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こんにちは。サクラサクマーケティング株式会社、社長のねぎおです。
今回は「構造化データの重要性がAI時代になって再び高まっている理由」についてお届けします。
SEOの話題といえば、今はAIOやAIモードに注目が集まっていますが、その裏で静かに、でも確実に再注目されているのが“構造化データ”です。
AI検索時代におけるSEOの“土台”。
検索でも、AIでも「選ばれるサイト」になるために、欠かせない視点を整理していきます。
構造化データってそもそも何?
構造化データ(Structured Data)は、検索エンジンにページの内容を「ちゃんと伝えるための言語」のようなもの。
たとえば、レシピ記事に「この料理名は○○、材料は△△、調理時間は□□分です」といった情報を、検索エンジンが理解できるようにHTMLの中に“注釈”として書いていく。
これが「スキーママークアップ(schema.org)」で、JSON-LD形式で書かれるのが一般的です。
参考:知らないと損!構造化データとは?完全解説
https://www.youtube.com/watch?v=55IORNtNCoo
つまり:構造化データは、検索エンジンとの“共通言語”!
リッチリザルトを期待して使われていた
構造化データといえば、SEO文脈でいえば、リッチリザルト表示のためのもの、というイメージが強かったと思います。
- レビュー:商品や映画の★評価表示
- レシピ:調理時間やカロリー、画像の表示
- FAQ:Q\&Aがそのまま検索結果に表示
- How-to:手順情報が展開表示される
こうした表示により、CTR(クリック率)向上が狙えるため、多くのSEO担当者が実装してきたのが構造化データです。
では、なぜ今また注目されているのか?
それは、「検索の主役がAIに変わりつつある」からです。
ねぎおのメルマガでもAIに関する情報を発信してきましたが、GoogleのAIO、AIモードをはじめ、AIの進化が検索市場を変化させつつあります。
AIOでは、複数サイトの情報をAIが統合し、“ひとつの答え”として表示されます。
この時、AIが参照しやすいのは“構造化されたデータ”。
つまり、構造化データを正しく実装しているサイトほど、AIに「素材」として選ばれる可能性が高まるわけです。
AIに選ばれるには、機械が理解できるように書いておく=構造化データが必要!
ChatGPTやBingでも、構造化データが活躍
Bing ChatやChatGPTのブラウジング機能でも、構造化データは重要。
検索以外の情報取得手段(音声検索、スマートスピーカーなど)でも、構造化された情報が使われる場面が増えてきました。
Googleのナレッジグラフや音声アシスタントでも、構造化データを元に情報を整理・引用していると言われています。
SEO戦略を再構築するカギ
AI時代のSEOは、「上位表示」だけでは足りません。
検索でもAIでも“選ばれる構造”をつくることが重要です。
その第一歩として、構造化データの再点検・再実装を強くおすすめします。
今やるべき構造化データ対応(優先順位順)
1. 現在の実装状況を棚卸し
- リッチリザルトが出ているか確認
- 未実装ページや狙えるスキーマを洗い出し
2. 優先スキーマを選定
- 商品ページ → `Product`
- 記事コンテンツ → `Article`
- FAQページ → `FAQPage`
- 手順解説 → `HowTo`
3. 実装とテスト
- CMSプラグイン or 開発者と連携
- ChatGPTでJSON-LDコード生成もOK(※必ず検証!)
- Googleの「リッチリザルトテスト」でエラー確認
4. サイト構造の見直し
- パンくず、Hタグ、内部リンクも整理
- 構造化データは「単発の施策」ではなく「土台作り」
5. 最新情報のキャッチアップ
- Googleの公式ガイド更新を定期チェック
- このメルマガでも最新情報をフォローしていきます!
最後に:構造化データは“地味だけど効く”
構造化データは、目立つ施策ではありません。
でも、AI時代のSEOにおいては、縁の下の力持ち。
今後のSEO戦略において、「AIでも理解されるサイト設計」が大前提となります。
それを実現する“第一歩”として、今一度、構造化データを見直してみてください。
地道な実装が、未来の検索結果を変えていきます。
では、また次回のメルマガで!
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