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2021年6月コアアルゴリズムアップデートの変動事例

2024年6月27日

ねぎお社長 (根岸雅之)

日本時間の6月3日(木)未明、Googleからコアアルゴリズムアップデートを行うとのアナウンスがされ、同日ロールアウトされました。
すでに2021年も6月に入っていますが、これが今年初めてのコアアップデートとなります。

今回のアップデートについて、変動の大きかったカテゴリ分析結果や個別変動事例を紹介します。

動画でも解説しているのであわせてご覧ください。

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6月コアアルゴリズムアップデートの予告と展開

ここ数年は、GoogleはTwitterアカウントからコアアルゴリズムアップデートの予告を行うようになっています。
今回も以下の点は通例どおりでした。

・予告の数時間後にロールアウトされる
・予告ツイートは日本時間の未明にあたる
・アップデートの名前がすでに決められている
・コアアルゴリズムアップデートに対する特別なアクションはないと言及されている

しかし普段と異なる点として、今回は7月のアップデート予定についても言及されました。
6月アップデートのための更新が完了しておらず、その残りの部分をロールアウト予定であるとのことです。

前回のコアアップデートは2020年12月4日でしたので、ほぼ7ヵ月たっていたことになります。
その前もやはり7ヵ月経過しており、このところアップデートの間隔が開いていました。

次回のアップデートが今回のようなコアアップデートとして行われるのかどうかは不明ですが、もし同等のアップデートとして行われるのであれば、2ヵ月連続で行われるのは2018年3月と4月のアップデート以来となります。

コアアップデートの変動観測

変動値推移

アップデート予告は日本時間午前2時頃行われ、その後朝7時頃にロールアウトされたとのツイートが行われています。
これに伴って変動率が高くなる傾向が見られましたが、本格的な大変動は翌日4日に入ってから観測されました。

変動値推移

コアアップデートの完全なロールアウトには1,2週間かかると言われていますが、変動値だけで見るならば4日経過した7日現在は小康状態となっています。

変動カテゴリ観測

続いて、どのようなカテゴリが変動したのかを観測したものが以下の図です。

変動カテゴリ

コアアルゴリズムアップデートではYMYLと呼ばれる、人々の生活に影響の大きいキーワードの変動が大きい傾向にあります。
特に新型コロナが世界的に広がってからは健康系のキーワードが上位となりやすくなっています。

今回も同様に、健康系のカテゴリで大きな変動が観測されました

コアアップデートの変動事例

今回のアップデートにより、順位が上昇または下落した事例をご紹介します。
あくまで個別事例を紹介しているだけですので、各事例が必ずしも全体の傾向を反映しているわけではないためご注意ください。

とはいえ、全体としては以下のような傾向が見られます。

・検索上位だったキーワードが急に圏外になるなど、ドラスティックな変動事例は減少気味
・前回のアップデートで影響を受けたサイトやキーワ-ドがもとに戻る動きは引き続き見られる(下落・上昇ともに)

健康系①

キーワード:健康系KW
サイト種類:辞書系サイト
変動推移:上昇
健康系事例1

このサイトでは多くの健康系キーワードで上昇する動きがみられています。

健康系②

キーワード:健康系KW
サイト種類:クリニックサイト
変動推移:上昇
健康系事例2

すでに上位はクリニックサイトで占められているような、激戦ワードでの上昇事例です。

健康系③

キーワード:健康系KW
サイト種類:育児サイト
変動推移:下落
健康系事例3

時折下落しては戻る動きを繰り返していたキーワードです。
今回のアップデートでも下落の動きがみられています。

美容系

キーワード:美容系KW
サイト種類:大手美容クリニック
変動推移:上昇

美容系事例

美容系ではあるものの、美容・健康には直接的なかかわりが低いと思われるキーワードです。
直近半年以内で初めて10位圏内に上昇しました。

法律系

キーワード:法律系KW
サイト種類:士業サイト
変動推移:上昇
法律系事例

法律もGoogleの定義ではYMYLにあたる分野です。
今年5月22日頃の変動のあたりから順位が不安定になっていましたが、回復した事例です。

お金系

キーワード:お金系KW
サイト種類:アフィリエイトサイト
変動推移:上昇

お金系事例
あえて取り上げたものの、観測した範囲内ではアフィリエイトサイトの動きはさほど大きくはありませんでした。
この事例では大きく上昇しているように見えますが、流入に影響があるほどの順位までは回復しませんでした。

非YMYL系

キーワード:マーケティング系
サイト種類:ツールサイト
変動推移:上昇
非YMYL事例1
前回のコアアルゴリズムアップデートで下落していたKWですが、同程度の水準まで戻った事例です。

非YMYL系

キーワード:マーケティング系
サイト種類:メディアサイト
変動推移:下落
非YMYL事例2
業界内では著名なサイトですが、今回の変動では下落の方向に動きました。
このKWも前回のアップデートが巻き戻るような動きを見せています。

まとめ

最近のコアアルゴリズムアップデートではYMYLの中でも健康系のキーワードで動きやすい傾向にあります。

コアアルゴリズムアップデートで下落してしまった場合は、他者からよりよいページやサイトであると評価されると思われるようにコンテンツを改善する必要があります。
多くの場合、コンテンツを改善からといってすぐに順位が上昇するわけではなく、次のコアアップデートを待つ必要があります。

Googleは長期的にそのようなシグナルをE-A-Tとしてとらえて評価していると考えられますので、引き続き長期的な視点でコンテンツ改善の取り組みを続ける必要があります。

前回(12月)のコアアルゴリズムアップデート変動事例
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/may-2020-core-update-fluctuation

Google検索で順位が下落したときの原因とSEOによる対処法
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/seo-droprank

Googleが最重視するE-A-Tを高めるための対策
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/e-a-t

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執筆者 / 監修者

サクラサクマーケティング
株式会社

取締役 社長

ねぎお社長 (根岸雅之)

ねぎお社長 (根岸雅之)イラスト

サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

◇ 出版書籍

◇ 情報発信

◇ 掲載メディア

◇ 共催セミナー歴

  • オウンドメディアの成功事例とSEOを支える運用型広告の活用
  • 今日から始められるWebマーケティング~コンテンツマーケティングとGoogle マイビジネス~
  • GMO TECH × サクラサク共催セミナー~テクニカルSEOとコンテンツマーケ~
  • リモート環境下においても売上・利益が成長し続ける組織創りと営業戦略

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