3月5日にGoogle検索オフィスアワーが行われました。
前回が2025年12月でしたので、3ヶ月近く間があいていたことになります。
その分回答された質問は多めになっていました。
この記事では回答の要点をまとめています。
Googleからのお知らせ
前回の実施以降、公開されたGoogle検索セントラルブログ記事の紹介です。
新しい AI を活用した構成で Search Console の分析を効率化する
https://developers.google.com/search/blog/2025/12/ai-powered-configuration?hl=ja
パフォーマンスデータから必要なデータを見つけるために自然言語で記述でき、手間を軽減することができる
Search Console に週単位と月単位のビューを導入
https://developers.google.com/search/blog/2025/12/weekly-monthly-views-search-console?hl=ja
SEOにおいて重要な検索トラフィックの傾向分析において、日次トラフィックは急増などの変化を見つける上で不可欠だが、全体像を把握するのは難しい。
今回週単位と月単位のビューが追加されたことで、日々の変化を平準化して全体的なトラフィック傾向に焦点をあてた分析ができるようになった
Search Central Live APAC 2025 のハイライト: 感謝の言葉
https://developers.google.com/search/blog/2025/12/scl-eoy?hl=j
バンコク、香港、東京で行われたイベントのまとめ記事を公開
2026 年 2 月の Google の Discover コア アップデート
https://developers.google.com/search/blog/2026/02/discover-core-update?hl=ja
Discoverのシステムに関する広範な更新
※別途解説記事を公開しています
【2026年2月】GoogleがDiscover コアアップデートを実施!内容や影響について解説
Q&A
テキスト検索結果の画像制御について
商品名で検索した際、対象商品ではなく関連商品の画像がサムネイル表示される。meta thumbnnailやnosnippetで制御しているが解決しない
テキスト検索結果の画像を完全に制御することはできませんが、最近のアップデートにより、schema.orgのprimaryImageOfPage プロパティや og:image メタタグを使用することで「優先画像を指定する」ことが可能になった。
※サクラサクコメント
Facebook向けにog:imageを設定しているのであれば、この変更に対応できていることになります。
参考:メタデータを使用して優先画像を指定する
Search Consoleレポート間で異なるステータスが表示される
サイトマップでは「検出 – インデックス未登録」となるが、URL検査では「URLがGoogleに認識されていません」となる。
ツールによって使用するソースやデータの更新頻度が異なるため、矛盾が生じることがある。
通常は時間の経過とともに違いがなくなるため、しばらく時間を置いてから再度確認してほしい。
否認リンクツールを使用する際の対象プロパティ
スパムリンクの否認リストは、現在のドメインのみにアップロードすべきか、過去(転送元)のドメインにもアップロードすべきか
過去ドメインへのスパムリンクが現行ドメインにも波及することはあるのか
現行ドメインのプロパティのみにアップロードしてください。リダイレクトが正しく設定されていれば、Googleはリンクシグナルを新しいドメインに転送するため、過去のドメインにアップロードする必要はありません
※サクラサクコメント
逆効果を生んでしまうリスクなどから、Googleは基本的にリンク否認ツールを使う必要がないとアナウンスしています
トップページではなく下層ページが上位表示される
カテゴリトップページに内部リンクを集約しているのに、「とは」や「選び方」などの下層ページが上位表示される。ペナルティが考えられるか
ペナルティではない。
ユーザーの検索クエリに対して、カテゴリトップよりも詳細で具体的な情報を含んでいる下層ページの方が「より関連性が高い」とGoogleが判断している可能性がある
サーチコンソールの「公開URLをテスト」が利用できない
URL検査で「公開URLをテスト」を実行するとエラーが発生し、テストやインデックス登録リクエストができない。
アクセスブロックや表示速度の問題もない
一般的にこのようなエラーが発生する場合、Googlebotがコンテンツを完全に取得・レンダリングできていない可能性が高い。
サーバー側(ファイアウォール、リクエストブロック、タイムアウトなど)でGooglebotのアクセスが制御されていないか、サーバーログを確認することが解決の糸口となる
なお、このサイトではすでに問題が解決しているようであった。
トップページと配下のページが別のシステムで動いているようなサイトだったので、配下領域のサーバー側で問題があったと思われる
サイト内の全ページが徐々にインデックス除外される
新規公開した海外向けサブドメインサイトの全ページが、一度インデックスされた後に「クロール済み – インデックス未登録」となり除外されてしまった
新規コンテンツのインデックスには時間がかかる。
「クロール済み – インデックス未登録」の場合は、コンテンツの有用性や品質の向上に取り組むことが必要である。
並行してサイトマップやhreflangのエラー解消にも取り組むとよい
※サクラサクコメント
一度インデックスされた後に削除されたという事象に沿った回答になっておらず、明言することを避けたようです
「クロール済み – インデックス未登録」が多い問題
このステータスが多いとサイト全体が低品質とみなされ、ランキングが上がらない、低品質とみなされるというのは本当なのか
このステータスは「Googlebotがクロールしたものの、検索結果に表示するほど十分な価値がないと判断した」状態を示す
これはインデックスしない決断をしたことを意味するが、それによってサイト全体がアルゴリズムによる手動対策を受けているわけではない
引き続き個々のページの有用性や品質向上に努めるとよい
類似カテゴリページが重複判定される
デザインやテキストが異なるのに重複判定される。
共通パーツ(ボイラープレート)の多さや、サーバー応答速度の不安定さによる画像などの取得不全によるものなのか
どちらも原因になりうる
商品リストやファセットナビゲーション等の変更だけで独自性が低いと判断されたり、サーバー応答の不安定さによりコンテンツが完全に取得されず重複判定を招いたりすることがある
