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ページがGoogleにインデックスされない!?原因と対処法をねぎお社長が解説

SEOがサイト集客のおもな手段の場合、インデックスされないページの存在は大きな問題です。インデックスされないページは検索結果に表示されず、ユーザーからのアクセスも見込めません。

ページがインデックスされない場合は、原因に合わせた適切な対応が必要です。この記事では、ページがインデックスされないおもな原因と、ケースごとの対処法を解説します。

なお、ページがインデックスされているか否かの確認方法は、以下の記事で解説しています。

Googleのインデックス状況を確認する方法

また、アクセス数が減ってしまったときの対処法については、以下の動画をご覧ください。

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Googleにインデックスされない理由は?原因をフローチャートで確認

XMLサイトマップの送信や、インデックス登録リクエストなどを行なってもページがインデックスされない場合、まずは以下の手順で原因を確認しましょう。

  1. Googleのシステム障害を確認
  2. サイトへのペナルティを確認
  3. 検出されたインデックスの問題を確認
  4. ページの重要性を確認

原因によって必要な対処法が異なるため、まずは該当ページの原因を明らかにすることが重要です。

【原因別】Googleにインデックスされないときの対処法

ページがインデックスされない原因を確認する方法と、それぞれのケースでの適切な対処法を解説します。

Googleのシステム障害が原因でインデックスされない場合

ページがインデックスされないとき、まずはGoogle側にシステム障害が発生していないかを確認してみましょう。

Googleが最近公開した、Google検索ステータスダッシュボードでは、クロールやインデックスにおける障害の発生や対応状況が公開されています。
https://status.search.google.com/

他にも、Google公式の「Google 検索セントラル」のブログや、同Twitterアカウントを通じて告知されることがあります。

とはいえ、インデックスに影響するほどの障害が発生するのはレアケースです。

もし、Googleにシステム障害が発生しているのであれば、サイト運営者が実行できる対処法はありません。障害が解消されるのを待って、あらためてインデックス状況を確認しましょう。

サイトのペナルティが原因でインデックスされない場合

Googleのシステム障害が発生していない場合、次に確認するのは自社サイトに対するペナルティの有無です。ペナルティを受けてしまうと、ページが検索結果に出なくなったり、順位が下げられたりしてしまいます。

ペナルティの対象となりうるのは「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(旧ウェブマスター向けガイドライン)」で公表されています。

代表的なものとして、以下の内容を含むページはペナルティを受けるおそれがあるため、該当するものがないか確認しましょう。

  • リンクスパム:報酬を支払って得たリンクに代表される不自然な被リンク
  • スパム行為のある自動生成コンテンツ:ユーザーのためではなく検索結果の上位表示を目的として機械的に生成されたコンテンツ
  • 内容の薄いアフィリエイトページ:実際に購入していない商品のレビューなど、付加価値を持たないコンテンツ
  • 無断で複製されたコンテンツ:他サイトの既存記事から無断複製されたコンテンツ

参考:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー|Google 検索セントラル

・ペナルティの確認方法
ペナルティを受けた場合、サーチコンソールに届くメッセージから確認できます。しかし、メッセージが届くのは人為的に判定が下された「手動ペナルティ」のみです。機械的に判定される「自動ペナルティ」を受けた場合はメッセージが届かないため、ペナルティを受けている事実を確認できません。

・ペナルティへの対処法
手動ペナルティは、メッセージ内容を確認し、問題点を修正したのちに、再審査を求めるリクエストを送信しましょう。

自動ペナルティの懸念がある場合は該当箇所を修正し、Googleから評価されるのを待つしかありません。

ペナルティの種類や原因については、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてください。

Googleの手動・自動ペナルティがSEOに与える影響と原因・対策について

サーチコンソールでインデックスの問題が検出されている場合

サイトペナルティとは別に、インデックスに関する問題が検出されるケースがあります。

・エラーの確認方法
インデックスに関するサーチコンソールのエラーは、以下のいずれかで確認できます。

  • インデックスエラーの検出を知らせるメールがGoogleから届く
  • サーチコンソールにインデックス未登録に関する原因メッセージが表示される

エラーが生じていることが判明したら、サーチコンソールの管理画面左側「インデックス作成」メニュー内の「ページ」という項目(旧:カバレッジレポート)をクリックし、さらに詳しい内容を確認します。

・エラーメッセージごとの対処法
インデックスのエラーには種類があるため、原因に合わせた対処法が必要です。インデックスされない場合に表示される代表的なエラーメッセージと、それぞれの対処法は以下のとおりです。

  • 「ページをインデックスに登録できません:robots.txt によりブロックされました」
    robots.txtとは、特定のページをクローラーからブロックするためのファイルです。エラーが生じているページのURLが、意図せずrobots.txtに含まれている場合は修正しましょう。
  • 「ページはインデックスに登録されていません:URLがGoogleに認識されていません」
    GoogleがページURLを見つけられていない可能性があります。XMLサイトマップの内容や送信状況の確認、インデックスリクエストの送信などが有効です。
  • 「ページはインデックスに登録されていません:noindexタグによって除外されました」
    noindexタグは、インデックスを拒否したいURLに意図的に設定するものです。メタタグやHTTPヘッダーによって、インデックスしたいページに誤ってnoindexを設定していないか確認しましょう。

上記を含むエラーの種類や対処法については、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、併せて参考にしてください。

