サクラサク

活躍出来るSEO/Webコンサルタントになるために押さえておくべき4つの基本スキル

2025年7月10日

角田尚大

こんにちは、Webマーケティング部門責任者の角田です。

AIの発展に伴い、検索結果の多様化が進み、Googleのアルゴリズムが大きく変遷して、SEOやWebコンサルタントに求められるニーズも時代とともに変わってきました。

お客様側においても、外部リンク全盛期のように、SEO業者に任せているだけでは結果は出ず、一緒のチームとして、Web集客を行っていくことが成功する大きな要因の一つとなっています。

我々サクラサクのミッションは、“Webマーケティングの力でサクラを咲かせる”です。
Webマーケティングを通じて、お客様のサイトの集客や売上に本気でコミットしてコンサルをしています。

本記事では、これからの時代に必ず活躍できるSEO/Webコンサルタントのスキルとサクラサクのコンサルタントのスタンスをお伝えします。

Web集客に本気で取り組んでいきたいと考えているお客様並びに、今からSEOコンサルタントとして働きたい方にむけてお話しします。

Webコンサルタントとして最初に身につけておくべき4つのスキル

SEO/Webコンサルタントが身に着けておくべき4つのスキル

サクラサクマーケティングに入社した新人のコンサルメンバーが、最初の1年間で身につけていくのが、この4つのスキルです。

1.コミュニケーション力
2.論理的思考力
3.セルフマネジメント
4.プロ意識

この4つがWebコンサルタントとして活躍するために重要な要素です。各項目ごとに、私自身の体験談や事例を踏まえて解説していきます。

フロント対応の基本となるコミュニケーション力

最近は、スマホやSNSの普及により対面以外のテキストコミュニケーションの機会が増えたことや、コロナによりリモートワークやオンライン商談が増えたことが要因となり、若い世代のコミュニケーション力やビジネスの一般常識が不足しているように感じています。

Webコンサルタントの仕事は、社内外を問わずコミュニケーションをする機会が多いです。私は、学生時代は人見知りで人と話すことが苦手でしたが、前職のマジシャンやウェディングプランナーの経験を積んだことで格段にコミュニケーション力が身につき、今では大きな武器となりました。

コミュニケーション力は後天的に身につけられるものであり、ビジネスにおいてはテクニック要素も多いので、努力すれば誰でも磨くことが出来ます。
また、WebやSEOの知識やスキルが少なくても、お客様のニーズや課題を正確に把握して、顧客のことを考えた提案を出来ることが非常に大切です。

お客様のことを理解して、具体的な課題や期待値を正確にヒアリングすることで、Webコンサルタントとして価値を提供することが出来ます。

コミュニケーション力を強化するためには、下記の3つを意識してスキルを伸ばしていくと良いと思います。

・相手の潜在的な欲求を聞き出すヒアリング力
・相手の立場になって考えるホスピタリティ力
・期待値調整力

サクラサクマーケティングのクレドの中に「先義後利」という顧客視点の考え方があります。お客様の利益を優先して、強く長い信頼しあえる関係を作ることに重きを置いています。

私が担当していた案件でも、この「先義後利」が実を結んだ事例がありますので紹介します。

このプロジェクトでは、施策提案の段階ですぐに口頭受注を頂いていたこともあり、私は契約開始前からお客様のサイト分析や施策出しを行いました。その結果、契約開始してすぐに施策の実行・実装ができ、僅か1か月で各キーワードの順位の上昇や自然検索経由のセッション数が120%以上にも増加することが出来ました。

グラフ図

Web集客を成功させるためには、お客様側の気持ちになって考えて、顧客のビジネスやマーケティング全体の状況や課題を正確に把握するコミュケーション力を身につけることが非常に大切です。

相手を説得させるための論理的思考力

論理的思考とは、因果関係を整理して、順序立てて考えること。簡単にいえば、筋道を立ててわかりやすく相手に説明する力のことで、ロジカルシンキングとも言われます。

未熟なコンサルタントには、お客様との打ち合わせで現状報告や施策提案をする際に、結論から話さずに、ダラダラと話してしまい、何を伝えたいかが明確になっていないということがよく見られます。

レポートに書いてある内容を読むだけでは相手には何も伝わらず、現状の施策状況が良いのか悪いのかもわかりません。

また、提案している施策をお客様になかなか実行していただけない、というケースもよく見られます。これは、顧客側のリソースが原因であることも多いですが、お客様が提案した施策の重要性や効果を正しく理解いただけていない場合も多くあります。
メンバーの代わりに、私が同じ施策を説明して提案すると納得して進めていただける、ということも多々ありました。

お客様が納得して施策を行ってもらうためには、物事を多角的な視点で考察する力を身につけて、相手が「なるほど!」と思うようなアウトプットをする必要があります。

弊社では、論理的思考力を高めるために、ブログやX(旧twitter)などを通じて定期的にアウトプットを行ったり、資料をゼロベースから作る取り組みも実施しています。

私が入社した当時のサクラサクマーケティングは、汎用的な資料がほとんどなかったため、様々な資料をゼロから作りました。そのおかげもあって考える力が鍛えられて、より論理的思考力が高まったと思います。インプットした知識を定期的にアウトプットすることは、知識の定着と論理的思考力を高めるためには非常に大事です。

論理的思考力を磨き、より説得力のある提案が出来るようになることがSEO/Webコンサルタントとしての第一歩です。

信頼獲得のためのセルフマネジメント

セルフマネジメントとは、自己管理能力です。Webコンサルタント以外の仕事をするうえでも、必須要素です。信頼を獲得するために大事なことは、失点をしないことです。

施策を提案すること以上に、人間として信頼できるかをお客様からは見られています。そのうえで、セルフマネジメントが出来ることは非常に重要になります。

新人メンバーにおいては、まず上司や先輩から言われた仕事を確実にこなしていくことが、セルフマネジメントの一歩目です。与えられたタスクを漏れなく期限内に求められた期待値を超える内容でこなしていくことで信頼獲得が出来ます。

