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こんにちは。サクラサクマーケティング株式会社、社長のねぎおです。
AIの情報で持ち切りですが、ねぎおも積極的に情報収集の上、みなさんにお届けしたいと思います。
今回のテーマは「AIO(AI Overviews)に対応するべき理由」です。
AIOとは、Googleの検索結果上部にAIが要約回答を提示する機能で、2025年3月のコアアップデート以降、日本語検索でも本格的に表示されるようになってきました。
この新しい検索体験の登場により、SEOを取り巻く前提が大きく変わりつつあります。
こちらの動画でも解説しておりますので是非ご覧になってくだい。
検索の構造が変わった:ユーザーはもう「クリック前提」ではない
従来の検索エンジンは「発見 → 分析 → 登録 → 表示」というプロセスで、情報を整理し、ユーザーに提示してきました。その構造は今も基本的に変わっていません。
ただし「表示」のフェーズで大きな変化が起きています。
従来はリンクリスト(いわゆる10本青いリンク)による選択式でしたが、AIOではAIが要約文で“答え”を提示してしまいます。
つまり、クリックする前に満足してしまう「ゼロクリック検索」が急増しているのです。
では、なぜAIO対策が必要なのか?
AIO表示によって、自社サイトが検索結果に表示されても「クリックされない」可能性が高まっています。
しかし裏を返せば、AIOに自社コンテンツが採用されれば、通常の自然検索よりも目立ち、信頼される情報として表示されるチャンスでもあります。
実際、AIOに採用されたURLの約40%は、自然検索で20位以下だったという調査結果もあります。
つまり、今まで埋もれていた良質なコンテンツにも光が当たる時代になったのです。
出るクエリと出ないクエリの違いとは?
AIOはすべての検索で出るわけではありません。
以下のような特徴があります:
- 出やすい:How/What/Whyなどの疑問系、情報収集型、比較検討系のクエリ
- 出にくい:YMYL領域(医療・金融)、ナビゲーション型、事実確認だけのクエリ
つまり、自社のサービスやコンテンツが「出やすい領域かどうか」を把握した上で、戦略的に対策を打つ必要があります。
どんな対策をすべきか?
今後のSEOでは、次の3軸での対策が求められます。
【1】 AIOに選ばれるためのコンテンツ設計
- 見出し直下に結論を書く
- 要点は箇条書きや表で整理
- FAQ構造、構造化データ(schema.org)を活用
- E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を強化
- llmo.txtなど新しいAI向け指示ファイルの導入検討
【2】 CV(コンバージョン)に直結するキーワード強化
- 商品・サービスページの見直し
- ミドル~ボトムファネルの充実
- 比較/レビュー/料金などの意思決定支援型コンテンツ
【3】 ブランド力の強化と指名検索の増加
- SNS/ブログ/イベントなどでの外部発信
- 指名検索される状態をつくる
- CV導線(LP設計・導線整理)の再確認
まとめ:SEOは「選ばれること」の戦略へ
AIOは検索行動を根本から変えつつあります。
これまでの「上位表示されればOK」という時代から、「検索でもAIでも選ばれること」が重要な時代に突入しました。
流入数だけでなく、指名検索・認知・CV導線も含めた広い視野でSEOを捉えなおす必要があります。
次回以降も、AI時代のSEO戦略を追いかけていきます!
では、また次回のメルマガで!
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