ページのインデックス登録(旧サーチコンソールのカバレッジレポート)のエラーや除外の対処法

ここで紹介したものは、おもにサイト側の設定に起因する技術的な問題です。原因が比較的明確で、その問題を解消すればインデックスに登録されます。

しかし、インデックス未登録のメッセージのなかには、次項で解説するように、Googleにページが重要でないとみなされているケースもあります。

ページの重要性の低さが原因でインデックスされない場合

Googleに重要性が低いと認識されたページはインデックスされません。重要性が低いと認識されるページとは、次の2パターンが想定されます。

・ページ内容が重複だとみなされている
Googleに「既存ページと内容が重複している」とみなされるページはインデックスされません。サーチコンソール上で「重複しています。Googleにより、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました」というメッセージが表示される場合は、URL検査を行ないましょう。URL検査ツールについては、以下の記事で解説しています。

URL検査ツール(旧:Fetch as Google)とは?初心者でも分かる簡単な使い方

検査対象のURLと「Googleが選択した正規URL」が異なっていることを確認し、なぜ重複とみなされてしまったのかを分析します。

例えば、検索意図の近いキーワードで作成した記事は、どうしても内容の一部が酷似してしまうことがあります。以下の方法で、重複とみなされるページが発生するのを防ぎましょう。

  • 内容が似ている複数のページをまとめて1つのページにする
  • 新たなページを作成するのではなく、既存のページを新たな情報にリライトする
  • 重複する内容は、別ページへの内部リンクを貼って補足する

重要なのは、Googleに重複だと判断されないようなページ作りをすることです。サイト運営者側の都合で、ページの役割が異なるためにどちらのページも必要だと判断しても、Googleに伝わらなければインデックスされることはありません。

逆に、重複でないのに重複ページであると指示してしまっているためにインデックスされない場合もあります。インデックスさせるべきページに、誤って別のページに向けたcanonicalタグが設置されているような場合です。

このような場合、サーチコンソール上で「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」などと表示されることがあります。

意図したもの(インデックスさせる必要がないページ)であれば問題ありませんが、このような意図しない設定を行なっていないかどうかも確認してみましょう。

・Googleがページの重要性を認識できていない
これまで紹介した原因に当てはまらず、インデックスされない原因が明確でない場合は、Googleにページの重要性が伝わっていない可能性を探りましょう。

インデックス登録に関するメッセージでは、以下のように表示されることがあります。

  • 検出 – インデックス未登録
  • クロール済み – インデックス未登録

特に、公開から間もない新規サイトはインデックスされづらい傾向があり、忍耐が必要なケースも少なくありません。

検索エンジンからの流入だけに頼ろうとするのではなく、プレスリリースやSNS、広告などを活用し、積極的に露出を増やすのが有効です。被リンクやサイテーション(引用・言及)が増え、ユーザーに求められる価値あるサイトだとGoogleに伝われば、結果としてインデックスされやすくなると考えられます。

また、Googleが基本理念として掲げる「ユーザーファースト」を徹底できているかどうかをチェックするのも大切です。なかなかインデックスされないページがあれば、以下のポイントを見直してみましょう。

  • ユーザーの悩みが解決できる有益なページであるか
  • ほかのページではなく、そのページを読む価値がユーザーに伝わるか
  • そのページだけのオリジナル性や独自性があるか
  • ほかのページの情報をまとめただけの価値の低いページになっていないか

Googleはページ単位だけでなく、ディレクトリやサイト単位でページの価値や重要性を予測しつつ、クロールやインデックス登録を行なっているため、ディレクトリやサイトそのもののインデックス率が低くなっているケースが少なくありません。

インデックスされないページ群の価値が低いとみなされる原因を分析し、コンテンツの品質を高める余地があるのであれば、積極的に改善を行ないましょう。

なお、Google社員がサイト運営者などの質問に回答するオフィスアワーでは、インデックスに関する問題がたびたび取り上げられています。質問者のページがインデックスされない原因の多くは、Googleにページの重要性が伝わっておらず、インデックスする価値がないと判断されているためと考えられ、回答の多くは「コンテンツを改善すると良い」というアドバイスにとどまっています。

インデックス登録されない – Googleポリシーオフィスアワーまとめ(2021年11月25日)

本ケースの問題点は、明確な原因や適切な対処法がわからないことです。場合によっては、サイト運営者側がインデックスされない原因にいつまでも気付けないケースも考えられます。

インデックスの問題が解消されない際は、SEOコンサルティングを専門に行なうプロの業者に依頼し、客観的な視点からのアドバイスを受けるのも有効です。

まとめ

自社サイトのページがインデックスされない場合、まずは原因を知ることが大切です。原因に合わせた適切な対処法を実行すれば、多くの場合はインデックスに登録されます。

インデックスされない原因の多くは、サーチコンソールに表示されるメッセージから確認可能です。原因がわからず、いつまでもインデックスされないページがあるときは、SEOコンサルティングを行なう専門業者へ相談しましょう。

サクラサクマーケティング株式会社では、中小企業様を対象に企業サイトのSEOコンサルティングを請け負っています。公開した記事がインデックスされないなどのお悩みにも対応可能ですので、ぜひ以下のページより詳細をご確認ください。

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    ねぎお社長 (根岸雅之)

    執筆者 / 監修者

    ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社取締役 社長ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

    1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

    SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

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