアワーまとめ一覧
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blog-tags/webmaster-office-hour

   

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    執筆者 / 監修者

    ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社取締役 社長ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

    1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

    SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

    ◇ 出版書籍
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