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92%の記事で流入増!記事への「要約動画」の挿入がSEO指標に与える影響を12事例で徹底検証

2026年2月27日

サクラサクマーケティング編集部

92%の記事で流入増!記事への「要約動画」の挿入がSEO指標に与える影響を12事例で徹底検証

昨今のSEO(検索エンジン最適化)において、テキストだけでなく動画を組み合わせたコンテンツ設計が注目されています。しかし、「動画を入れるだけで順位が上がるのか?」という疑問を持つWeb担当者も少なくありません。

そこで今回、弊社コンサルタントが既存の公開記事を対象に、「記事上部への要約動画コンテンツ挿入」施策を実施しました。

その結果、約92%(11記事)においてオーガニックセッションの上昇が見られました。また、最大10.3%の直帰率改善や5分以上の滞在時間延長といった、ユーザー行動指標の向上が確認されました。

本施策がサイトパフォーマンスにどのような好影響をもたらしたのか、最新の検証結果とその要因を詳しく解説します。

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この記事の監修者|シニアコンサルタント T.U.

サクラサクマーケティング株式会社
シニアコンサルタント/R&Dチーム構成メンバー

2007年よりWebマーケティング業界に従事、Webの黎明期に参入しSEOや各種広告運用、制作ディレクターなどを幅広く担当。
ロジックと定量的な結果を重視し、中小から大手まで業種業態を問わず数多くのサイトをサポートしている。
顧客の課題解決の幅を広げるべく日々アンテナを広げ、最近はWebマーケにおけるAI領域にも積極的に関与。

▼動画を記事に埋め込むことのSEO効果とは?対策事例を紹介

▶【2026年最新】ユーザー行動がランキングに与える影響|検索順位が決まる「裏側」を暴露

私たちが「要約動画」という新たな施策を始めた理由

サクラサク編集部(以下、編集部):
T.Uさん、今回の動画施策はかなり「攻め」の姿勢を感じますが、そもそもどのような課題感からスタートしたのでしょうか?

T.U:
一番は、「記事としての総合評価を、さらにもう一段引き上げられるのではないか?」という可能性を探りたかった点にあります。SEOの世界では、2位までは行けても「1位の壁」が厚かったり、上位にいても競合との差がわずかだったりと、停滞を感じる場面が少なくありません。

編集部:
今やどのメディアも網羅性や専門性を高めていますから、テキストの内容を充実させるだけでは、差別化が難しくなっているということですね。

T.U:
その通りです。だからこそ、記事の内容(テキスト)以外の部分で、競合にはない「ユニーク性」を出す必要があると考えました。ただ情報を載せるだけでなく、記事を要約した動画を掲載し、読むor視聴するという選択肢を提供することで、差別化とともにユーザビリティ視点でも改善できれば、競合との明確な差分になりますよね。

編集部:
なるほど。最初から「セッション数を増やそう!」という狙いがあったわけではない、と。

T.U:
そうなんです。流入数そのものよりも、滞在時間を増やしたり、ユーザーアクションが改善されたりといった「質の変化」に関心がありました。そうしたプラスの要素を積み重ねることで、結果的に検索エンジンからの評価も上がってくるのではないか。そんな期待と仮説を持ってスタートしたのが、今回のプロジェクトでした。

記事冒頭への「要約動画」設置というアプローチ

SEO業界では、動画コンテンツの追加について「特定のワードにおける順位上昇に直接的な効果はないが、間接的な効果が期待できる」というのが定説です。

そこで今回は、動画コンテンツの導入が、どこまで「間接的な押し上げ効果」をもたらすのか、その実態を明らかにするために具体的な指標を用いた検証を実施しました。

検証の概要

目的

動画コンテンツの導入が、どこまで「間接的な押し上げ効果」をもたらすのかを検証するため、オーガニックセッション・CV・直帰率・滞在時間の4つの指標を用いて検証を実施しました。