ユニーク性を強調するには、主要な独自テキストをHTMLの早い段階で読み込ませることが有効
表現の揺れがある検索クエリの取り扱い
「メンズエステ」と「メンエス」について、「集客」や「求人」で検索結果が異なる。Googleは別ワードとして認識しているのか
また、「メンエス」でしか表示されない場合、「メンズエステ」で表示させることは可能なのか
具体的な回答はできないが、一般的にGoogleはクエリの意味を理解し、ユーザーにとって最適な結果を返すよう努めている
イベントの構造化データのグローバル対応について
Googleのイベント検索機能は今後日本でもサポートされる予定はあるか
日本語および日本地域は未対応
ドキュメントに利用可能な地域は記載しているが、特定言語の具体的な対応時期について伝えられることはない
なお、リッチリザルトテストで有効と出ても、サポートされていない地域では検索結果には表示されない
参考:イベント(Event)の構造化データ
URL設計と日本語URL
意味のない文字列、エンコードされた文字列、複雑なディレクトリ構造はSEOに悪影響となるのか
REST APIのようにリソースを明確に表すURL設計は効果があるか
日本語URLではエンコードされたURLとそうでないURLは別ページと認識されるのか
シンプルで理解しやすいパスはユーザーとクローラーの両方に有益である
REST APIのようにリソースを明確に示すURL設計も間接的に役立つ
日本語パスについては、エンコードの有無に関わらず同じページとして認識するが、正規化された(一貫した)URLの使用を推奨する
noindexタグに関するJavaScript SEO
JavaScriptに関するドキュメント内に、Googleがnoindexタグを見つけた際に「レンダリングをスキップする」とあるが、何のレンダリングなのか、初期のDOM構築はスキップされるのか
HTMLのヘッドセクションの解析時にnoindexタグが検出されると、以降のリソースのフェッチやJavaScriptの実行、本格的なレンダリングをスキップする可能性がある
noindexタグ自体を読み取るために初期のDOM構築は必要であるため、通常は実行される
※サクラサクコメント
もともとのHTMLにnoindexが記載されており、それをJavaScriptで取り除いている場合に問題になりやすいと考えられます
head内へのiframeタグ記述
head内にiframeが挿入されると、それ以降のhead内の記述が無視されるという過去の発言があった。
自社サイトでサードパーティーツール等でiframeタグがhead内に挿入されることがあるが、現状ではiframe以降のtitleやcanonicalタグは効いているように見られる
修正の緊急度は高いのか
緊急度はビジネス課題や状況によるが、URL検査ツールでtitleやcanonicalなどの重要タグが正しく認識されていれば、緊急度はそれほど高くないかもしれない
しかし、HTMLの健全性のためには修正を推奨
Googlebot訪問時のリダイレクトの挙動
GoogleのIPアドレスで訪問した時のみ別URLにリダイレクトされる誤実装があるサイトで、リダイレクト挙動を調査する方法はあるか
最も確実な方法は、サイトのサーバーログでGooglebotのユーザーエージェントに対する応答ヘッダーを直接確認することである。
または、コードベースやデータベースでハードコードされた可能性のあるIPアドレス、ファイアウォール、CDNルールがないかどうかを確認することも有効
更新した記事内容が長期間検索結果に反映されない
タイトルや記事内容等を大幅に更新したが、特定の記事だけは1ヶ月経っても検索結果に反映されず、スパムリンク否認、新URL作成や301リダイレクトも試したが変化がない
質問者のサイトを確認したところ、301リダイレクトは既に解除され、代わりに別の新規URLが作成されて上位表示されていたので、問題は解決しているように見受けられた。
301リダイレクトが正しく実装されていないと問題が生じることが多い
検索結果に記事の最新更新日を反映させる方法
クリック率改善のために検索結果に最新更新日を反映させたい。
メタタグやh1タグには更新日の記載がないがどうすればよいか
ページが更新・公開された日付をGoogleに推定させて検索結果に反映させる方法については、公式ドキュメントを参照してほしい
Google 検索で署名日に影響を与える
https://developers.google.com/search/docs/appearance/publication-dates?hl=ja
Search ConsoleのBigQueryエクスポート
検索結果に自社サイトが複数表示されるクエリにおいて、表示回数、平均順位を計算したい。
1ページ目の1位と2ページ目の15位に自社サイトが表示される場合、searchdata_site_impression はどうなるのか
BigQueryにはプロパティ別に集計するsearchdata_site_impressionと、URL別に集計するsearchdata_url_impressionの2つのテーブルがある
2つのリンクが表示される場合、site_impressionには1インプレッション、url_impressionには2インプレッションが表示される
この場合、searchdata_site_impressionにおいて、表示回数は1、平均順位は1となる
サーチコンソールのタイムゾーン
検索パフォーマンスはカリフォルニア州の現地時間と明記されているが、インデックス登録やクロールの統計情報などの各種ダッシュボードも同じか
パフォーマンスレポートで24時間表示を選択すると居住地域の現地時間(ブラウザ設定に基づく)で表示されるが、その他のオプションや日付は全て太平洋時間(PT)で表示される
※サクラサクコメント
上記のように回答されましたが、URL検査ツールにて太平洋時間ではまだ来ていない時間が表示されることがあります。
おそらくパフォーマンスレポートの24時間ビュー以外にも現地時間が表示されているケースがありそうです。
おわりに
今年は毎月開催が難しいとのことで、次回のオフィスアワーは2026年6月中旬を予定しているとのことです。
過去の動画一覧
http://goo.gl/6EDi7q
Gogole検索オフィスアワーへの質問フォーム
http://goo.gle/3nKiR6K
過去のオフィスアワーまとめ一覧
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blog-tags/webmaster-office-hour
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