（左から、サクラサクマーケティング宮前、バサラホールディングス宮本様、バサラホールディングス三浦様、サクラサクマーケティング小林）

今回は、サクラサクマーケティング株式会社と10年以上のお付き合いがある株式会社バサラホールディングス様の宮本氏と三浦氏に、弊社コンサルタントの宮前と小林がお話を伺いました。

弊社がサポートさせていただいている着物レンタル事業VASARAの話とともに、SEOに対する考え方についてもお聞きしました。

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企業情報

サクラサクマーケティングとは10年以上の関係

（バサラホールディングス三浦様）

―サクラサクマーケティングとは長いお付き合いだと思いますが、元々はどのような繋がりで弊社をご存じになったのでしょうか？

宮本：もう10年以上前になりますが、SEO業界で権威的なある方から紹介してもらったのがきっかけでした。我々としてもSEOに力を入れたいと思っていたタイミングでしたので、依頼を決めました。

宮前：当時は、メイドカフェ事業を中心にサポートをさせていただいたときでしたね。

三浦：そうです。弊社はメイドカフェ事業から始まっていますが、その後同じく日本が誇れる文化として代表的な「着物」を気軽に多くの方に楽しんでもらいたい、というところから現在の着物レンタルVASARAというブランドが始まりました。新たな事業を展開するには相応のマーケティングが必要だったので、その部分もサクラサクマーケティングさんにお願いしたという流れですね。

小林：一度諸事情によって契約が終了しましたが、その後またご依頼をいただけました。再びお声がけいただいたときは非常に嬉しかったです。

宮本：もちろん他社に依頼するという選択肢もありましたが、予算感や施策の内容、あとは担当者の方の人間的な面も含めてサクラサクマーケティングさんが良いなと感じました。それで結局元の形に戻りましたね。

SEOは健康食品のようなもの

（バサラホールディングス宮本様）

―SEOの重要性についてはどのように感じていますか？

宮本：個人的な感覚ですが、SEOはある種の健康食品のようなものだと思っています。世間的に○○に良いと言われているビタミンを摂取したからといって、本当に悩みが解決するかなんて分からないですよね。1日2日摂取しても何も効果を感じないですし、かといって、何もしなければ変わらない。要は継続することや、何かを信じて突き進むことが大事だと思うんです。

宮前：面白い視点ですね。SEOコンサルタントを提供している弊社が言うのも変ですが、確かに本質を突いているかもしれません。何かの問題が発生しているときは、特定の1か所だけが原因とは限らず、対処療法的なアプローチだけでは解決しないときもありますから。

宮本：そうなんです。仮に「この施策をすれば○○の数字が改善しますよ」って言われても、実際はさまざまな要素が絡み合っているのでそんな局所的な対応がベストだと信じるのは難しいんですよね。だからこそ、そのあたりの判断をプロフェッショナルな視点からできる専門家をパートナーに迎え、信じて進むことが重要だと感じます。

小林：弊社が信頼に足るパートナーだと言っていただけているようで、光栄です。

三浦：もちろんです。サクラサクマーケティングさんを信じてここまでやってきていますから。結果的に成果も出ていますし、間違っていなかったと思っています。

サクラサクマーケティングは厳しくも良きパーソナルトレーナー

（サクラサクマーケティング宮前）

―SEOは健康食品のようなものとありましたが、SEOコンサルタントの必要性についてはどうお考えでしょうか？

宮本：SEOコンサルタントは、我々にとってのパーソナルトレーナーだと考えています。正直に言うとSEOの施策は、その気になれば自社内のリソースで実施することも不可能ではないですよね。SEOに関するインプットや実際の分析などを通して改善点を探して、地道に施策を行なっていけば、理論上はある程度の成果を得られるはずです。なので、コンサルタントがいなくても大丈夫なんじゃないか、と思う人も多いかもしれません。

宮前：ただ、実際には自社内だけでは実施できないという企業が大半だと思います。

宮本：おっしゃる通りです。やはり自社内でSEOを100％行なおうとすると「他の業務があって…」「まずは目の前のタスクから…」など理由をつけて手が回らないのがリアルです。つまり、「その気」になれないんですよね。でもそこにパーソナルトレーナーが付いて、「今日は絶対にこの筋トレを○回行なってください！ちゃんと確認しますから！」と言われたらやるしかないじゃないですか（笑）

