当サイトのツイッターアカウント(@sakurasakulabo)のツイートから、9月のイベントを振り返ります。
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9月の順位変動
24日にGoogleから公式にコアアルゴリズムアップデートの予告がなされ、その後展開されました。
Googleのコアアルゴリズムアップデート(September 2019 Core Update)が予告・展開されました。
通例どおり、これに対する特別な対応は必要はないとのメッセージが出されています。 https://t.co/QC6Ew6vGrv
— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 25, 2019
サクラサクラボの調査では、25日午後から特に変動値が高い状態が観測されていました。
【サクラサクLABO】検索エンジン順位変動調査ツールにおいて、大変動を観測しました。
詳細はこちら https://t.co/BGo9SADGVf pic.twitter.com/2UwovznXJC
— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 25, 2019
最近のコアアルゴリズムアップデートではYMYLカテゴリの変動が大きい傾向がありますが、このアップデートでも同様でした。
先日発表されたGoogleのコアアルゴリズムアップデートについて、サクラサクラボでは昨日から大変動が観測されています。
医療健康分野をはじめ、YMYL分野への影響が非常に大きい変動となっています。 pic.twitter.com/mcQxa9LchT— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 26, 2019
なお、コアアルゴリズムアップデートの一週間ほど前に、やはり変動値が大きい状態が観測されています。
この変動時にはGoogleからの発表はありませんでした。
変動の大きかったカテゴリはコアアルゴリズムアップデートに比べるとYMYL以外の分野にもばらついていました。
キーワードやサイトによっては大きな影響を受けた事例も確認されています。
この数日の間、変動率の高い状態が続いております。
医療健康やお金に関するキーワードが多いカテゴリ(添付画像の赤文字部分)においても変動率のばらつきがみられ、特にYMYLカテゴリに焦点をあてた変動ではないと考えられます。
引き続き観測を続けてまいります。 pic.twitter.com/CpWfl8uLIp
— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 20, 2019
検索品質評価ガイドラインが更新
Googleの検索品質評価ガイドラインが約4か月ぶりに更新されました。
更新内容にはYMYLの定義の修正を始め、重要なものも含まれています。
詳細はツイートまたはツイートで紹介している以下の記事をご確認ください。
2019年9月5日のガイドライン更新内容
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/genenral_guidelines#201995
■9月5日に更新された検索品質評価ガイドラインについて、変更点を反映してブログを更新しました。https://t.co/hbgS1uST8G
記事中の「2019年9月5日更新」の見出しをご覧ください。
主な変更点はこのツイートのスレッドもご参照ください。
— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 11, 2019
Googleは一次報道を重視する
Googleは一次報道(original reporting)を重視するとの公式ブログが更新されました。
一次報道はフォローアップの報道記事に比べて多大なリソースを要するものの必ずしも注目を浴びないケースもあり、他の記事では伝えることができないような高品質な情報にアルゴリズムによる評価で報いようとしているのだと考えられます。
この意図に沿って、上記の検索品質評価ガイドラインが一部変更されているのに加えて、すでにアルゴリズムも変更中であるとのことです。
Googleは一次報道をより検索で重視する(英語記事)https://t.co/oyk1WUFVe1
※"original reporting"を一次報道と訳しています
Googleは一次報道をより重視するために
・ランキングの更新を行い、検索で長い間目立つ位置に表示できるようにした
・検索品質評価ガイドラインの更新を行った— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 13, 2019
旧サーチコンソールが終了
旧サーチコンソール(GSC)が終了し、新GSCに移行しました。
ただし、URL削除ツールなど新GSCにない一部機能は旧URLにて引き続き利用が可能です。
古くからサイト運営に関わっている方の中には、GSCがウェブマスターツールと呼ばれていた頃から利用してきたページがなくなってしまったことに寂しさを覚える方もおられるかもしれません。
旧サーチコンソール(GSC)が終了https://t.co/cljgbQ8VTN
旧GSCのTOPにアクセスすると新GSCにリダイレクトされるようになりました。
旧GSCにしかなかった機能は新GSCから遷移することが可能です。— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 10, 2019
新たなリンク属性
既存のrel=”nofollow”などリンクに関する属性について、大きく2つの新仕様が発表されました。
- 新たなリンク要素rel=“sponsored”と”ugc”が追加
- 上記とnofollowを合わせた3つのリンク要素はすべてヒント(参考)として用いる
Googleがサポートするリンク属性が追加されました。
ページランクを渡さない目的で使用されるnofollowに加えて、sponsoredとugcが追加されました。
これにより、リンクの性質をGoogleにより正確に伝えることができるようになります。— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 11, 2019
パンくずリストのGSCレポート
GSCが新たにパンくずリストのレポートをサポートするようになりました。
これにより、エラー対応が容易になることが期待されます。
ただし、レポートで確認できるのはパンくずリストがschema.orgで記述されている場合に限られるようです。
パンくずリストをdata-vocabulary.orgで記述しているサイトもまだまだ多いですが、その場合レポートには表示されません。
data-vocabulary.orgで記述していても、構造化データテストツールはパスし、Googleは検索結果画面への反映も行われるなど、データを理解していると考えられるため、特に書き換える必要はないと考えられます。
パンくずリストの構造化データレポートがサーチコンソール上で見られるようになりました。
日本での展開も確認済みです。 https://t.co/pNvzZ88Gmf
— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 20, 2019
スニペットを調整するための新仕様
検索に表示されるスニペットを調整するための新仕様が追加されました。
- スニペットの文字数などを制限するrobotsメタタグ
- スニペットに表示したくないコンテンツを示すためのhtmlのdata-nosnippet要素
More options to help websites preview their content on Google Searchhttps://t.co/gSkC9KXlpy
検索に表示されるスニペットを調整するための新仕様が追加
①robotsメタタグ
max-snippet(スニペットの最大文字数)
max-image-preview(画像の最大サイズ)
など— 【SEO研究所】サクラサクラボ (@sakurasakulabo) September 25, 2019
サクラサクラボでは今後も検索エンジンまわりのニュースをキャッチ・ツイートしてまいります。
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