サクラサク

SEO担当者の不満あるある5選 ~成果コミット 編~

2025年9月4日

サクラサクマーケティング編集部

『SEO会社が作った、SEOチェックリスト147選-自社サイトのやるべきSEO施策一覧-』
Googleの検索エンジン最適化(SEO対策)を効果的に実施するための包括的なチェックリスト!
自社サイトのSEO対策において必要な改善点を見つけることができる内容を記載していますので
ぜひご活用ください!
無料ダウンロードはこちら

今のSEO会社、大丈夫ですか?

最近、サクラサクには様々なご相談が寄せられています。特に多いのは、「他社にSEO業務を依頼しているが、期待する成果が出ない」「SEO施策を実施しているものの費用対効果が見合っていない」「契約前の華やかな提案書やシミュレーションと、実際の売上や効果とのギャップに悩んでいる」などです。これらはどれも「成果へのコミット」に対する不満といえます。

本シリーズでは、20年以上SEO一筋で運営してきたサクラサクマーケティング株式会社(以下サクラサク)の視点から、「なぜそのような不満が生じるのか」「どのように改善すべきか」といった点をSEO会社ならではの視点で解説。改善のヒントをご提供します。

今回は、その中でもSEO担当者が最も悩む点の一つである“成果へのコミット”に焦点を当てて解説しています。具体的にどのような不満が生じやすく、その背景には何があるのかを深掘りしていますので、SEO会社との付き合い方を見直す一助になれば幸いです。

サクラサクが提供する「セカンドオピニオンSEO」サービスのご紹介
本シリーズでは、皆様に共感していただくことに加え、具体的な改善策を見つけるきっかけをご提供したいと考えています。

その一環として、サクラサクが新たに提供を開始した「セカンドオピニオンSEOサービス」もご紹介します。このサービスが、現状の課題を見直す一助となれば幸いです。

SEO担当者がよく感じる“成果コミット”に関する5つの不満

SEO担当者が特に感じやすい不満は、以下の5点です。

1. 成果への期待値がずれている

SEOの提案において、本来の目的である「利益向上」という視点が見失われ、KPIが検索順位やアクセス数といった中間的な指標にとどまってしまうのはよくあることです。

今行なっている施策が最終的な売上や利益にどう繋がるのか、そういった点が不明確なまま進められてしまった経験を持つ方は多いでしょう。

また、SEO会社から提案される施策の優先順位が、自社が最も達成したい目標と合致していないケースも珍しくありません。さらに、長期契約の場合、四半期や半期ごとの目標見直しなど、発注企業側の状況変化に合わせた柔軟な提案の調整が行なわれず、当初の計画のまま惰性で進んでしまうこともあります。

2. そもそも成果が出ていない

提案された施策が「芯を食った施策」ではないため、成果に繋がっていないと感じられることもあります。

例えば、SEO的な100点を目指す細かい施策に終始した結果、実際の売上や問い合わせに繋がっていないことはよくあります。

3. 提案が実行されない

コンサルタントが施策を提案しても、その施策が実行されず不満に思うケースもあります。これは顧客側の体制や仕組みに問題がある場合もありますが、それも含めて「実行させる」ところまでがコンサルタントの力量です。

SEO会社のコンサルタントには、ただアイデアを出すだけでなく、顧客を動かし、結果が出るまで伴走できることが求められます。

4. 費用対効果が合わない

費用に見合う成果が出ていないと感じるケースや、そもそも費用対効果についての会話が不足していることが不満要因となることもあります。

施策を打ち、レポートを出すだけで毎月の施策が終わっている場合、その施策が顧客の最終的な売上や問い合わせにどれだけインパクトを与えたのかが見えにくくなりがちです。結果として費用対効果が合わない結果が続き、それが不満に繋がるケースです。