小林：家で自重トレーニングをやっても、なかなか継続できないとか、負荷を上げていけないという話に近いですね。

三浦：そうですね。やはりちゃんと目標を決めて成果を出すには、設備が整っているジムに行って、知識と経験を持っているトレーナーに指導を受けることが必要だと感じますね。その点で、サクラサクマーケティングさんは我々にとって非常に良いパーソナルトレーナーをしていただいています。

宮前：ときには大変な作業依頼もしてしまっているかと思いますが、負荷になっていないでしょうか。

宮本：負荷をかけてもらわないとトレーニングにならないので（笑）厳しいながらも、客観的な目線でどんどん的確なアドバイスをいただけるので助かっています。

パーソナルトレーニングがうまくいった具体的な事例

（サクラサクマーケティング小林）

―弊社のパーソナルトレーニングがうまくいった具体的な事例を挙げるとすれば、何があるでしょうか？

三浦：今までで一番目立つ成果が出たのは浅草寺店の施策ですね。元々は浅草エリア全体のページを上げたいと考えていたのですが、宮前さんが客観的な目線から浅草寺店を最もプッシュするようアドバイスしてくれました。

宮前：浅草エリアは着物レンタルの激戦区でもあり、またそのときのページの状況全体を見て効果が出やすい部分を分析した結果、浅草寺店が一番成果に直結すると判断しました。

宮本：その結果、「浅草　着物レンタル」では検索12位から3位になりましたからね。いただいたアドバイス通り浅草寺店にフォーカスして良かったと思います。そのほかにも、「花火大会　浴衣レンタル」では検索2ページ目だったところ、1位にまで上がりました。

小林：弊社を信じて一緒に施策を取り組んでいただいたからこそ、うまくいったのだと思います。

「着物レンタル＝VASARA」というイメージを浸透させたい

（バサラホールディングス宮本様、バサラホールディングス三浦様）

―今後どのような展望をお持ちでしょうか？

三浦：インバウンドが増える中、特に浅草エリアでは着物レンタルの新規競合が次々と出てきています。その中で今までに想定していなかった苦労もありますが、やはり我々としては強みとしている浅草寺店をより強化していきたいと考えています。

宮本：それと同時に「検索結果だけにこだわらない」という視点も重要ですね。もちろん、さまざまなキーワードで検索1位を取れるに越したことはありません。ですが、将来的には検索しなくても「着物レンタルといえばVASARA」というイメージが世間に定着するようにしたいという想いがあります。そのために、お客様に価値を提供する企業であり続けたいですし、10年後、20年後も生き残るための力をつけたいと思っています。

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宮前からの一言

常に本質的な改善に取り組むVASARA様の姿勢が、プロジェクト全体の推進力になっていると感じています。短期的な成果にとどまらず、課題の根本を捉えて一つひとつ着実に改善を重ねる姿勢が、今回の大きな成果へとつながっています。「浅草 着物レンタル」での上位表示はその成果であり、“着物レンタルといえばVASARA”というブランドの確立に向けた確かな一歩だと思います。今後もVASARA様の理想の実現に向けて、SEOの枠を超え、ブランドがより多くの人の記憶に残るよう全力で伴走してまいります。

小林からの一言

弊社のサービスを信頼してご活用いただき、大変嬉しく思います。SEOコンサルティングは施策提案から実装が進まないことも多いなか、VASARA様は施策実行決定や実装をスピーディーに進めていただいていることが成果に繋がっています。特に「浅草　着物レンタル」の施策では、VASARA様と緊密なコミュニケーションを取りながら、実装を担うシステム会社様や制作会社様とも弊社が協力体制を組めたことで、提案から実装までの流れが円滑になり、目標達成に向けて関係者全員が一体となり、成功を後押ししたと確信しています。今後も、VASARA様の成長をさらに加速させる伴走者として、継続的なサポートをさせていただきたいです。