その次のステップとして、与えられた仕事を一人で出来るようになることです。ここで大事になるのが、「2割確認、8割確認」です。
過去に、一度も事前相談がなく最終段階で資料を提出するメンバーもいましたが、提案資料の方向性が大きくずれており、資料を全て修正するために徹夜したことが多々ありました。

依頼者に小まめに確認をして方向性がずれないようにすることで、期日までに依頼者の期待値以上のモノを提出が出来て、信頼獲得につながります。

更に、その次のステップとして、与えられたリソースの中で、自分でコントロールして仕事が出来るようになると、セルフマネジメントがある程度のレベルに達していると言えます。

この段階までくると、自分で、ある程度仕事をコントロールできるので、仕事が楽しくなるのではないかと思います。
セルフマネジメントスキルのステップ

約束を守るという事は、社会人としても、コンサルタントとしても大事です。

サクラサクマーケティングのクレドの中に「凡事徹底」の項目があり、会社としても重要な要素と捉えています。Webコンサルタントは、1人で複数社を担当するので、セルフマネジメントが出来ないとタスク漏れや期日漏れなどのトラブルが生じて信頼の損失に繋がります。

信頼を積み上げるのが難しいですが、たった1回のミスでも信頼が失われてしまうこともあります。セルフマネジメントができるようになり、社内外を問わず信頼残高をしっかり積み上げることは非常に重要です。

プロとして成果にコミットするマインド

Webコンサルタントとしてのプロ意識はとても大切な要素です。

お客様からお金を頂いている以上、中途半端なことは絶対にしてはいけません。
入社一年目のコンサルタントであろうと、お客様にとっては関係なく、Webマーケティングのプロとして見られますので、常に相手に価値を提供し続けることが必要となります。

特に、Webマーケティングの世界は変化のスピードが速いので、Webコンサルタントになるのであれば、常に課題解決のためのスキル取得や情報収集を怠ってはいけません。
いろいろなものにアンテナを張り、知識や情報をインプットすることが必要です。

そのため、同じ業務をずっとやりたいという方や成長意欲がない方は、webコンサルタントには向いていないのでやめた方がよいと思います。特に未経験であれば、学ばなければいけない知識やスキルが山ほどあるので、休日でも自分で勉強する気持ちや覚悟がないと早期で活躍するのは厳しいと思います。

Webコンサルタントは、自分自身が成長することで、お客様に最大限の価値を提供することが可能になるので、Webマーケティングのプロとしての意識を持つ事は非常に大切です。

また、どんなに多くのWebサイトのコンサル経験があったとしても、顧客の状況、サイト規模や種類、取り扱っている商品、商材、サービスの強み/弱みなど、全く同じWebサイトのコンサルをすることは基本的にはありません。

お客様の状況、サイト状態や課題を理解して、最も効果的な施策を模索し、優先順位をつけて実施することが出来るWebコンサルタントは価値が高いと思います。

また、私の場合、新人や競合の提案資料を見る機会も多いのですが、会社や担当コンサルのレベルによっては、通り一辺倒の提案になっており、しっかりお客様に向き合って最適化されたとはいえないケースも多々あります。

Webマーケティングを実施する際は、「自社・競合・市場」の3C分析を実施して、自社のサービスやサイトに最適なWebマーケティングを行わないと、期待している効果は得られない可能性が高いです。

成果を出せるコンサルタントは、お客様視点で考えて、本気で成果にコミットが出来る人です。
自社に利益が出ない商材であっても、顧客の効果が大きいと思えるなら、お客様のことを考えて提案出来ることがプロのマインドとして大事な要素だと思います。

サクラサクマーケティングのクレドの中に「自考自走」の項目があります。自分自身で考え、知識を深め、日々成長していくことで、Webコンサルタントとして最大の価値を提供します。私自身も本業以外の時間でカメラマン、SNSの運用、コンテンツの執筆などの色々なことを経験して新しいスキルを学び、Webコンサルタントとしての価値を高めています。

さいごに

本記事では、Webコンサルタントとして活躍するために重要な4つの要素とサクラサクマーケティングのコンサルのスタンスの話をしました。
紹介した4つのスキル全てが重要ですが、今までの経験からWebコンサルタントとお客様のビジネスを成功させるために一番重要なことは、信頼関係だと思っています。

どんなに優秀でも、Webマーケティングにおいては100%成功するノウハウを持っている会社やコンサルタントはいないです。
お客様側もコンサルタント側も他責ではなく自責で考えて、良きパートナーとして、お互いが思っていることを何でも話せる関係になることが、Webマーケティングを成功させる近道なのかと思います。

弊社では、お客様と一緒に目標に向かって並走して施策を進めることを大切に考え、
業者という関係ではなく、“WEBマーケティングにおけるパートナーカンパニー”となれるように努めています。

この記事を読んで、Webマーケティングに本気で取り組んでいきたいと思った企業の方、並びにサクラサクでSEO/Webコンサルタントとして働きたいと思った方は、是非お問い合わせください。この記事を読んで頂けた方にお会いできることを楽しみにしています。

執筆者 / 監修者

サクラサクマーケティング
株式会社

執行役員 CMO

角田 尚大

角田 尚大イラスト
2015年にサクラサクマーケティング入社。業界歴10年以上
これまで100社以上のSEO・Webマーケティング支援の実績。
現在もコンサルティング業務と並行して十数名の部門メンバーをマネジメント。
自社のマーケティング・営業戦略・事業戦略の設計を実施。

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