5. 提案前と後のギャップ

契約前の期待と契約後の実績との乖離も不満に繋がる要因のひとつです。例えば、契約を獲得したい営業担当者が「できます」と安易にコミットしたものの、現場の作業が伴っておらず、実際の成果がその数字に遠く及ばない、といったケースはよく見受けられます。

この問題の背景には、提案を行なう営業担当者と、実務を担うコンサルタントが異なるという「営業とコンサルの分離問題」があります。

なぜこれらの不満が発生するのか?根本原因の分析

SEO担当者が感じる「成果への期待値のズレ」や「費用対効果の不一致」といった不満には、いくつかの根本的な原因が存在します。

原因は、以下の4つです。

1. コンサルタントの牽引力不足

どれほど素晴らしい提案内容であっても、実行されなければ成果に繋がることはありません。そのためコンサルタントには、ただ提案するだけでなく、クライアントを動かし、施策を「実行まで導く」ための粘り強さや推進力が不可欠です。

クライアントの内部事情や体制、協力会社などのリソース状況を把握し、場合によってはクライアント先の上層部と直接交渉するなど、全体を動かすための積極的な働きかけが重要になります。

最終的にSEO会社が単なる外注先にとどまらず、プロジェクトを共に牽引する“パートナー”として深く関与する姿勢を持つことが、プロジェクト全体を成功に導くカギです。

2. 提案時のヒアリング不足

提案の段階で、その施策が具体的に「誰が」「どのように」実行するのかまで深くヒアリングされていないケースも散見されます。

その結果、当初クライアント側で対応するはずだった業務が手付かずであったり、スキル不足で十分な成果が出せなかったりすることがあります。

こうした事態を避けるためには、プロジェクトの開始前に「誰がどの業務を担当するのか」「実行体制が確実に整っているか」などを確認し、その情報を計画に組み込んだうえで関係者に共有することが大切です。

3. 営業とコンサルが分離している

SEO業界でしばしば問題となるのが、契約前の提案を担う営業担当者と、契約後に実務を行なうコンサルタントが異なる「営業とコンサルの分離問題」です。

この体制では、受注を優先したい営業担当者が見栄えの良い資料や過度なコミットメント、非現実的な高いシミュレーションを提示しがちです。そして、いざプロジェクトが始まると、実行担当のコンサルタントから「その実現は難しい」と告げられる事態が発生し、結果的に契約前と契約後での大きなギャップが生まれます。

営業部隊とコンサル部隊を分離する体制は、SEO会社にとってみれば組織の効率化に繋がっているかもしれませんが、依頼する側の企業にとっては約束が反故にされる可能性をはらみます。

4. 戦略不足と軌道修正不足

SEO施策において、明確な全体戦略がないまま、単なる「やるべきことの積み上げ」としてプロジェクトが進められてしまうことがあります。この場合、一つ一つの施策が「何のために、どのような目標を達成するのか」という大前提が曖昧になっています。

計画通りに全てがうまくいくことは稀ですが、拠り所となる全体戦略がなければ、施策がうまくいかなかった時に「何が原因で、どこを修正すべきなのか」を特定することは困難です。

成果を出すためには、まず明確な戦略(ロードマップ)を描き、それに基づいてPDCAサイクルを回すことが不可欠です。さらに、計画通りに進まない場合に迅速に軌道修正できる体制を整えておくことも重要です。

サクラサク流 成果コミットへのアプローチ

サクラサクがSEO会社として多くの企業から選ばれる背景には、不満点や原因を解消するための独自のアプローチがあります。

以下にそのアプローチをご紹介します。

シニアコンサルタントによるクオリティチェック体制

サクラサクでは、これまで挙げてきたような課題に対応するため、社内のシニアコンサルタントが全案件のクオリティチェックを一貫して実施しています。

特に以下を厳しくチェックしています。

  • 各案件の提案に明確な戦略があるか?
  • 戦略は顧客の目標達成に正しく向かっているか?

