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こんにちは。サクラサクマーケティング株式会社、社長のねぎおです。
先日、「AIOに自社サイトが引用されてないんですけど…検索では1位なのに…」という相談を複数いただきました。
実はこれ、最近のAIO(AI Overview)で頻発している現象で、Google検索の表示ロジックが根本から変わってきているサインでもあります。
ということで今回は、「なぜ検索1位のサイトがAIOで無視されるのか?」
そして「そのロジックを理解してどう対策するか?」を、Google公式の情報に基づいて、わかりやすくお届けします。
AIOと通常検索は、リンク選定のロジックが違う!
最近、Googleが開催した「Search Central Live NYC」で明かされた内容によると、 AIOは以下の3つの技術を組み合わせて構成されています。
この技術が、通常検索とAIO表示の“ズレ”の正体です。
1. 予測要約(Predictive Summaries)
AIOは、単なるクエリの回答ではなく、ユーザーが聞いてきそうな次の質問まで予測して答えるのが特徴。
つまり、「●●とは?」という検索でも、「なぜそれが重要か?」「どう使うのか?」など
関連トピックまでカバーしようとします。
その結果:
1位にある“定義だけ”のページよりも、文脈・活用・事例を含むページが選ばれることも。
2. グラウンディングリンク(Grounding Links)
AIが生成する要約は、幅広い情報源をまたいで構築されます。
たとえば、
- 「信頼性が高いか?」
- 「事実として裏付けられているか?」
- 「複数視点からの整合性があるか?」
などを判断基準に、特定のページだけでなく複数ページを引用して生成しています。
その結果:
通常検索で上位でも、網羅性や信頼性が不足しているとAIOには使われない。
3. クエリファンアウト技術(Query Fan-Out)
これは、Googleが1つの検索クエリから、自動的に複数の関連クエリを展開し、回答を補完する技術です。
例:「SEOとは?」というクエリが入力されたとき、
内部的には「SEOの始め方」「SEOの必要性」「SEOとMEOの違い」なども同時に検証されます。
その結果:
特定の1クエリにしか答えていないページは、AIOでは不十分と判断されやすい。
つまりどう対策すべき?
ここまでをまとめると、「検索1位なのにAIOに載らない」理由はこうなります。
- 理由1:内容が浅く、周辺情報に乏しい
対策:関連FAQ、事例、活用法も追加 - 理由2:信頼性・一次情報が不足
統計・出典・専門家監修を明記 - 理由3:サブクエリ(ファンアウト)に答えていない
複数の検索意図をカバーする構成に
ねぎおの視点:今こそ「情報の設計力」が問われている
AIOが主流になると、単に上位を目指すSEOから 「AIに引用される構造」を意識したSEOへ進化する必要があります。
それは、
- EEATの強化
- コンテンツの深掘り
- サイト全体での網羅性設計
を意識することに他なりません。
「1ページで勝負」から、「サイト全体で文脈を持つ」構造へ――。
ここが、これからのSEO成功の分岐点になりそうです。
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では、引き続きAI時代のSEO戦略に関して、情報発信させていただきます。