SEO施策において、特定のキーワードが検索結果の2~3ページ目で停滞してしまうのはよくある課題です 。コンテンツの質は評価されているものの、上位に食い込むための「あと一押しの評価」が足りない状態といえます。
本記事でご紹介するのは、DB(データベース)型サイトにおいて内部リンクのアンカーテキストを最適化し、16位から5位(+11ランクアップ) 、21位から10位(+11ランクアップ) へと順位を急上昇させた事例です。
サイト内の既存資産を最大限に活かしてミドルワードを1ページ目へ引き上げた、具体的な施策プロセスを詳しく解説します。
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▼大規模サイトやデータベース型サイトのSEOで意識したいポイント
この記事の監修者|SEOコンサルタント 宮前 翔太

Webマーケティング部門
コンサルティング部 マネージャー/SEOコンサルタント
2016年よりWebマーケティング領域に従事。
コンサルティング部マネージャーとして、業種・業態を問わず多様なWebサイトのSEO支援を担当。
特にポータルサイトの改善実績を多数持ち、サイト構造設計からコンテンツ戦略、テクニカルSEOまで一貫して対応している。
SEOに限定せず、CROやLLMOも含めた横断的な施策設計により、
検索可視性とコンバージョンの両立を図り、Webサイトの売上最大化にコミットしたコンサルティングを行っている。
内部リンクとアンカーテキストがSEOに与える重要性
具体的な施策の解説に入る前に、なぜ内部リンクとアンカーテキストが順位上昇においてこれほど重要な役割を果たすのか、その理由を整理します。
内部リンクは、単なるユーザーの回遊を促す手段ではなく、サイト内の「リンクジュース(ページ評価)」を適切に配分し、検索エンジンにサイト構造を正しく理解させるための極めて重要なSEO施策です。
特に「どのキーワードで評価されたいか」を明示するアンカーテキストの最適化は不可欠であり、適切なキーワードを含めることで、リンク先ページがそのテーマにおいて重要であることをクローラーに強く認識させることが可能になります。
今回の事例でも、評価の高いページからターゲットワードを用いてリンクを「集約」させることで、2~3ページ目で停滞していたミドルワードに対し、評価を集中させて順位を動かすアプローチを試みました。
施策の概要
サイト内で最も高い評価を持つトップページから、PLP(優先的に検索順位を上げたいページ)へ、直接リンクをつなぎました。
具体的な実施内容
- ターゲット: 2~3ページ目に停滞しているミドルワードで対策したいページ
- 施策キーワードイメージ:「エリア×職種×求人」といった2~3語程度の掛け合わせキーワード
- 実施方法: トップページから対象ページに向けて、ターゲットワードをアンカーテキストに用いた内部リンクを設置
- 設置箇所: サイトトップページに、施策用のリンク領域を新設して実装
施策のイメージ

単なるURLの設置ではなく、狙いたいキーワードをアンカーテキストとして明記することで、Googleに対してリンク先ページのテーマ性を強力に伝達する狙いがあります。
施策の結果
施策の結果、対象としたキーワードにおいて、特定のページへアンカーテキストによる内部リンクを集約させたことによる順位改善が見られました。
| 対象キーワード | 対策前の順位 | 対策後の順位 | 順位の差分 |
|---|---|---|---|
| キーワード① | 16位 | 5位 | +11 |
| キーワード② | 13位 | 7位 | +6 |
| キーワード③ | 21位 | 10位 | +11 |
本施策の結果、キーワード①は16位から5位へと11ランクの大幅な上昇を記録しました。同様に、キーワード②は13位から7位へ、キーワード③は21位から10位へと順位を上げ、対象としたすべてのキーワードで検索1ページ目(トップ10)へのランクインを果たしています。
監修者からのコメント|成果を出すためのポイント
今回の事例から、効果的な内部リンク施策には2つの重要な条件があることが推察できます。
1. 適切なPLPがある状態で実施する
ターゲットワードに適したPLP(優先的に検索順位を上げたいページ)が、すでにサイト内に存在していることが大前提です。内容が不十分なページや、検索意図と乖離したページにリンクを集中させても、今回のような劇的な順位改善は得られにくいでしょう。
まずは、リンク先が評価を受けるに値する「器」になっているかを確認することが重要です。
2. 注力させる「ターゲットページ」を明確に選定する
すべてのページに満遍なくリンクを貼るのではなく、上位表示まであと一歩の距離にあるキーワードを特定し、どのページに評価を集中させるかを見極める戦略的な視点が欠かせません。
今回の事例のように、すでに11位~30位圏内に入っている「伸びしろのあるページ」をターゲットとして絞り込むことで、サイト全体の資産を、より効率的に順位改善へと結びつけやすくなります。
まとめ:既存資産を活かした効率的なSEO
内部リンクのアンカーテキスト最適化は、サイト内の既存評価を再分配し、順位改善を狙うための有効な手法の一つといえます。
もし「2~3ページ目から動かない」ミドルワードがある場合は、トップページなどの強力なページから、適切なキーワードを含めたテキストでリンクを送れているかを見直してみてください。特定のページに評価を集約させるというアプローチが、停滞していた順位を動かす大きな原動力になり得ます。
サクラサクマーケティングは、20年以上の知見に基づいた緻密な内部施策から最新のAI・LLM活用まで幅広く対応しております。「自社の伸びしろがあるページを特定したい」「今の膠着状態を打破したい」という悩みに対し、多数の支援実績で培った解析力を活かして突破口を提示できるのが弊社の強みです。
SEOの枠を超えたWeb集客全体の最適化についても幅広く承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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この記事の監修者|SEOコンサルタント 宮前 翔太

Webマーケティング部門
コンサルティング部 マネージャー/SEOコンサルタント
2016年よりWebマーケティング領域に従事。
コンサルティング部マネージャーとして、業種・業態を問わず多様なWebサイトのSEO支援を担当。
特にポータルサイトの改善実績を多数持ち、サイト構造設計からコンテンツ戦略、テクニカルSEOまで一貫して対応している。
SEOに限定せず、CROやLLMOも含めた横断的な施策設計により、
検索可視性とコンバージョンの両立を図り、Webサイトの売上最大化にコミットしたコンサルティングを行っている。






