2026年2月6日(米国時間2月5日)、Discover コアアップデートを実施しました。
Googleはこれまでにさまざまなアップデートを行なってきましたが、「Discover コアアップデート」を実施するのは今回が初めてです。
このアップデートの内容や影響範囲について解説します。
Discoverコアアップデートとは?
Discoverコアアップデートは、Google Discoverに記事を表示するシステムに特化したアップデートです。
今回のアップデートの正式名称は「February 2026 Discover Core Update」と発表されています。
通常行なわれるコアアルゴリズムアップデートは検索だけでなく、Discoverにも影響がありますが、Disocoverのみを対象としてアップデートが行なわれたのは今回が初めてのことです。
このアップデートは米国の英語ユーザー向けにリリースされましたので、現在のところ日本は対象外です。
今後数か月以内にすべての国と言語向けに拡張される予定とのことです。
他のアルゴリズムアップデートと同様、ロールアウト完了までには数週間が予定されています。
Today, we're announcing an algorithmic change that enhances the quality of articles that appear on Discover. We're calling this the February 2026 Discover Core update.
Find out more in our blog post at https://t.co/AqLkmqcoPG
— Google Search Central (@googlesearchc) February 5, 2026
February 2026 Discover Core Updateの変更内容
今回のアップデートでは3つの変更点が指摘されています。
ユーザーの住んでいる国に応じて、ローカルなコンテンツの表示がより拡大
グローバルなコンテンツではなく、住んでいる国や地域のご当地のコンテンツ表示が強化されるため、地元のメディアなどには追い風になる可能性があります。
センセーショナルなコンテンツやクリックベイトの表示が抑制
Googleは以前から見出しやタイトルをページ内容に沿って設定することを求めています。
以下の既存ドキュメントでも、見出しやタイトルを自己評価することを推奨しています。
メインの見出しやページタイトルは、コンテンツを誇張している、または読者に強いショックや不快感を与えるものではありませんか。
有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成
コンテンツの本質を捉えたページタイトルと見出しを使用する。
Discover とウェブサイト
今後Discoverでは釣りタイトルがより厳格に抑制される可能性があります。
より専門性が重視される
Googleが、そのサイトが専門性を持っていると認識した分野において、より深く、独創的で、タイムリーなコンテンツをDiscoverに表示します。
ここで、サイトの専門性は必ずしも1分野だけでなく、トピックごとに専門性があるかどうかが識別されているとのことです。
Discover Core Updateを受けての対策
今回のアップデートでは日本は対象となっていませんが、数か月後には日本を対象としたアップデートが行なわれる可能性が高くなっています。
しかし、今回のアップデート内容は、従来のGoogleの推奨を変えるものではないため、今後日本が対象になったとしても特にアクション変更が求められるものではありません。
そのなかで、特に気を付けるべきことがあるとすれば、以下のような点を見直すようにしましょう。
「釣り」タイトルを避ける
クリックやPV獲得を目的として、内容にそぐわないタイトルは避けるべきです。
読んでいるユーザーをがっかりさせたり、不満のコメントが集まるような記事を公開していていたりする場合は見直すとよいでしょう。
地域コンテンツの強化を検討する
自サイトとの相性もありますが、今後地域別のコンテンツの集客強化につながる可能性があるため、地域コンテンツの作成を強化することも検討しましょう。
トラフィック獲得だけでなく、E-E-A-Tの強化にもつながるはずです。
タイムリーなコンテンツを重視する
Discoverは以前からタイムリーなコンテンツを好み、ユーザーの関心に合わせて表示させます。
新たなトピックやトレンドを重視して発信を強化することがおすすめです。
自サイトが専門性のある分野の発信を強化する
自サイトが専門的であると、自他ともに認められる分野の発信を強化します。
その時点でGoogleに専門性が認められているかどうかは、その分野における人気キーワードの検索で上位表示していることや、Discoverでの表示が続いていることなどが1つの判断基準になるでしょう。
より高品質なコンテンツに注力する
自サイトに専門性があると考える分野のコンテンツ品質を高めることが重要です。
競合のコンテンツが追い付けないほど深く掘り下げたり、競合にない視点、情報、考察をもとにしたコンテンツを作成したりすることで、他サイトでは真似できないコンテンツを作成するようにします。
専門分野ごとにE-E-A-Tを意識する
コンテンツ制作活動に並行して、サイト内外から見て、その分野にE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が備わっていることが表れるような活動を行ないます。
E-E-A-Tについては以下の記事もご覧ください。
参考:https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/e-a-t
高画質の画像を使用し、プレビュー画像のメタタグを設定する
高画質(幅1200px以上)で、クリックしたくなるような魅力的な画像をプレビュー画像に設定します。
さらに、この画像がプレビューで大きく表示できるよう、以下のメタタグを設定します。
<meta name=”robots” content=”max-image-preview:large”>
ページエクスペリエンスを高める
ページ表示速度をはじめとするコアウェブバイタル、HTTPSやモバイル対応により良好な閲覧環境が保たれ、ポップアップや煩わしい広告などによる阻害要因がないかどうかを確認し、問題点を解消するようにします。
Googleが行なうアップデートとは?
今回Discover コアアップデートの発表がありましたが、このような発表を行なわなくても、Googleは日々アルゴリズム変更を行なっています。
Google では常に検索エンジンのアルゴリズムを更新しており、その更新には小規模なコア アップデートも含まれます。これらの更新は、広く認識されるものではないため発表されません
Google 検索のコア アップデートとウェブサイト
その中で、Googleが特に発表すべきとみなしたアップデートのみが公表され、以下のステータスダッシュボードにも履歴として残ります。
参考:https://status.search.google.com/products/rGHU1u87FJnkP6W2GwMi/history
Discover コアアップデート以外に、ステータスダッシュボードに記録されているアップデートには以下のようなものがあります。
- コアアップデート
- スパムアップデート
- レビューアップデート
- ヘルプフルコンテンツアップデート
今回のDiscover コアアップデートは、Discoverに特化したアップデートとして特徴的で、それゆえにアナウンス対象となったと考えられます。
まとめ
Discover コアアップデートは、Discoverに特化して初めて行なわれたアップデートですが、Googleのこれまでの推奨を変えるものではなく、これまでどおり高品質なコンテンツを作るという方向性に変わりはありません。
ユーザー視点で価値のある、役に立つコンテンツを提供していたサイトであれば、これまでどおりの方針を継続することで、自然とアップデートに対応することが可能です。