施策の内容

今回の検証では、記事の上部(最初の見出しの下)に、その記事の内容を約5分以内にまとめた「要約動画コンテンツ」を追加しました。

  • 施策サイト数:1サイト
  • 動画を追加したページ数:12ページ
  • 1ページ当たりの動画設置数:1動画
  • 設置場所:最初の見出しの下に動画を配置
  • 動画コンテンツ内容:当該記事の内容を要約した動画
  • 検証期間:動画を追加した日を起点に、前後1~2ヶ月を目安に数値を比較

※設置場所のイメージ

検証結果

動画挿入の結果、検証した多くの記事においてオーガニックセッションの上昇だけでなく、直帰率の改善や滞在時間の延長といったユーザー行動指標にも顕著なプラスの変化が見られました。

記事別のオーガニックセッション・CV・直帰率・滞在時間の結果(前後2週間比較)

※公開日を起点に同曜日・同日数で前後比較

  • セッション数:12記事中11記事(約92%)で増加を確認。
  • CV(コンバージョン):多くの記事で横ばい。1記事で増加、1記事で減少を観測。
  • 直帰率:12記事中8記事で改善。最大で10.3%の大幅な低下を記録。
  • 滞在時間:12記事中8記事で延長。なかには5分以上滞在が増えた事例(記事8)も確認。

まず流入面においては全12記事中11記事、率にして約92%という非常に高い割合でセッション数の増加が確認されました。

一方でCV(コンバージョン)に関しては、1記事で増加、1記事で減少が見られたものの、全体としては多くの記事で横ばいの推移を観測するにとどまっています。

ユーザー行動に目を向けると、直帰率については12記事中8記事で改善が見られ、最大で10.3%もの大幅な低下を記録した事例もありました。

滞在時間についても同様に8記事で延長が確認されており、なかには5分以上も滞在時間が増えた事例も見られました。

考察:要約動画の挿入が各指標に与えた影響

集客面(セッション・CV)への影響

オーガニックセッションがほぼ全記事で増加した背景には、動画コンテンツの追加による「ページ品質の向上」が検索エンジンに間接的なプラスの信号として判断された可能性が考えられます。
ユニーク性の強化として、要約動画の実装は1つの選択肢となるのではないでしょうか。
留意点として、上昇値が誤差の範囲の記事もあったため、常にプラスに働くわけではなさそうです。

CVについては短期間の検証では顕著な差が出にくい結果となりました。今回の要約動画が「流入増」や「滞在時間促進」には一定の効果が認められたものの、直接的な成約(CV)に結びつけるには、動画からサービスページへの誘導強化や、そもそもの記事選定の見直しなど、CV獲得視点での改善を行っていく必要があります。

ユーザー体験(直帰率・滞在時間)への影響

全体の3分の2にあたる記事で行動指標が改善した要因は、ファーストビュー付近に要約動画を設置したことで、ユーザーが早い段階で動画を認識し、アクションしやすい構成であったことが奏功したためと推察されます。

また、動画視聴そのものが滞在時間を底上げしやすい特徴もプラスに働いたと考えられます。

指標が悪化した「マイナス面」の解釈

前提として、直帰率や滞在時間は高ければ良い、低ければ悪いというものではありません。
例えば、じっくり動画を視聴し満足して離脱すれば、直帰率は高くなりますが、ネガティブではありません。

今回は、いくつかの記事で指標がマイナスに転じていますが、要因を調査するには、ヒートマップ等を用いて、動画がどのような影響を与えたのかを深掘りし、仮説を立てていくことが次の改善につながります。

まとめ:Web担当者が今取り組むべき動画活用

今回の検証により、記事への要約動画コンテンツの追加が検索流入の底上げとユーザーエンゲージメントの向上を両立させる可能性があることが実証されました。

コンテンツ自体の違いやユニーク性を出す手法は限られていますが、そのなかで記事の要約動画は、ユーザビリティの改善面(読むor視聴)とエンゲージメントの促進の面でプラスになりやすい施策と考えます。

また、YouTube等のSNSコンテンツやショート動画としての二次利用もしやすく、活用の幅が広いこともメリットです。
順位やCVの面で劇的な改善は望みづらいですが、細かな施策の積み上げが、結果的に総合力の強化につながってくるため、SEO施策の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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