この体制によって、どこよりも質の高い戦略的な提案を一貫して提供できるようにしています。

パッケージではなく「伴走型」の支援

サクラサクでは、画一的なパッケージプランではなく、各クライアントの課題に合わせた「伴走型」の支援を重視しています。

通常、各社の課題や状況はそれぞれ異なるものです。そのため、お客様ごとのヒアリングを徹底し、状況に合わせて提案内容を柔軟に調整することを基本としています。

都度オーダーメイドで作られる施策をもとに、お客様と伴走しながらさらに施策を調整していくことで、常に成果に向き合う施策を実行できるのです。

ベテランのオペレーション部隊による高い実行力の担保

「提案が実行されない」という不満や、「コンサルタントの牽引力不足」といった根本原因に対し、サクラサクでは社内に専門のオペレーション部門を設置。高い「実行力」を担保しています。

この部門にはエンジニアや制作部隊など、SEO施策の実行に伴う運用業務に対応できる人材が揃っており、例えば100本の記事を一括でアップロードするような大量作業や、その品質を担保するチェック体制も構築されています。

さらに、各コンサルタントにサポーターがつくことで、オペレーション業務を分担し、コンサルタントが本来注力すべき「考える」業務に集中できる体制を整えています。

これにより、提案した施策が確実に実行される環境を確立でき、「そもそも施策がスケジュール通りに実行されない」というお客様の根本的な不満も起こりません。

役割分担とチーム体制

サクラサクでは、カスタマーサクセス部、コンサルティング部、コンテンツ部、オペレーション部、品質管理部の5つの部門が役割を分担し、チームとしてクライアントを支援する体制を整えています。

特に「カスタマーサクセス部」は顧客とのコミュニケーションを最も重視しており、提案の初期段階だけでなく、受注後もヒアリング役として継続的に伴走します。

この体制は、業界の大きな課題である「営業とコンサルの分離問題」と、それによって生じる「提案前後のギャップ」を解消するうえで非常に有効です。営業担当者による過度なコミットメントと、実際のコンサルタントとの間で起こりがちな認識のズレを防ぎ、現実的に実現可能と判断できる施策をご提案しています。

サクラサクのセカンドオピニオンSEOサービス

サクラサクは、以下のような企業を対象に「セカンドオピニオンSEOサービス」を提供しています。

  • 現在SEO会社に発注しているものの、成果が出ず悩んでいる
  • SEO業務の外注化を検討している
  • コンペでどこが良いのか検討している

このサービスは、現在SEO会社に対してなんらかの不満を抱えている各企業の“次の打ち手”となるものです。具体的には、以下の2つのプランをご用意しています。

  • ショット診断プラン
    現在のコンテンツの品質やSEOの施策内容について診断を行ない、改善点を見つけるためのワンショットのプランです。
  • 並走アドバイザリープラン
    月額制で継続的にアドバイスを提供するプランです。現在の契約をすぐに解約することが難しい場合でも、並行して弊社からアドバイスをさせていただきます。

セカンドオピニオンSEOサービスでは、サクラサクが長年の業界経験と幅広いネットワークを活かし、成果が出ない原因を特定。適切なアドバイスを行なわせていただきます。

サクラサクのセカンドオピニオンSEOサービスは、お客様が抱えるSEOの課題に対し、第三者視点からの客観的な診断と具体的な助言を通じて、「成果コミット」への次なる一歩を力強く支援します。

長年の経験と深い知見に基づき、貴社のSEO戦略を成功へと導く信頼できるパートナーとして、サクラサクが伴走いたします。まずは無料相談にて、お気軽にご状況をお聞かせください。

お問い合わせはこちらから

関連記事

ブログ一覧

あっ!と思ったら
サクラサク
ご相談ください

まずは無料相談へのお申し込みがおすすめです。ベテランコンサルタントが直接対応いたします。

お電話でご相談の方はこちら

03-5776-2775

03-5776-2775

SEO・記事制作なら、
サクラサクにお任せください!

ご相談こちら
×