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ウェブマスターオフィスアワーまとめ(2019年6月25日)

6月25日のウェブマスターオフィスアワーが行われました。Googleの金谷さんとあんなさんが回答した内容をまとめます。
※具体例がなく、明確な回答ができなかった質問は除いています。

Q.しごと検索でbaseSalaryのmaxvalueとminvalueを設定していてもvalueがないと警告が出てしまう。

A.Google側の問題であり、社内に共有したので解消すると思う

Q.複数商品の構造化データのマークアップ方法

A.質問者の例では構造化データがマークアップされていなかった
一般に、1記事にある複数の商品をマークアップすることは可能だが、色違いなど関連のある商品に限定される。その場合、表示が優先される商品はアルゴリズムが決める

Q.一問一答やインタビューのようなコンテンツをFAQ構造化データでマークアップできるのか

A.可能

※試しに、この記事はFAQ構造化データでマークアップしています。

Q.GoogleはなぜJSON-LD推奨なのか

A.JSON-LDのほうがパース(理解し)やすい。他フォーマットでも支障ない

Q.無関係なしごと検索に表示されている

A.質問者の例では、社名が一緒で無関係な他社の求人情報に紐づけられているケースがあった。Google社内に報告済み。

Q.リッチリザルトレシピが表示されていないのにパフォーマンスレポートに表示される

A.質問者の例では(回数は少ないながらも)検索パフォーマンスレポートに表示されている回数は出ていたのではないか

Q.リダイレクトが反映されず、リダイレクト先のURLがインデックスされない ※URL検査ツールの正規URLは移行後のURLになった

A.質問者の例では現在すでに解決されている模様

Q.Chrome75におけるloading=”lazy”対応状況について

A.Googlebotはloading=”lazy”を問題なく読める(インデックスに問題ない)。逆に以前のベストプラクティスの構造化データやnoscriptもそのままで問題ない。
Pagespeed Insightsは依然としてchrome41であり、lazyload推奨メッセージが出る

Q.既存サイトのサブドメインを新たに作成した場合は7月以降MFIデフォルトになるのか

A.ならない

Q.特定URLだけモバイル用botが来ている模様だがMFIはサイト単位ではないのか

A.あくまでサイト単位。質問者の例では、古いURLについてはPC用botによるインデックスが残っている可能性などがある

Q.既存サイトのサブドメインとMFI移行について

A.ルートドメインのMFI移行は、配下のサブドメインすべてのMFI準備ができていないと移行されない

Q.サーチコンソールのURL削除ツールの継続期間について

A.GooglebotがURLにアクセスできなくなった場合、削除されたとみなされるため、以降検索結果に表示されなくなる

Q.10万ページ以上のタイトル修正の反映期間を早める方法(クロールされていても検索結果が変わっていない)

A.例がないため詳細不明。旧サーチコンソールのクロールの統計情報で再クロールの目安はわかるかも。また、クロールされたページであってもGoogleがタイトルを書き換えている可能性もあり

Q.日本語送り仮名による表記ゆれ対策(送り仮名の有無で順位が変わる)

A.順位が変わるのは確かだが、検索意図は変わらないはず。順位の揺れが大きい場合はGoogleが検証・対策する可能性もある。ウェブマスターの対策としては、そのキーワードで検索する人に対して有益なコンテンツを作成すること

Q.検索品質評価ガイドラインの評価者とはどういう人なのか、アルゴリズムはどのように改善されているのか

A.以下のページが参考になる

検索の仕組み
https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/mission/users/

より良質のコンテンツをユーザーに
https://webmaster-ja.googleblog.com/2015/12/updating-our-search-quality-rating.html

ただしあまり検索品質評価ガイドラインにとらわれすぎないでほしい。ユーザーがどこに向かっているかを目指すのが良いのではないか

Q.虫眼鏡SEOに対するGoogleの対応

A.Googleには関係ないはず

※もともとはYahoo!対策

Q.さまざまな自治体に掲載されている特定のリンクが有料リンクにあたるのかどうか

A.特定のリンクに対する言及はしないが、一般論で、pagerankを渡す形であればガイドライン違反になる

Q.サイトのテキストが無断使用された上に、海外ドメインから大量に被リンクされている

A.コンテンツがハッキングされ、クローキングされたものをGooglebotが読んでいると考えられ、そうであれば悪影響があるケースはなく、放置しても問題ないと思われる。
上位表示されているなどの場合には海外サイトがハッキングされていることが考えられるのでスパムレポートを送るとよい。

Q.重複による自動ペナルティ対応について

A.ユーザー側で自動ペナルティは判別が難しいはず。質問者の例が示されておらず詳細不明

Q.Googleマイビジネスの口コミを自サイトに引用可能か

A.基本的にはGoogleマイビジネスに問合せください

Q.SSL化によりサイトリンクが生成されなくなった

A.サイトリンクはGoogleが決める。
表示されるかどうかは別として特に見てほしいコンテンツはカテゴライズ、フィーチャーしておく

Q.ローカルパックへの掲載はサーチコンソールの平均掲載順位に記録されるか

A.カウントされる

Q.GooglebotのViewportの高さは?

A.URL検査ツールなどを使ってみれば推定できるのではないか

Q.Googleが唱えるエコシステムとは

A.ニュアンスは人によって違う可能性がある
・ものの全体がみんなハッピーで持続可能な状態(エンジニアとかウェブマスターとか使う人とか)
・ウェブのエコシステムであれば、いっぱいのサイトやプラットフォームやソーシャルメディア。コンテンツオーナーが多くの人に見てもらって、収益を得る。googleはそれをつないで、サイトオーナーがさらに利益を得るような状態

Q.Podcastは以前から公開されていたのではないか

A.質問のとおりで、去年とあまり変化はない

Q.Discoverの画像は固定のもので大丈夫かどうか

A.問題ない

Q.サーチコンソールの内容がおかしい。カバレッジでは未登録なのに、URL検査では登録済みと出る

A.タイムラグの問題。info:についてはサポート終了済みなのでURL検査ツールを使ってほしい

Q.インデックスが減少している

A.質問者の例では、売り切れた際に「商品がありません」が表示された場合に、ほかのページと同じコンテンツを返していると判定された可能性がある。商品がなくなった場合にも画像や値段などは落とさないようにするとよい。

Q.リダイレクトが反映されず、「重複しています。送信されたURLが正規URLとして選択されていません」とメッセージが出る

A.サイトマップで非正規のURLを送信している可能性がある

Q.クロールエラー「送信されたURLのクロールに問題があります」がホスティング会社に問い合わせてもGooglebotのアクセスがなかったことがわかり、原因が特定できない

A.質問者の例はGoogle側でも検証中

Q.サイトマップを送信しても「検出-インデックス未登録」になり、なかなかインデックスされない

A.質問者の例はGoogle側でも検証中。ひとまず重要なページからURL検査ツールで送信するとよい

次回のウェブマスターオフィスアワーは8月上旬予定とのことです。

   

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    執筆者 / 監修者

    ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社取締役 社長ねぎお社長 (根岸雅之)
    サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

    1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

    SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

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